マクベス京都公演を見るため、京都コンサートホールへ | GENETO

マクベス京都公演を見るため、京都コンサートホールへ

GENETO-マクベス京都公演

京都コンサートホールでおこなわれた、「マクベス」京都公演にいきました。
GENETOとして、協力していただけに楽しみな公演でした。

いつもの事ながら、シェークスピア演劇にこれまであまり縁が無く、さらには、建築家 磯崎新先生設計の京都コンサートホールの大ホールに入る事も初めてという、世間知らずの僕にとっては色々と初めての経験でした。

$GENETO-マクベス京都公演

エントランスホールは、ポストモダンを象徴する独特の雰囲気です。
空間の新しさというよりは、様式を彷彿とさせるスタイルを、近代的に表現されているといえば良いのかもしれません。
螺旋状にできたスロープと、ホールの空間体験など、なかなか設計する事が無い建築なので、実体験の空間モデルとして非常に参考になります。

$GENETO-マクベス京都公演

公演準備の合間をぬって、少し見て回りました。
スロープとホールの関係性が、繊細に考えられており、ホールに立ち並ぶ円筒形のエレメントが、上に移動するに従い表情を変えていきます。

写真撮影を許されなかった大ホール内も印象的で、建築全体が大きな床壁天井のダイナミックな構成になっているのに対し、一転して繊細な設計になっています。
特に天井の衣装が実に緻密で、これまでの建築のスケール感を大きく変えています。
また、ホール全体の印象も、奇をてらわない厳かなものとなっていました。

GENETO-京都コンサートホール

いつかは、同じくらいのスケールを持った建築を設計したい。
そんな憧れにくわえ、色々と見ながら自分だったらどんなふうに設計するか・・・様々なイメージが巡ります。

僕が設計している建築とは、規模はもちろんのこと、時代背景や目指している事柄、素材も違うところがあり、同列に比べる事は出来ません。
しかし、建築を設計する際に手がかりとなる要素が、至る所に散りばめられていると感じます。
それだけ、様々な可能性がこの建築には含まれているのだと感じました。

建築の面白さを読み解く鍵は、気をつけて見ないと通り過ぎますが、実は多くあるんだと思います。
様々な視点から、内容を読み解く事が必要になり、僕にも読み切れないところが沢山あります。
それは経験だったり、知識だったり、美意識だったり、天性の感覚だったりします。
出来る事なら、贅沢にできるだけ多くの視点から冷静に建築を捉えてみたい。
そんな欲がでてきます。

そんな事を感じながら、シェークスピアまでの時間を過ごしました。


GENETO
山中コ~ジ