小事を軽んじず
◆あけましておめでとうございます
今年のブログをヒョンビンから始めるとは思っていませんでしたが、
1日にヒョンビン熱愛報道!!(ほとんど結婚報道に等しい?)が出て
去年GYAO!で観た『王の涙 -イ・サンの決断-』を思い出しました。
すばらしい作品でした。GYAO!さん ありがとう!
で、これはここで是非とも書いておかねばと思った次第。
◆この映画で、苦悩する若き王イ・サンを演じたのがヒョンビンでした。
即位後1年のイ・サンは絶え間ない暗殺の脅威に悩まされていましたが、
実際に事件は起きます。
その王暗殺計画である「丁酉逆変」をモチーフにしたのがこの作品。
劇中には『中庸』の23章が出てきます。
最初は家臣団とのちょっとした会話に。
やがて物語が進んでいく中で、
この詩編がこの作品の核になっているのだと気づかされます。
◆中庸 第23章
小事を軽んじず 至誠を尽くせ。
小事に至誠を尽くせば 誠となる。
誠あるものは にじみ出る。にじみ出れば 表れる。
表れれば いよいよ著しく 著しければ 感動を呼ぶ。
感動は 変化を起こす 変化は万物を生育する。
天下において至誠を尽す者のみが 己を世を変えることができる。
◆「中庸」23章、
こういうふうに映画の中で紹介されると生きてくる気がします。
まず、「小事を軽んじず 至誠を尽くせ」ということ。
「至誠」とは、きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。
この詩編が映画の中でどのように扱われるかは
映画を鑑賞してご自身の目でお確かめください。
また、ストーリーもとても切なく、
観て損はない映画です。
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💛 訪問いただきありがとうございました。
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