タウンに戻ったホシナリ達はイキシアの所へ戻ると、イキシアは新人ハンターと思われる青年と話していた。

「わかりました〜」

「それじゃあアインフェロさん、ガラガラの木はショップエリアにありますからね」
話が終わったアインフェロはショップエリアを探して去っていった。

「あのー」

「お帰りなさい。無事に戻ってきてくれて嬉しいわ。大体は見てたけど、ちゃんとしたハンターになれるよう頑張って!」

「はい!」

「ウェルテみたいな人はごく僅かで、みんな真面目な人が多いから安心してね!」

.。oO(ウェルテさん…酷い言われよう…)

「ハンターにはクエストの他にミッションというのがあって、精力的に活動するハンターにはさらに報酬が貰えるようになってるから慣れてきたら積極的に狙って行ってね。」

「ミッションかー、俺にはまだまだ先の話だなぁー。」

「それと、ハンター組合を通さずに依頼をしてくる闇クエストが少なからず存在するから依頼を受けちゃダメよ!」

「それはどうやって見分ければ…?」

「私からクエストを受けてくれれば大丈夫よ。闇クエストの目的は違法の物だったり危険だったりする事が多いの。それに、ハンター組合の補助がないから何かあった時に助けられないわ。」

「気をつけます!」

「それじゃ、皆さんに新人ハンターとハンター見習いになったお祝いにこれをあげるわ。」

「おおお!かっけぇー!こんなオシャレな服貰えるなんて!」

「普通の服なんだけど…喜んで貰えて嬉しいわ。それとこれ」
イキシアは虹色に輝くコインを3つずつ渡した。

「これは…?」

「これはスペシャルコインと言って、ガラガラの木で使うアイテムよ!」

「ガラガラの木?」

「ここにもガラガラの木があるのか。」

「ガラガラの木は、かつてこの世界の神様が植えたと言われる不思議な木で、コインを捧げる事で装備や素材が貰えるのよ。」

「つまりさらに装備が貰えるって事か!!」

「もしかしたら素敵な物が手に入るかもしれないわ。何が出るかはあなた達の運次第よ。」

「楽しみだねー!」

「おぅ!行こう!」

「ガラガラの木はショップエリアにありますからね。」

「はい!」
ホシナリ達がショップエリアに行くとガラガラの木はすぐに見つかった。

「あれがどう見てもガラガラの木っぽいな!なんかガラガラと音がしてるし!」

「あ、さっきの人が来たよ。」

「あった〜。」

「迷ってたのかな?何が出るか様子見よう。」
アインフェロはスペシャルコインを捧げた!
ガラガラの木から金色の実が飛び出して来た。

「おお〜」

「師匠!あれは!?」

「魔剣ゴッサマルト+だな、最高レアリティの武器だ。」

「魔剣!かっけぇ!俺にもあんな武器が手に入るのか!」

「それは運次第だな。」
アインフェロは更に二回コインを捧げ、金の実2つから竜造りの重鎧+とナーガバイザー+を手に入れた。

「あいつ、なかなか持ってるな。」

「持ってる?」

「この世界は2つの人間に分けられている。運を持つ者と持たざる者、持つ者はいい装備を手に入れられるんだ。」

「なるほど…」

「よし行くか〜。」

「むむ、一気に熟練ハンターみたいな風格を出してるな…。俺もやるぞ!」

「………。」

「早くやれよ。」

「いや、ちょっと心の準備が…」

「じゃあ、私がやるねー!えい!」
メグはスペシャルコインを捧げると銀色の実が出てきた!

「これは!?」

「レアリティは下からN,N+,R,R+,VR,VR+,SR,SR+まであるんだ。これはRの一式ヘッドスコープだな。」

.。oO(メグは持たざる者か。)

「どう?」

「うん、早くあと二回やってくれ。」

「お、おぅ!」

.。oO(こいつはモテざる者だな。)
メグはちゃちゃっと二回コインを捧げると銀色の実が2つ出てきた。

.。oO(やはり!持たざる者に金は来ないんだな!)

「なんか可愛い杖と可愛い服来たよ!!」

「おお!これは賢き王妃の杖!VRながらも下手なSR装備よりも強いぞ!」

「え?」

「こっちもVRながらも可愛くて人気も魔防も高いエレメントドレス!」

「ヘソ出しがちょっと恥ずかしいね…」

「し、師匠!金が当たりなんじゃないんですか!?」

「ん?SRでもレアリティが高いだけの装備がけっこうあるからな、そこらへん見極められるようにならないといけないぞ。」

.。oO(メグは持つ者だったのか…)

「俺もやるぜ!」
ガラガラの木から銀色の実が出てきた。

「師匠!かっこいい剣出てきました!」

「これはヘラルドリソード+、ごく平凡な片手剣だな。」

「そうですか…」
さらに銀色の実が出てきた。

「これは…」

「スカート…だね。」
さらに銀色の実が出てきた。

「……。」

「ホッシーやったね!毎日スカート履けるよ!」

「そんなヘビーローテーションしねぇよ!ってかまず履かないし!持たざる者は俺だったのか…。」

「まあなんとなく予感はあったよな。」

「師匠、ヒドい…。」

「しょうがない、野郎にそんなヒラヒラした服着られたら気分が悪いから俺が貰った分をやるよ。」

「本当ですか!!」

「俺からのお祝いさ。」
師匠はガラガラの木にコインを3枚捧げると銀色の実が3つ出てきた。

「師匠!これは!?」

「…普通の大剣ブラッドブレイドと普通のバンダナと服だな。」

「よかった!師匠も持たざる者だったんですね!」

「どうやらスカートでハンター活動したいようだな。」

「すいません、有り難く頂戴します!この装備かっこよくて気に入りました!」
一通りの装備を整えた三人は、ハンター活動を始めるのであった。
チュートリアル編 〜完〜
予告

「ついにハンターとして活動を始める私たち!
そしてオクターヴァに来てからまだ何も食べてなくてペッコペコの私のお腹!
もう、予告なんてしてられない!
そんな中、タウンにあるカフェの誘惑が私を襲う!
次回「お子様ランチ」
絶対見てちょうだいね!」