家具家 レポート-06 | GENETO

家具家 レポート-06

明けましておめでとうございます。

岩本邸は、いよいよ我々が特に注意をはらっている家具工事の部分へと入ってきました。

今回の大きなテーマでもある家具がどこまで建築と等価な物になりえるか。

それは建築の代用品としての家具ではなく、あくまでも家具らしい物で建築に働きかけてみたいということ。

大きな家具の上に人が乗る状態があっても良いんじゃないかという好奇心から、家具で構成される大きなスラブを作ってみた。
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我々はその家具を「ボックススラブ」と名付けた。
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実際と近い環境を工房で製作しボックススラブのスタディーを数台作り実験を繰り返し現在の物へと行き着いた。
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求めた物はあくまでも家具でありたいと言うことから軽量(ポータブル)・強度(耐久力)・使い勝手(収納力/転用)の三点であり、それらを満たしたボックススラブは梁から外す事も可能で、床を作ったり無くしたりという作業が簡単にできるのである。
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そうして、建築に起こる時間の経過からくる家族構成の変化や使用目的の変化に対応しようとしている。
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こうした建築や家具に対する新たな実験が、我々の目指す方向性であることは言うまでもないが、貼り上がるボックススラブを見ていると物作りに対する責任感や充実感が沸き上がってくる。

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山中コ~ジ