定点観測の桜、

今日はもう散り始めていて、

満開です。

 

あっという間でした。

 

一句作ってみました。

ふるへつつ雨にいぬ去ぬさくらかな

 

「いぬ」は古文でならいましたね。

「死ぬ」「いぬ(去ぬ、往ぬ)」って。

なつかしくて使ってみました。

「去っていってしまう」がたった二字で表せます。

 

もっとも「いぬ」も祖母の時代の人は普通に使っていました。

広島人ですけれど、こんなふうに↓

「あんたはもういぬるんの?」

=「あなたはもう帰ってしまうの?」

 

手放してはいけないもの、

たくさんありますね。