今日は朝から肌寒い日でした。


朝の内はまだ日差しがありましたが、午後から雲が多くなり、ホテルに帰るころには風が強くなりその風も冷たくなってきました。



朝の内に、職場の近くの八重桜を写真に撮りました。花房が重そうに垂れさがり、ハラハラと花びらが散ってなんともきれいです。この桜の美しさ、スイスの人たちのもわかるのかなーと思いましたが、どこの桜の下でも誰かが佇んでいるのを見たことはないので、日本人の感覚とはやはり違うと思います。桜に対する日本人の思いは何か特別なものがありますね。


きっと皆さん日本ではお花見を楽しんでいらっしゃることでしょう。




さて、先週の金曜日にクアラルンプールにお給料と赴任手当についてのメールを出してから今日で1週間です。今日、秘書のEさんに、「何の連絡も来ないんだけど」と言うと、Eさんは非常に心配して、「ちゃんとお給料が振り込まれるか、確認のメールを出した方がいい」と言い出しました。うううっ昨日、N大学のN先生から「お給料は振り込まれるから大丈夫」と太鼓判を押してもらったのに、Eさんは私の部屋に来て職場のウェブを開けて、「このウェブ上にあなたの情報が出ていないから、確認したほうがいい」というのです。

なんてことでしょう!ちなみに、最近私は昔子どもの頃見たポパイのアニメーションをよく思い出します。なぜかというと、ポパイが毎回必ず頭を抱えて「なーんてこったい!」と叫ぶでしょう?私も毎日のように「なーんてこったい!」と叫びたいことに出会うのです。そのたびに、「ポパイがそんなこと言ってたなー」と思い出すのです。ポパイはほうれんそうを食べればなんとかなりましたが、私の職場はほうれんそうを食べたくらいではなんともなりそうにありません。


何しろ、私がジュネーブに来たのが3月3日(月)でしたが、それまでメールでいろいろやり取りしていたEさんが、「まだ契約が完了していないからここに来てもしょうがないかも…」と言い、なーんだ、と思いましたが、彼女が言うには、「本来なら私があなたの赴任のいろいろな準備をするはずなんだけど、人事部が突然私をその人事の担当から外したの。2週間前のことよ。だから、私はあなたのWhite page(ホワイト・ページ=電話帳、つまり、職員名簿)にアクセスできないの。あなたのいろいろな準備をするのはこの本部にいる人事担当秘書のMという人よ。きっとちゃんとやってくれるから大丈夫」とのことでした。


ところが、その次の週、「Mさんは病欠中で、3月19日まで不在ということがわかった。だから私たちでできることはやるから」と言われ、同じ部の同じ名前のE2という秘書と二人で赴任手当の精算などやってくれることになりました。しかし、この職場の問題は、ある程度まで本部でやっても、最終的にはクアラルンプールの人事部でないとできないことです。それで、先週の金曜日に、クアラルンプールに「M不在のため、これこれの手続きをしてください」というメールを出したのですが、担当であるはずのクアラルンプールの秘書Jからすぐに自動返信が来て「3月17日までお休みでーす!お急ぎの方は、秘書Uにお願いしてね!」というのです。しかたなく、秘書Uにも同じメールを送り、ccで秘書Jにも送っておきました。「私の赴任手当を早急に振り込んで下され」というメッセージを添えて。


しかし、この一週間、JからもUからも、無しのつぶてです。

ここでは誰も信じてはいけない、ということをすでに学習していた私は、このまま何もしなければ、お給料は振り込まれず、アパートの契約金が払えない、という不安をひしひしと募らせ、今日秘書Eに「何も返信が来ないんだけど、クアラルンプールに督促のメール出した方がいいんじゃないかしら」と聞いてみたのです。


すると、秘書Eは「たしかに、何も返信が来ないのはおかしい。手続きが進んでいないようだから、ヘルプデスクに電話して、秘書の内一人に連絡したら?」と言うのです。「いやいや、私が電話しても、ここの仕組みがわからないので、お願い、あなたやってみて」とお願いし、電話してもらいました。

(すいません。ブログの調子が悪いのでここでいったん切ります。続きはのちほど)ウサギ