9月16日 聖書に出てくる「アレオパゴスの丘」に登る
パルテノン神殿から降りてくる途中、なにやら多くの人が登っては降りてくる小さな丘を見かけました。「るるぶ」によれば、なんと聖書に出てくる、聖パウロがギリシャで布教活動をしたことで有名な「アレオパゴスの丘」なのでした。といっても、私は聖書には詳しくないのでよくわからなかったのですが、同行した同僚はクリスチャンで、スマホでいつも聖書が読めるようにアプリ?を入れていて、「ほら、聖書に出てくる」と見せてくれました。「ホーッ!」なんだか相当にすごい丘のようです。案内板には、聖パウロが皆さんに布教活動をしている絵が紹介されていました。丘といっても全体に岩または大理石でできているようで、階段は作られていますがとても登りにくそう、というか危なそうでした。でもたくさんの人が登っていくので、私たちもせっかくだから、と登ることにしました。階段を上り、ボコボコの岩や大理石が突き出ている丘の上に登り、パルテノン神殿の丘を見上げました。同僚によれば、パウロは当時ギリシャの神々を信仰していた人たちに向かってギリシャの神を否定し、キリスト教を布教したのだそうで、命がけの布教だったと思われます。その決死の行動によりギリシャにもキリスト教が広がったのでした。いやはや、すごい歴史の現場に行ってきたものです。また恐る恐る岩場を歩いて地上に戻り、晩御飯を食べに行きました。歴史に圧倒されてヨロヨロのウサギ