Sarah Wigglesworth Architects 訪問 by山中悠嗣 | GENETO

Sarah Wigglesworth Architects 訪問 by山中悠嗣

ロンドンでの主な活動は、様々な建築家やデザイナーに会い現地の情報をとにかくかき集めると言うことをしていました。
Sarah Wigglesworth Architectsの代表であるSarahは、建築ジャーナルの山崎氏に日本で紹介をしていただき、今回訪問することとなりました。
山下が今回の全てのアレンジをしてくれていたので、話はいろいろ聞いていたのですが実際に現地を訪れて驚きました。
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この本に載っていた家なのです。もう10年前の本で「New Architects2」と言う本です。
何気なく買って、見ていた本ですがそれに載っている作品に出会うとは思っていませんでした。
この住宅は、オフィスと住居を併せ持ったモノです。さらにロンドンの地下鉄でいうところのゾーン2
なのでロンドンの中心に近い立地でもあるのに新築で建てられた建物です。
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写真で見えているボリュームがオフィス部分で左奥が住居部分です。
建築家の自宅兼オフィスと言うことで、様々な実験がされている建物です。
構造や素材など実験の為の施設と言っても良いくらいです。
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迎え入れて貰って先ずは、ミーティングルームに通して頂き、そこでいろいろお話しを伺いました。
Sarah自身もの凄く多忙な方なのに、我々の為にこの日は時間を作って頂き、ロンドンの建築事情や契約のこと、法律のことなどアドバイスをたくさん下さいました。
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話の途中で、一度事務所を見せて欲しいというと快く見せて頂きました。現在もコンペや集合住宅の仕事、海外での学校施設の仕事など本当に多忙な様子がうかがえます。
この事務所も本当に綺麗で羨ましく思うのでした。
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日も暮れてきて、Sarahの旦那様も帰ってこられて食事を頂くことになりました。
ミーティングルームの奥に住居部分がありました。驚くほど大きな建具の向こうに住居が広がっています。
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写真の中央にある壁の様に見える場所が食品収納庫で、自然の冷蔵庫です。このようなECOに対する実験も様々なところで試みられていました。
例えば、屋上は芝生が貼られていたり、外壁にもワラを使っている場所があったりと、見所はたくさんあります。
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左がSarahで右が旦那様です。旦那様は、ロンドンの大学で建築を教えているという方で、この住宅も夫婦の共同設計とのこと。羨ましい限りです。夫婦で一緒に住む場所を考えるなんて、日本の建築家で実践している人は少ないと思います。
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仕事を終えてから、お二人でご飯を作ってくださいました。この日は、クスクスです。
そして、最後にデザートを出してくださいました。
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このデザートは、およそ500年まえから宮廷で食べられていたと言われるデザートだそうです。
このひ、特別に作ってくださいました。
やはりイギリス、歴史の蓄積を感じつつ美味しく頂きました。

日本とイギリスの建築家の位置づけの違いを感じつつ、社会的な建築の位置づけも全く違い、我々GENETOのような事務所ができる背景も日本だからということもありますが、こうして訪れたロンドンで我々の活動の意義を再認識させられました。

また、ほんとにご多忙な中我々にいろいろなアドバイスを下さいましたSarahさんご夫妻には感謝です。

Sarah Wigglesworth Architectshttp://www.swarch.co.uk/


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山中悠嗣