Ph1;大腸がんで肝臓のメタがある女性の患者です。瘻孔になってて、においが凄いんですけど、メトロニダゾールの外用液はどうですか?
Ph2;メトロニダゾールね・・・内服か、滲出液が多いならカッデクスが良いかな。高分子ポリマーが滲出液を吸ってくれるし、乾燥してくると臭いも少なくなるよね。
(^^)/コメント;例数を少しずつ重ねて、しっかり薬効評価をした方が良いね。においの評価にスメルチェックの機器もあるから、きちんとプロトコールを作ってゆくことが大事だよ。これも薬剤師の重要な役目・・・・
Dr.アナフラニールを使用している患者でトリキュラーを開始したら眠気が強くなりました。相互作用はありますか?
Ph.代謝阻害による作用増強があり併用注意です。
(^^)/コメント:相互作用の機序は?CYP関係だと思うけど、相互作用を全部覚えるのは大変だから、整理しておくと良いよ。
○BAに影響するのに、腸管pHとかキレート
○CYP関係;肝臓で誘導剤か阻害剤か?
○腸管上皮;CYP3A4、P糖タンパク
P糖タンパクはその他、脳、尿細管、胆管(セフェムで唯一スルペラゾンが胆汁排泄なのはトランスポーター関与だね)。腸管での有名なトランスポーターはオーガニックアニオントランスポーター、オーガニックカチオントランスポーター、ペプチドトランスポーターかな
Ph1;PMDAって知ってる?
若いPh2;知りませんっ!
Ph1;何~っ、PMDAメディナビはみんな登録してチェックした方が良いって言われてるだろ(心の中で怒り)!
独立行政法人で医薬品医療機器総合機構の略。副作用やクレーム情報発信、医薬品副作用被害救済や治験相談など、厚生省の出先機関だね。皆さん覚えておいて下さいね(悲しい~っ)

Ph1;救命では中毒のスクリーニングに何を使ってるか知ってる?
Ph大勢;誰も・・・・
(^^)/コメント;トライエージは8種類の薬剤を検出できるし、良く使われているんじゃないかな。覚せい剤や麻薬、ベンゾジアゼピンなんかだね。自分の施設で使用されている診断薬や何処においているのか、請求は知っておかないとね。アセトアミノフェンのキットなんかもあるよ。
うちでは、救命に在庫しています。試薬の在庫はないから、救命以外でトライエージが必要になったら、救命に借りなければならないことになるので覚えておきましょう

(参考:10テスト40,000円、その他トライエージDOA;ベンゾジアゼピン(BZO)バルビツール(BAR)三環系抗うつ剤(TCA)覚せい剤(AMP)モルヒネ(OPI)コカイン(COC)大麻(THC)フェンシクリジン(PCP))。
としのブログ
(HPより)

Ph1;テラビックが開始されました。2症例目です。750mg×3/dayで12週間の継続投与が出来ないと困るので、今回は500mg×3/dayで開始です。
Ph2;減量で開始って良いの?体格は?用量依存的に副作用がなさそうなので、減量する意味合いを考える必要性があるね・・・臨床試験の用量設定を振り返る必要あり!
Ph1;テラビック開始後やっぱり皮疹が出てAO(アンテベート:白色=1:3)を使用してたけどイマイチ↓ジフラールに切り替えてから皮疹が消退して良かった感じだけど、増悪期だったのかな?
Ph2;どの程度のステロイドが必要なのか、データを集めておくと良いよね。
Ph1;今は8時間後毎に服用になってます。食事が無いとテラビックのBAが落ちるので、間食して服用して下さいとしています。
Ph2;厳密に8時間おきに服用する意味はあるの?食事とかでBAが上昇する可能性があるのは、pHや脂肪食による溶解性の向上などかな?軽くお菓子をつまむ程度でBA上がるかな?BA上昇の機序と食事の内容を確認しておいてね⇒お持ち帰り宿題!

宿題!の回答

○厳密に8時間おきに服用する意味はあるの?
○食事とかでBAが上昇する可能性があるのは、pHや脂肪食による溶解性の向上などかな?軽くお菓子をつまむ程度でBA上がるかな?BA上昇の機序と食事の内容を確認しておいてね⇒お持ち帰り宿題!


⇒脂溶性が高いので、食事の影響を受けるみたいでパンフレットには総カロリーと脂質量にBAの影響を見たデータがあります。空腹時ではかなりBAが低下するのですが、結局は企業資料だと脂質が9g以上を必要としているようです。通常の食事の後の場合には問題が無く、間食する場合の対策として、ある施設ではサラダにオリーブオイルを入れたりしているみたいです。
時間で服用するかどうかは、8時間毎(食後)という記載や12時間毎に服用させて、その間にもう1回服用する方法などがあり、食後でも大きな問題はないと考えられました。
Ph2;テラビックのアドヒアランス低下は有効性に影響するのでBAの問題は大きいかもね。HIVのアドヒアランス低下による薬物濃度低下は耐性化を誘導するけど、HCVのアドヒアランス低下は耐性誘導を起こすことは聞いたことがないので服用時間については、それ程大きな問題がないようだね。
Ph1;ステロイドの使用についてはStrongestからステップダウンしてゆくのが良いのではないかという事みたいです。
Ph2;強めから使用していけば、しっかり抑えられるし、徐々にステップダウンしてゆくことで、皮膚症状の脱脱感作を起こすことができるのかもね。
(^^)/コメント;AJHPに掲載されていたんだけど、アレルギー症状の脱感作はいろいろな形で行われていて、パクリタキセルやドセタキセルも脱感作することができる報告があるね。プレパレーションとしてステロイドと抗ヒスタミン剤を投与して、通常の用量を低濃度(0.1%、1%、10%)で、それぞれ1時間かけてゆっくり投与して過敏症を起こさないで治療を完遂できる報告があるね。
Ph3;アレルギーと言えば、近年は免疫反応に選択的に作用することで他の免疫系が賦活化されることがあって、例えばヘルパーT細胞依存性の乾癬などが誘発されることもあるので、サイトカイン関連に作用する薬にも注意が必要だね。