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二月堂でおこなわれた修二会 お水取り行法へ by 山中コ〜ジ

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人生始めてのお水取り行法へ行きました。
巷では「お水取り」という呼び名で知られている仏教行事です。

会場の二月堂は奈良県 東大寺の更に山を登った所にあります。

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東大寺の裏門に腰をかける彫刻家の貴志カスケ氏。
今回は貴志氏にお呼び頂き行く事となりました。

普通の人より大きめの貴志氏でも、東大寺の門と比べると小さめに見えます。
このスケール感が、なんとも愛くるしく見させてしまいます。

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二月堂へ向かう道中は、色々な建築を見ることができます。
これはお寺の塀ですが、土壁と瓦による横縞模様は見ていて飽きがこない。
人工と自然の中間で、この様な表情になっているよう。
こういう状態になるまでには、数十年から数百年という長い時間、経過しないとできません。
また、現代の新建材ではこれ程までに残らず、残ったとしても写真の様な表情にはなり得ません。
塀をひとつ見ても、時間の経過には、どのような意味があるのかを考えさせられます。

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二月堂に到着すると、既に人だかり状態です。

この日の為に用意されている松明が、並べられています。
京都に生まれ育った僕にとっては、竹の芯で出来ている松明を見るのは始めてで、何とも不思議な松明に見えました。
この松明の理由は、実際に火が点いてから分かるのですが、とてもプリミティブな印象を受けるものです。

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この仏教行事にプリミティブな印象を持つ事は間違いない事実でしょう。
ご存知の通り、京都に都が移るまでは奈良に都があったため、どこか似ている空気を感じます。
その空気感の中でも、どこか親しみ易いというか、我々のような観光客に対してもフレンドリーに話しかけてくださる二月堂のスタッフや、地域の方々とふれあうと、京都にはこの優しさが欠けているように感じます。
優しい様で、どこか線をひいているのが、誰にでも悟られているのが京都。。
それに比べて、懐の深さを感じさせられます。

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開始までには時間がかかるため、名物のうどんを頂く事に。
このうどんは”二月堂うどん”と言い、具にはきつねか山菜が選べます。
山頂で頂くにも関わらず、一杯500円ととても安い。
この金額ひとつしても、京都とは比べものにならない親近感。
京都の観光地で、しかも年に一度の大イベントとなれば、一杯850円は最低限取るのが京都。
比べれば比べる程、住みにくい町に住んでいる事を知らされます。

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食事を終えて外に出ると、そろそろ日が暮れかけています。
高い建物が建っていない奈良です。
生駒山に沈む夕日と、奈良市内の街並。東大寺の屋根のシルエットが何とも美しい。
そんな風景をじっと見つめていると、奈良に都があった時代をイメージさせてくれます。

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いよいよ松明に火が灯され、二月堂の上から火花を散らした松明が掲げられます。
とても激しく飛び散る火花を下から見ていると、寒さも忘れてしまう迫力です。
本当は火花をかぶった方がご利益があるとされているのですが、あいにくそこまでは近づけずじまいで、少し遠くから眺めていました。

この松明による仏教行事は1621回も続けられているらしい。つまり1621年前から一度も絶やす事無く続けられた宗教行事です。
何世代にも渡り続けられている事自体に、絶対的な意義を感じさせられます。
松明が終わると、二月堂では僧侶による行が始まり、一般客もお堂の中に入れます。
そのお堂は中心に僧侶、それを囲むようにして男性のみ入れる空間、更にそれを囲むように女性も入れる空間と、3層に別れています。
男女差別を肯定している訳ではないですが、このしっかりとした決まり事が守られている事自体、観光行事ではなく、宗教行事である事を一層感じさせられます。
この日の行は午前2時半まで続くとの事。

仏教とはどう言う事なのか。
1621年も頑に守られ続けている、厳しい行事の意義深さを感じさせられました。


二月堂 修二会 お水取り行法について詳しくはコチラ




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敷地と建築のスタディー模型を制作する事で得られること by 山中コ〜ジ

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現在、群馬県館林市で計画中のイタリアンレストランのスタディー模型を制作しました。
今回制作したスタディ模型は、建築全体のボリュームを削りだし、更に構造フレームの位置に従いカットしていきます。

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カットすることで現れる断面に、構造フレームが入っていきます。
今回検討した構造は、直角に交差するフレームではなく、設定値を予め決めて交点を結ぶことにより出来るランダムなフレームによる構造体です。
直角に交差する事に比べ、様々な角度で交差するフレームは、様々な角度から受ける応力に対し、建築の変形を防ぐことができます。

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また、構造フレームの場所や形状を検討する為に制作した模型ですが、模型を見ているうちに色々な可能性について、気がつきます。
それは、構造体としてスライスされた断面と、残った塊についてです。
フレームと言う概念を捨て、スリットとボリュームと言う見方をするだけで、独特のシークエンスや、ボリュームが生まれ建築の可能性は膨らみます。

そのような、ひとつのスタディー模型を作るだけでも、多くの可能性について気がつくことができることも、スタディ模型を作る事の意味と言えます。

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そして、もうひとつ面白い発見をしたのは、敷地模型を並べる事で分かる建築の密集度です。
手前は東京都練馬区で計画していた住宅の敷地模型。
真中は群馬館林市で計画中の敷地模型。
奥は京都市上京区で計画中の敷地模型。
我々は建築の計画を始める際は、必ず1/100スケールの敷地模型を制作する事から始めます。
それは、建築を設計する環境がどう言った状況なのかを把握する為です。

そして、これまで作って来た同スケールの敷地模型を見比べる事で、これまで経験して来た敷地のスケールや隣地との距離、環境について等、取り組む物件と以前の物件との差異から、色々な目測や仮定を立てる事ができるからです。
その為にも、非常に重要な1/100スケールの敷地模型です。

見比べると、用途地域が違うため、密集度については比べようがありませんが、計画中のシバヤマンションの敷地は、本当に住宅や集合住宅が密集していることが理解できます。

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それぞれに与えられた敷地の予見を、我々は如何に読み解き、イノベートできるかについて、議論し模索していかなければなりません。
そんなプロセスこそが、建築の新たな可能性を生み出す原動力に繋がる事と期待できます。
現在、我々が取り組んでいるどのプロジェクトでも、今からとても興味深いプロジェクトであると実感しています。


今後のproject KAZについても、徐々にレポートできればと考えています。


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シバヤマンション



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このパンフレットでは、GENETOが取り組む姿勢や長所、どういったプロセスで設計をしているのか、費用はどれくらいか。
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また、竣工直前の様子を撮影した動画もございますので、ご興味のある方は是非ともご覧ください。




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