ライブドア | サムライ時計師スイスで修行してきました!

サムライ時計師スイスで修行してきました!

スイスといえば自然、銀行、そして時計。
いやいやそれだけではありません。
ハイジの故郷は、実はこんな国なんです。
(ヨーロッパ 海外 海外生活)
そして帰国しました。

日本ではライブドア騒動で日経平均株価が大幅に下落した反動により、
19日の東京株式市場は取引停止ラインにせまる勢いだった。
ライブドア株自体はストップ安に加え売り注文が残っている状態だという。

日本経済はこれからも不安定な動きをするのではないかと指摘されている。

当然、スイスは金融業が盛んなため、
日本をふくめた世界の経済情報がすぐに入ってくる。

今日のLe Matin(ル・マタン紙/新聞)では、
「La panique generale a la Bourse de Tokyo contamine les autres marche」
(東京証券取引所における全般的な混乱はほかの市場に悪影響をおよぼす)

と、写真付きで紹介されていて、アジアはもちろんのこと、ヨーロッパやアメリカにも被害が
飛び火すると記事にあった。
そのことから、やはり今の日本の株式市場は外国人資本家によるところも大きいことがわかる。
たくさんのスイス人もおそらく日本に投資していることであろう。

それが市民レベル、生活レベルになるとどうなるか。
そして特に日本人がヨーロッパにいた場合に影響がでてくるのか、 というと。

ここ数年でスイスフランやユーロが高くなっている現実を考えてみると、
私が初めてスイスに来た2003年頃は1スイスフラン=83円程度であったのが、
今は90円をこえている。
友人に言わせると5年前は70円台だったそうだ。
ユーロは1ユーロ=140円をこえている。

これには参る。

というのも最近私は週末に、大型のショッピングセンターやスーパーで
1~2週間分の買いだめをしている。
やはり平日はなにかといそがしいのでゆっくりと買い物をすることができないからだ。
週末ならばゆっくり休んで「さあたくさん買い込むぞ、疲れたらCafeで休憩だ」
という風に気持ちにゆとりもある。

ジュネーヴはフランスの国境まで車で20分程度。
しかも街が湖をのぞいてフランスの領土に囲まれているため、
少し足を伸ばせば、そこはフランス。
他国のいろいろな街のスーパーを訪れるのも楽しいし、
品揃えもスイスと全然ちがう。
肉類、野菜、パン類、お菓子類、飲料、酒、、、。
さすが食の国。
ボリュームと安さ、おいしさをスイスと比較すると、
なかなかコストパフォーマンスに優れているのである。

ただ、フランスの場合貨幣がユーロ。
私は通常スイスフランで生活しているが、両替するにはレートがよくないことと、
日本円から支払いたいという理由、さらには、両替が億劫であることから、
店ではカードで支払いをすることが多い。
盗難・トラブル防止のため、現金をあまりもちあるきたくないということもある。

日本円が弱くなると、その分レートが悪くなり、翌月の支払いが損した気分になるのだ。
スイスフランもあがれば同じこと。
経済の影響はこんなところにまで来ているのである。

セコイと言わず、考えて買い物をすることって、大事なことだと思うんですけど、
どうでしょう?