今、イスタンブール空港でこのブログを書いています。成田を10時に出て、イスタンブールに早朝4時に着く飛行機に乗りました。これで3回目くらいです。夜日本を出る便だと、一日買い忘れたものを買ったり、家を片付けて出たりできるので、大変便利です。


フェルネーで今年5月頃に買った小型のスーツケースが早くも壊れたので、日本で軽いのを買いました。それにいろいろ食料だのコンピューターだのを入れたら重くなってしまいました。


機内持ち込みできるサイズなので、持って入り、座席の上の物入れに入れたのですが、重かったのでキャビンアテンダントさんに手伝いを頼みました。


さて、飛行機が離陸して水平飛行に入り、ベルト着用サインが消えたので、さっそく仕事をしようと、コンピューターを取り出すために物入れを開けました。自分のスーツケースを引っ張り出そうとしたのですが、ほかの人の荷物がいっぱいに入っていて、なかなか出せません。


アテンダントさんは食事の準備で忙しそうです。「荷物取ってください」なんて言い出しにくく、自分で頑張って取ろうとしたのですが、思い切って引っ張った拍子にスーツケースが飛び出し、あーれー!ポーパーイ!たーすけてー!という間もなくスーツケースごと床にドッスーンッと落ちてしまいました。


その時、通路を挟んだ隣の座席の肘掛けにしたたかに背中を打ち付け、床に落ちた拍子には腰を打ち付け、あまりの痛さにしばらく殺虫剤をかけられたゴキブリのごとく(そういえば、ジュネーブでは絶対見ない)ひっくり返ったまま身動きできませんでした。


周りの人がびっくりして、飛んできたイケメンのアテンダントさんが助け起こしてくれたのですが、息も苦しくて、「これはもしかして骨にひびでも入ったか?」と思ったのですが、しばらく座っていたら楽になってきました。周りにも迷惑をかけてしまいました。いやはや、いやはや。


しばらくすると「打ち身」の痛みがあちこちに…。背中はもちろん、腰、腕、足のところどころが痛み出しました。こんなにあちこちぶつけたのか、と自分の不注意にあきれました。なんで、私ってこんなに不器用なんでしょうか。


これは回復に1週間くらいはかかりそうです。今からジュネーブに飛び、恐る恐る自宅の玄関のドアを開けて冷蔵庫の周りが水浸しになっているのを大掃除しないといけません。今から目の前が暗くなってきました。


ところでアパートは、近所に住んでいる職場のインターンの女性が、「問題なく建っていますよ」とメールで教えてくれたので、今のところはまだ火事にはなっていないようです。ホッ。


どうか、明日の朝電気屋さんがきたらちゃんと漏電のチェックをしてくれますように。


ウサギ