■天領うちわとは…
・森田英雄さんが昭和60年に制作を始めた創作うちわ。
・きっかけ…知り合いから倉敷独自の工芸品を作ってみてはどうかと進められたため。
・骨は、九骨を使用するが、そのあみこみは2段に糸をかけて平らに直している。
丸亀うちわや越生うちわなどで作る丸柄の大うちわによくみる手法。
・天領うちわは色糸を使用し糸をかける位置、形状を工夫することで洗練されたものに仕上げている。
■特徴…
・主として、男竹という竹を使い節をぬき、女竹の場合は節の美しい物を使う
・使用する紙は美術工芸品ですかしうちわのため、うすての紙や絹布を使う。
・扇面にはすかしをほどこし、特殊な技法で立体的に表現俳句など
・うちわの要というところは骨の美しさを出すため小窓をあけ
中心に扇形の紙などをあてうちわを心理的に安定させる。
形には、なすび形、円形、楕円形などの変形がある。
■他
・倉敷天領祭りにて
お祭りのときに現れるお面のじじばば「素隠居」がうちわで子どもたちの頭を叩いて回る。
このうちわで叩かれると、賢くなるとか健康になるとか言われている
■現在では一軒だけ製造販売している うちわ
・「奈良うちわ」、「岐阜うちわ」、「埼玉越生うちわ」、「四日市日永うちわ」「津のなすび団扇」など
■リサーチ中に見つけたこと
・倉敷は全国帆布出荷量の7割をしめる