『三光院・香栄禅尼の精進豆料理』

という料理本がありまして、

それを処分しようかと思って

中をペラペラ見ておりますと、

・・・なんと なんと

こういうお料理がなにやら親しいお年頃になっているのに気づきました。

 

それにね。

ぱっと開いたページにあったお料理、

その名も「インドのうさぎ」!

うさぎさんですよ。

そう、昨日の前世診断で、

私は前世「月のうさぎ」と診断されたばかり。

とすると、やはりあれはAIなんかではなく、

ameba事務局に期間中は前世診断士がつめていて

いちいち占っているのであろうかと思った次第…。

(だから「月のうさぎ」なんて前世診断なんですよという声が…😆)

 

で、その禅寺の「インドのうさぎ」なんですが、

香栄禅尼の創作ということでございます。

しめ豆腐に白みそ、砂糖をブレンダーにかけて

スプーンでうさぎさん状にくりぬくというお料理。

(※豆腐一丁で6人分、白みそ大さじ1強、砂糖大さじ1)

よ~く冷やして夏場の青紫陽花が咲く時期だけの一品。

 

 

で、「簡単そう!」と思われたあなた。

チッ チッ チ!でございますよ。

この「しめ豆腐」というのが一手間かかります・・・。

 

【しめ豆腐】の作り方

まず豆腐を水から入れて弱火で30分茹で、

それから布巾で包み網の上にのせ、その上から

まな板をのせ、さらに重しを載せる。

で、要は水分を(やさしく)抜くってことなんですが、

厚みが半分くらいになったらOK。

このまま「豆腐の刺身」になります。

この「インドのうさぎ」という命名ですが、インドに伝わる物語からで、

神に供えるものを持たないうさぎは自身の身体を捧げようと、焚火のそばでぴょんぴょんと三回跳ねて身体についているノミを逃がしたのち火の中に飛び込もうとする。

そこへ神が現れ、うさぎを抱いて月に昇ったというお話です。

説かれているのは献身と慈悲。

 

***

 

「本日の一句」です。(忘れていませんとも!)

いただいた薔薇に小さな蕾がついていたんですが、

これがひらき始めました。

とってもいい香りです。

ほのかなクリーム色の薔薇なんですが、蕾はピンクですよ!

ほら!

 

薔薇香る「十年後はね」と少女たち

 

公園を歩いていると高校生かしら、

スポーツウエアのまま下校中の少女たちが前を歩いています。

さかんにおしゃべりしています。

「10年後はね・・・」とか未来の自分たちを想像して盛り上がっています。

 

どんなオトナになりたいのかな~。

いい未来が訪れますように・・・。

 

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お付き合いいただき

ありがとうございました。お願い