毎年恒例となった上野周辺探索 上野公園編 by 山中悠嗣
上野についての後編です。
公園や広場というものについていろいろ考えさせられることがおおい今年の上野でした。
上野公園は、JR上野駅のすぐ横に広がる公園で、美術館やお寺なども含んだ大きな公園です。
ここにくると毎年思うのですが、東京の公園はどこも大きくてしっかりと人が集まれる場所を形成しているように思います。
京都には、大きな公園があまりなく、人が集まるのは街中という構造を持っているように思います。
都市の規模も、人口も違うのですが京都から東京に出てきてそういう違いを大きく感じます。
しかし、この公園の空の広さはなんだか気持ちがいいです。ここにくると東京の街並みから離れられるので落ち着ける場所でもあります。いまは、噴水は壊されて新たなものに整備中らしいです。
コチラは、不忍池。水面が部分的に黒くなっています。これは、周辺に建つ高層マンションの落とす影です。この辺りは、周囲をビルに囲まれているためこういった状況になりがちです。池に落とす影を見たときは少し悲しい気持ちになってしまいました。
そして、ここからもしっかりと見えているスカイツリー。まさにランドマークとして存在しています。こうしたランドマークのあり方は、重要に思えてくる今日この頃です。
ちょうど今、京都である計画をしているのですが、京都ではランドマークといえば比叡山という山があります。この山が京都市の東に位置するということを私たちは小さい頃に親から教わります。そして、京都市内のどこからでも見える比叡山を見て、自分が今どのあたりにいて、どちらを向いているのかを把握します。そうした存在の大きさに気付かされたので、スカイツリーの見える範囲の人はこれをもとに場所の把握をできるということになると思います。しかも、これだけ巨大なものができることで得られる地域のまとまりなどは力を与えられるように思いました。
上野を元気づけているものは今はもう一つ、パンダの存在が大きいようです。至る所でパンダをモチーフにした商品や看板を目にします。
この日は休みだったのですが、パンダ人気もまた地域のまとまりを作る要素のように思えます。何らかの要素を持ち込むことで、地域がまとまりを持つということに非常に興味を持っています。そのまとまりのもとの作り方として、京都で計画中の老舗料亭 八百忠の計画を通じていろいろ考えさせられることが多いです。
前日まで降っていた雨が水たまりを作り、そこにも空や木々が映り込み、こういうところでたまにはゆっくりとしたいと思える空間でした。こういった空間づくりを心がけたいと素直に思える風景です。
最後に東照宮を紹介します。去年はその存在に気づいていなかったのですが、今年は、足を運んでみました。そして面白い光景にでくわしました。
この写真で見るともうお気づきかと思いますが、長い参道の入口あたりで見ていると、違和感を感じつつもその真相を探らずにはいられませんでした。
現在の東照宮はこんな感じです。お賽銭箱はこのスクリーンにも写されていて二つあるように見えたり、ここまでして工事中の境内を隠しつつ装う必要があるのか疑問に思うところではありますが、配慮の方法はさまざまだと思わされました。
様々なことを見せてくれる上野では、発見が凄く多いです。最初の話に戻りますが、人が集まれる公園が持っているまとまりのようなものが心地良く思いました。
これほど大きなまとまりを作るということはたぶん不可能で、このまとまりの心地良さを残したいと思う人達が作り出したのだろうと思います。
そこに、どんどん開発行為が入り込んできていて、どこまでこの環境を守れるか。今後の上野には注目です。
街の魅力、公園や広場の魅力について考えさせられる上野です。
GENETO
山中悠嗣
公園や広場というものについていろいろ考えさせられることがおおい今年の上野でした。
上野公園は、JR上野駅のすぐ横に広がる公園で、美術館やお寺なども含んだ大きな公園です。
ここにくると毎年思うのですが、東京の公園はどこも大きくてしっかりと人が集まれる場所を形成しているように思います。
京都には、大きな公園があまりなく、人が集まるのは街中という構造を持っているように思います。
都市の規模も、人口も違うのですが京都から東京に出てきてそういう違いを大きく感じます。
しかし、この公園の空の広さはなんだか気持ちがいいです。ここにくると東京の街並みから離れられるので落ち着ける場所でもあります。いまは、噴水は壊されて新たなものに整備中らしいです。
コチラは、不忍池。水面が部分的に黒くなっています。これは、周辺に建つ高層マンションの落とす影です。この辺りは、周囲をビルに囲まれているためこういった状況になりがちです。池に落とす影を見たときは少し悲しい気持ちになってしまいました。
そして、ここからもしっかりと見えているスカイツリー。まさにランドマークとして存在しています。こうしたランドマークのあり方は、重要に思えてくる今日この頃です。
ちょうど今、京都である計画をしているのですが、京都ではランドマークといえば比叡山という山があります。この山が京都市の東に位置するということを私たちは小さい頃に親から教わります。そして、京都市内のどこからでも見える比叡山を見て、自分が今どのあたりにいて、どちらを向いているのかを把握します。そうした存在の大きさに気付かされたので、スカイツリーの見える範囲の人はこれをもとに場所の把握をできるということになると思います。しかも、これだけ巨大なものができることで得られる地域のまとまりなどは力を与えられるように思いました。
上野を元気づけているものは今はもう一つ、パンダの存在が大きいようです。至る所でパンダをモチーフにした商品や看板を目にします。
この日は休みだったのですが、パンダ人気もまた地域のまとまりを作る要素のように思えます。何らかの要素を持ち込むことで、地域がまとまりを持つということに非常に興味を持っています。そのまとまりのもとの作り方として、京都で計画中の老舗料亭 八百忠の計画を通じていろいろ考えさせられることが多いです。
前日まで降っていた雨が水たまりを作り、そこにも空や木々が映り込み、こういうところでたまにはゆっくりとしたいと思える空間でした。こういった空間づくりを心がけたいと素直に思える風景です。
最後に東照宮を紹介します。去年はその存在に気づいていなかったのですが、今年は、足を運んでみました。そして面白い光景にでくわしました。
この写真で見るともうお気づきかと思いますが、長い参道の入口あたりで見ていると、違和感を感じつつもその真相を探らずにはいられませんでした。
現在の東照宮はこんな感じです。お賽銭箱はこのスクリーンにも写されていて二つあるように見えたり、ここまでして工事中の境内を隠しつつ装う必要があるのか疑問に思うところではありますが、配慮の方法はさまざまだと思わされました。
様々なことを見せてくれる上野では、発見が凄く多いです。最初の話に戻りますが、人が集まれる公園が持っているまとまりのようなものが心地良く思いました。
これほど大きなまとまりを作るということはたぶん不可能で、このまとまりの心地良さを残したいと思う人達が作り出したのだろうと思います。
そこに、どんどん開発行為が入り込んできていて、どこまでこの環境を守れるか。今後の上野には注目です。
街の魅力、公園や広場の魅力について考えさせられる上野です。
GENETO
山中悠嗣
