『三方よし』
この言葉は、近江商人の理念だ。
どんなビジネス(商売)においても原点であり、原則だと思う。
1.売り手よし
2.買い手よし
3.世間よし
という精神だ。
売り手と買い手が良ければ良いのではない、
その取引が社会にも利がなければならない。
だからこそ発展するのだ。
一方、現代においては、
1990年代にインターネットが登場し、
ここ数年ではソーシャルが隆盛を極めんとしている。
これらによって、生活者(消費者)は大きな力を得た。
広告・宣伝やセールストークに踊らされることなく、
自らが手軽に製品やサービスを調べたり、比較することができるようになった。
生活者の知恵は増大する一方だ。
この生活者の購買活動の変化に対し、
大きく下記の4つに手法が分かれたと思う。
1.企業はPUSHパワーを増大させる
2.まやかしの術「なりすまし」や「さくら」戦術を展開する
3.顧客とのリレーションを強化する
4.旧態依然の手法のまま
当然のことながら、
顧客とのリレーションを強化した企業が新たな成功を収めている。
インターネット時代だから、そんな企業の取り組みが様々な方法で調べられる。
僕らは、この手法は取らないことにした。
僕らは、まだ社歴も浅く、顧客の数も少ない。
だから、顧客との関係性を強化するレベルで留まるのではなく、
顧客との信頼関係を基盤として、
顧客とのパートナーシップを結ぶ関係にまで昇華することを目指す。
顧客を自社のパートナーとするために、
僕らは顧客を徹底的に支援することを事業戦略の柱とする。
とてつもなく、高いハードルだが、
よくよく考えてみれば、「当たり前」のことを「当たり前」にやり続ければ、できることだ。
まさに「凡事徹底」だ。
顧客をとことん大事にすることは、長い目で見れば必ず僕らにとっても良いことにつながる。
顧客との絆が生まれたとき、その絆の存在自体が、社会にとっても良いことになるはずだ。
「三方よし」の精神。
本当に素晴らしい理念だ。