今日はムシムシします。

この湿気は苦手です。

梅雨があけて、空気がカラッとしてくると

暑いのは暑いのですが、

湿気がないのは嬉しいぞ。

やがてくるそんな熱い夏の日は

も少し歩くと干物になるなぁとか思いながら、

歩いて5分もかからないスーパーへ出かけたりしてた去年のこと。

 

でもね、そんな熱風も、

「この風はサンタモニカから吹いてきているのよ~!」

そう思おう、と言い聞かせ、

言い聞かせれば、そんな気になってなってきて…。

行ったことのないサンタモニカ。

もう行くこともないサンタモニカ。

 

片蔭を日傘をさしてとぼとぼと歩いているおばあさんが、

そんな妄想を抱いていると誰が思おうか!

 

*

 

ということで、梅雨入り前の妄想はほどほどに、

久々に俳句2句できました。

 

仏壇の隠るるほどにあぢさゐを

 

自画像をおつさん描きあげ桜桃忌

 

太宰治が玉川上水に入水したのは

1948年の6月13日もしくは14日と見られていますが、

遺体が発見された19日を忌日としています。

昭和23年ですよ、当時の新聞はにぎわったでしょうね。

まさに夜明け前、こんな世があけるとはつゆ知らず…。