円安が止まりません。17日夜に成田空港でスイスフランを3万円分購入しましたが、1スイスフランがなんと181円でした。1ユーロは172円。2014年に私がジュネーブに派遣されていた頃、1フランは118円くらいではなかったでしょうか。1ユーロは140円くらいだったような。スイスはもともと物価が高く、外食などするとびっくりするくらい高いのですが、円安でますます高く感じます。

 レストランで食べるとどうしても食べ過ぎてしまうし、なによりも高額になってしまうので、昨日はManor (マノール)というデパートの屋上カフェテリアでランチを食べました。お皿の大きさで値段が異なる野菜料理のバーで中皿を選び、温かい野菜料理、チーズなどを盛りつけます。中皿で11.50フラン(約2000円)。やれやれ、これくらいならなんとか…。

 

 カフェテリアから下の階に降りると、なんとそこは日本のバンダイによる「ガシャポン」コーナー。日本の唯一の希望はこのようなおもちゃやゲーム、アニメでしょうか。がんばれ!ガシャポン!

 

 マノールの1階に「スイスチョコレート」コーナーを見つけ、いつも日本へのお土産に買うVillars (ヴィラール)のチョコレートボックスを買おうとして目が飛び出しそうになりました。以前は15フラン程度だったのが、21フラン(約4000円)になっていたのです。

 

 

いくらなんでも高すぎる!しかし、これは円安のせいだけではなく、世界的にカカオ豆が天候不良のために大不作だと新聞に載っていたので、カカオ豆の不足と、ウクライナ紛争によるエネルギー費、原料費の高騰なども重なっているのでしょう。

 いやはや、近い将来に円安傾向が止まるとも思えないし、ウクライナ紛争の終わりは全く見えないし、日本からの旅行者にとっては戦々恐々の日々です。