蛙、子どものころは好きだったのに、

大人になったら気持ち悪い生きものになりました。

なぜでしょうね・・・?

あのぬるっとしてそうな表皮?

 

その蛙に目を借りられる、だから春先眠くなるという季語があるのです。

「蛙の目借時」と言います。

なんと俳句らしい季語でしょう。

でも、ちょっと気持ち悪いけど・・・。

正確には、

蛙の目借り時(かわずのめかりどき/かはづのめかりどき) 晩春
【子季語】 めかり時/めかる蛙/目借り時
【解説】 暖かくなって睡魔に襲われる頃をいう。「めかる」とは「妻狩る」の意で、蛙やその他の生物が相手を求めて鳴きたてたりすることをいう。それが目借りと書かれ、蛙に目を借りられ、眠くなる意 となった。

(以上「きごさい歳時記」より)

 

* 

 

しかし、この空想豊かな季語には挑戦したくなります。

ユーモアにはユーモアで応えます。

 

失せものは名乗らぬもので目借り時

 

三択の話ぢゃないの目借時

 

一句目は、実は昨日ミニ盆栽キットをいただきましてね。

小さな鉢、用土、タネ(黒松)がセットしてあるのですが、

このタネの袋がなくなってしまったのです。

テーブル上を片付けるとき、ラップや割りばしなんかと一緒にまとめて捨てたのではないか、そこが一番あやしい。そう思って昨夜ゴミ袋を漁ったのですが見つからず、今朝もう一度ゴミ袋探したら、ありました~!良かった~!!

用土がなくても、鉢がなくてもいいけど、タネがなくなるのはね~(笑)

 

二句目は、もうね、ややこしい話は勘弁して!って句です。

 

 

ところで、これをお読みくださっている皆様。

今回の季語ですが、これフルに使うと9文字になるのです。

すると残りは8文字、これで何が言えるでしょうか。

とっても難しそうです。実際フルに使った句は(めったに)見かけません。

 

そこで、フルではありませんが、試みた結果、

かなりいいセンまでいきました。あと一歩です(笑)

 

借りた目は薄ぼんやりでしょげかえる💦

 

これ、シニアには通じるかしら?

 

あ、でも読まなかったことにしてください。

カエルさん、ごめんなさいね~。

 

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お付き合いいただきコーヒー

コーヒーありがとうございました。