第15期 京都アートカウンシル総会へ by 山中コ〜ジ
第15期目となる京都アートカウンシルの総会へ出席ました。
会場となった木屋町のインドネシア料理店 HATI HATIには、数十名のカウンシルメンバーが集いました。
総会では、毎年色々な議題について話し合われる訳ですが、入会して数年になりますが、顔ぶれはなかなか変わりません。
今回出席した最大の目的は、AS2と京都アートカウンシルが、震災復興のためにコラボレーションすることができるかという点を打診するためでもありました。
AS2メンバーとして、カウンシルメンバーとして被災地に行った経験から、被災地の状況を伝え、何か互いに協力し合える関係を模索出来ればと考えています。
ちなみに、ほとんどのメンバーが70歳や60歳で、平均年齢55歳くらいの超高齢団体ですが、pivotoのミスター(辻井啓司)も幹事として入会しています。
しっかり働いているかどうかは別として。
京都アートカウンシルを実際に仕切っているのは、70歳くらいのいわゆる重鎮達です。
このお年寄り達にとっては今年で15期を迎える京都アートカウンシルの、15周年記念事業をどうするかに目下焦点が集まっています。
また、幹事の運営姿勢についても厳しい注文が付けられる等、見ていて気の毒な状態。
確かに至らぬ点はあるんだろうけど、現代の日本社会が抱えている状況と、高度経済成長期の日本社会の状況とでは、比べる事もできないのに、今の世代がでやっている事と、自分たちの過去とを無理矢理比較して考えているから辻褄が合わない。
総会のやり取りを側で聞いていて、これではどこかの国の保守政党か革新政党のご重鎮達がノサバリ過ぎて、若手が現代にあった政治ができない状況と一致しているんだろうと、苦笑いの連続。
ちなみに、この京都アートカウンシルの重鎮達には、僕自身可愛がってもらっており、彼らに教えられる事も多々ありで、全てを否定している訳ではなく。むしろ感謝する事の方が多いことも事実です。
ただ会の運営となると、なかなかジェネレーションギャップは埋められないということ。
最近個人的に感じる事は、プレーヤーになればプレーヤーにしか経験したり、判断したり出来ないことがあり、時には盲目的になりすぎて周りとの整合性が取れないこともあるが、そんなプレーヤーが居るから世の中は動いているということ。
そんなプレーヤーを側で見ていて、誤った事をしていると感じれば、先ずは自分もプレーヤーと同じ目線になって状況を精査した上で、新たな可能性をそこから見いだし、違った道を示せば話はそこそこスムーズに行く。
しかし、大抵の場合は自分の思い込みで話をしてしまう。
そこに理想と現実のギャップが生まれてしまう。
悪循環な状況が生まれてしまう。
今の京都アートカウンシルには、そんな状況が渦巻いている気がした。
この状況が続く限り、若い人達は入らないだろうし、優秀な人材は去っていくだろう。
重鎮達も年齢を重ねているので会自体は衰退の一途を辿るだろう。
15年も続いた京都最大のアート団体なのにもったいない。
色々な団体があるが、このような状況を抱えた団体の難しさを感じてしまう。
そしてAS2も同じ様な末路を辿るのかと思うと、どこかできっちりと清算する事も必要なのかとも考えさせられる。
一応、本来の目的を達成するため、僕と門谷和泉で被災地の状況をプレゼンテーションしました。
真摯に聞いていたのは女性会員と50歳代までの男性会員だった様な印象を受けました。
重鎮くらいにもなれば、あまり興味が無いというか、自分たちが何とかしなければならないという感覚にはならないのかもしれない。
それよりも、15周年記念事業をどうするのか。自分たちが残した足跡をどう彩るのかが、目下悩みの種のよう。
そんな彼らが「君ら若い世代が、京都アートカウンシルを牽引して、社会に役立たないでどうする!?」と檄を飛ばしてくる。
これでは、誰のために社会貢献する団体なのかと、首を傾げたくなる。
新しい風は京都アートカウンシルに吹くのか?多分、吹かないだろうな・・・という少し残念な気持ちにもさせられました。
これでは、希少価値となった若い世代のメンバーもいずれは居なくなるんだろうと、少々残念な思いとなりつつ、そうも言っていられないとも思い悩む。
京都アートカウンシルの幹事をされている方々には、後一年是非とも頑張って頂きたいと思いました。
(ミスターにも)
色々な問題はあるものの、京都アートカウンシルのメンバーからも、AS2 specialへの作品提供が多く寄せられそうな気配、また、作品を出さないまでも「購入しに行くから」と言ってくれる方も居たりと、団体ではなく個人レベルでは立派な考えを持ったアーティストが多い事も事実。
そんな方々と話ができ、今回のAS2は是非とも成功させたいと心を新たにするのでした。
僕自身何か作品を出したい気持ちも起こるのですが、建築の設計事務所では売れる様な作品は無く、やっぱり全体のプロデュースに比重をおき、なんとか次回AS2を成功に導かせようと、残された時間で色々とできる事を考えています。
次回 AS2 special ー東北のためにーについてはコチラ←
関連記事はコチラ←
京都アートカウンシル(web site)←
GENETO
山中コ~ジ





