善意の集まり。 | ありきたりな日記。

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毎日・・・は書けません。
日常生活で感じたこと・・・を中心に日々、徒然なるままに。
時折、辛口になります。
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未曾有の大災害。


完全な復興には相当な時間がかかるでしょう。私も大学時代を仙台で過ごした関係で、東北6県には友人がたくさんおり、殆どの人の安否確認が取れていません。直接連絡したい気持ちを抑え、災害伝言ダイヤル等を利用しています。本当に心配で胸が引き裂かれる思いです。


昨日、仙台の後輩倉林君から(公衆電話から)連絡があり、出張で東京にいて帰仙出来ないから泊めてほしいとの事。安否を心配していたので電話では思わず泣き声になってしまいました。彼の妻子とご両親も無事という確認は取れましたが、家族と離れている彼にしてあげられる事はそうたくさんはありません。


こんな時に出来る事は限られてはいますが、自分が「無理なく」出来る事で、他人の迷惑にならないような事を各々が考え実行に移したいものですね。例えば・・・


■献血

多くの善意ある機転の利く人々で献血ルームは待ち時間が相当ある所も。人の為に・・・という想いが伝わってきます。ただ、一般的な血液の保存期間は21日間で、再献血には相当期間の経過が必要となります。という事は、このタイミングで献血をすると有効期限が切れるタイミングも同じ・・・ですから、善意と好意をストックしておく、という事も自分たちに出来る事のひとつです。本当に必要な際は報道機関を通じて呼びかけがあると思われますしね。


■節電

電力需要のピークが日没から始まります。このタイミングでなるべく節電して被災地の方々への安定した電力供給が出来るようにしたいと皆さんが既に実施されています。時間をずらしての調理、入浴、厚着による暖房抑制など意識次第で出来そうですね。


■継続■

被災地・日本の復興には相当な時間がかかります。私たちが継続的に支援をしていく為には、まずは自分の生活を安定させるる事。経済活動自体を停滞させては何もなりません。その為には言わずもがなですが、出来る限りしっかり働いて給料を稼ぐ仕組みを壊さない事です。いつも通り働くのです。お金を稼ぐ行為自体が消費を呼び、義援金も捻出できます。瞬間的に一生懸命になり過ぎるよりは、緩やかに長く支援を継続する考え方があっても良いのでは、と考えています。


他国のように暴動も起きず、略奪も起きず各国のメディアも日本を、日本人を絶賛しています。私たちは必ず復興します。時間はかかっても元通りになり、もっと強くなります。その時まで皆が「心をひとつに」「ひとつひとつ」前に進んでいきましょう。


多くの人に、小さくてもいいので希望の灯が灯りますように。