1週間前のことです。
我が家にきた俳句のお仲間が、
たまたま椅子の背にひっかけていたネコ柄の袋に目をとめて大興奮!
あまりのはしゃぎように私、タジタジ。
彼女はとってもネコが好きで、もちろんネコを飼っているんですが、
ネコ好きというのはネコ柄の袋であっても同じなんだと妙に得心してしまいました。
その袋というのは、もう六年くらい前になるかしら、
妹が帰国して私のうちにいたとき2人で布地を買いに行って作った袋でした。
妹のうちにはミーナという太った灰色のネコがいて、
だから妹は数ある布地のなかから目ざとくその布地を見つけたのです。
「あ、ミーナがいる!」って思ったのでしょうね。
ついでにそのミーナの話をしますと、彼女は引きこもりのネコで(一度だけ外に出て大変な目にあったらしい)、生涯をうちの中だけで過ごし、妹家族に愛されて終えました。
ええ、もうミーナは老衰で死んでしまったのです。
で、その時わたしは他の柄でもよかったのですが、
つられて同じネコ柄を買って、
図書館用の袋を作ったのです。
大型本も入るよう大きめに、しっかり縫って。
で、その後は新型コロナで図書館にも行かなくなって、
あまり使ってなかったその袋、久しぶりに図書館に行ったので
出しっぱなしにしておいたのです。
彼女が帰ってから袋を見ていて、ふっと思ったんです。
こんなに愛される袋があるだろうか、
私が持っているより彼女がもつほうが袋は生きるんではないか。
それで彼女に「お古だけど使ってもらえないかしら?」ってメールしました。
彼女から速攻「眺めているだけでもご機嫌になりそうです」と返信。
それでもらってもらうことにしたんです。
袋を洗濯をして 糊をつけて アイロンをかけて、
どうたたもうかと思案して、
引き出しにあったリボンをかけたらこうなりました↓
まぁ、まるでうちのかわいいネコちゃんが、
もらわれていくようではありませんか。
かわいがってもらいなさいね。(グスン)