【2024/05/04のお話】
GWの山形旅行(と言ってもまだ新潟)の2日目の朝。
旅行の朝は早い。
いつもは7時まで寝てるのに(笑)6時過ぎには行動開始する。
燕市の朝の風景。
今日も天気がよさそうで気分も上々だ
朝ご飯はショボくて、あまり食べるものが無かった。
若い子なんか食べるもの無くて、トレー持ったまま茫然と立ちつくしてた(実話)
ということで7時38分、発射オーライ。
燕市から北上して山形に入る。
鶴岡の先のSAにて、ベンチに腰掛けしばしまったり。
天気もいいし、風も心地よかった遥か向こうに月山が見える。
月山は実に神々しく、立ち姿の美しい山だ。
山岳信仰ってのも理解できる気がする。
ここには田村牛乳というお店?の品物がいっぱいあった。
メジャーなのかな。知らんけど
では先を急ごう。
目的地付近。
目的地に着いた。
長閑で、いいところだー
湯殿山・総本寺瀧水寺大日坊、というところ。
仁王門をくぐって、この道の先にお寺がある。
やさしい風の吹くいいところだ。
Nice place… と思わず口をついて出てしまう。
着いた。
早速拝観。
中は撮影禁止だったので、写真は無いけど、まあとにかく素晴らしいところだった。
僕は小学生の頃に一度出会った真如海上人と再び出会えたこと。自分はあれから40年以上歳をとったのに、真如海上人は全く変わらぬお姿だった。お寺のお坊さんからはいろいろ素晴らしいお話しも聞けた。本当に素敵な体験だった。
これだけで今回の旅の目的は8割達成されたと言ってもいい。
湯殿山大日坊、お寺自体は小さいけど日本でも珍しい即身仏がおられる。
それだけで特別な価値のあるところだ。
では帰ろうか。
嫁さんは真如海上人と初対面。対面の瞬間は涙が出たと言っていたな。
そしてドライブを再開。
道の途中、月山ダムに遭遇。
なかなか素敵なダムだった。
近くに寄ってしばし眺めてた。
以前はあれこれ詰め込む弾丸ツアーばっかやってたけど、旅慣れてきたら時間にゆとりのある旅が好きになってきた。プランもあまり立てない。行った先で気になったものを体験する感じ。それが一番楽しいんだよな。
計画していくと期待値が上がるから、期待と実体にどうしても差異が生じる。
旅先で偶然出会ったものは期待値がゼロなので良い思い出だけが残る。
時間に余裕のある旅がいい。
峠のそば屋にてお昼。
お店の横でしばし待つ。
ここでも月山の眺めが綺麗だった。東北は”景色が広い”そう感じた。
蕎麦はめっちゃアルデンテだった。まあいいけど
その後、湯殿山神社へ行こうとするも通行止め。
開山は6月からみたいね。GWには開けといてくれよと思った。
月山湖まで足を延ばしてみた。
ここに向かう途中に噴水が見えたけど、着いたら消えてた。
1時間に1回(15分)噴水が上がるらしいけど、終わったばかりなので1時間待つのもバカバカしいから帰った。
時間に余裕があったので、翌日行こうと思ってた羽黒山神社に行った。
長閑でいいところ。
夕方だったので人出も少なかったし。
あれが本殿かな。
月山神社、湯殿山神社、出羽神社の三神合祭殿。
なんかカッコイイ。
中も素敵だった。
装飾も素敵。
なんかカワイイなとか嫁さんと話しながら鑑賞
それから奥の方へ。
????
ここは期待していたところだった。
こういうイメージ(webより拝借)
卒塔婆と風車がすごいところだって聞いて来たんだけど、
タイミングとかあったのか、ちょっと残念
しかしまあ不思議な空気感の素敵な場所ではあった。
同じ風が吹いてるのに、回ってる風車と回ってない風車があるのって不思議だねと、なんだか命が心があるみたいだねと嫁さんと話しながら歩いた。
その他数多くのお社があったので、ほぼ全て参拝してきた。
今日の旅は終了で、宿のある鶴岡へ向かって帰る。
今日のお宿。
まあ普通のビジネスホテル。
お部屋もまあ普通。
今日の宿は近くに食べ物屋もあったので、ガストにて晩御飯食べれた。
所詮ファミレスではあるけどコンビニ弁当よりは美味しい
今日は予てから行きたいと夢見ていた湯殿山大日坊に行けたってのはよかった。
もっとシステマチックな宗教施設、例えば町全体や周りが全て仏教系のもので占められている地域の中にあるものと勝手な想像をしてたけど、
さにあらずで、意外と周りに民家や農地があって、そこにぽつねんと建っていた。
素朴な佇まいからは土着の信仰というのか、格式ばったものでなくより民衆に近いものだったんだなと感じた。
今日は素敵な体験ができて、いい一日だった。