蛙、子どものころは好きだったのに、
大人になったら気持ち悪い生きものになりました。
なぜでしょうね・・・?
あのぬるっとしてそうな表皮?
その蛙に目を借りられる、だから春先眠くなるという季語があるのです。
「蛙の目借時」と言います。
なんと俳句らしい季語でしょう。
でも、ちょっと気持ち悪いけど・・・。
あ
正確には、
蛙の目借り時(かわずのめかりどき/かはづのめかりどき) 晩春
【子季語】 めかり時/めかる蛙/目借り時
【解説】 暖かくなって睡魔に襲われる頃をいう。「めかる」とは「妻狩る」の意で、蛙やその他の生物が相手を求めて鳴きたてたりすることをいう。それが目借りと書かれ、蛙に目を借りられ、眠くなる意 となった。(以上「きごさい歳時記」より)
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しかし、この空想豊かな季語には挑戦したくなります。
ユーモアにはユーモアで応えます。
失せものは名乗らぬもので目借り時
三択の話ぢゃないの目借時
一句目は、実は昨日ミニ盆栽キットをいただきましてね。
小さな鉢、用土、タネ(黒松)がセットしてあるのですが、
このタネの袋がなくなってしまったのです。
テーブル上を片付けるとき、ラップや割りばしなんかと一緒にまとめて捨てたのではないか、そこが一番あやしい。そう思って昨夜ゴミ袋を漁ったのですが見つからず、今朝もう一度ゴミ袋探したら、ありました~!良かった~!!
用土がなくても、鉢がなくてもいいけど、タネがなくなるのはね~(笑)
二句目は、もうね、ややこしい話は勘弁して!って句です。
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ところで、これをお読みくださっている皆様。
今回の季語ですが、これフルに使うと9文字になるのです。
すると残りは8文字、これで何が言えるでしょうか。
とっても難しそうです。実際フルに使った句は(めったに)見かけません。
そこで、フルではありませんが、試みた結果、
かなりいいセンまでいきました。あと一歩です(笑)
借りた目は薄ぼんやりでしょげかえる💦
これ、シニアには通じるかしら?
あ、でも読まなかったことにしてください。
カエルさん、ごめんなさいね~。
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お付き合いいただき
ありがとうございました。