2号機踏襲、実績重ねる 商用化に向け布石も H3・3号機
時事通信
24/7/1(月) 20:47配信

H3ロケットは打ち上げる衛星の大きさに応じて液体燃料エンジンや固体燃料補助ロケットの数が変化。

 初の実用衛星打ち上げに成功したH3ロケット3号機は、今年2月に初成功した2号機と機体構成などを踏襲し、成功の実績を重ねた。
 
 H3は、衛星打ち上げビジネスへの参入を視野に、積み荷となる衛星の大きさに応じ、第1段の液体燃料エンジン「LE―9」や固体燃料補助ロケット(SRB)の数などにバリエーションがある。

 当初の計画では、1号機でLE―9とSRB各2基の構成を試した後、2号機ではLE―9のみ3基で「だいち4号」を打ち上げるはずだった。しかし、1号機が昨年2月、第2段エンジンのトラブルで失敗したため、構成を変更。第2段に再発防止対策を講じた上で、1号機と同じ構成でダミー衛星を打ち上げた。

 1、2号機に付いていた「試験機」の名称が取れ、通常運用の段階に入った3号機は、改めてだいち4号を搭載することになったが、当初計画のLE―9のみの形態にせず、1、2号機と同様の構成にして確実性を優先した。

 一方、将来に向けた布石もある。LE―9は飛行中に出力調整が可能で、推力を絞って衛星に加わる加速度を弱めることができる。衛星の「乗り心地」は受注競争でも有利に働くため、3号機では第1段燃焼終了前の20秒間、出力を約66%に絞って機能を実証した。

 この機能は、「H2Aの半額」というH3の価格目標を実現する、LE―9のみの打ち上げにも必須。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の有田誠プロジェクトマネジャーは「(次の段階に向けて)大きなステップになった」と話した。
 
(引用終わり)
すっかり成功するのが当たり前モードになってるのか、あまりニュースで取り上げてくれないですね。
H3はまだ初期段階ですから、まだまだ何が起きるか分からないですよ。
だから衛星を軌道に乗せる事はとても凄い事なんですけどね。

H3ロケットの実用型の登場でようやく日本国は宇宙クラブの正会員の資格を確保できそうです。

宇宙クラブの正会員国の第一位は覇権国米国、第二位は露西亜だが、ウクライナ戦で国際市場から追放された。
露西亜に戦略家がいれば、プーチンを放逐して、国際社会に一日も早く復帰すべきでしょう。

露西亜の穴をさっさと埋めたのが米スペースX社だ。
日本同様、新型ロケットを打ち上げる欧州宇宙機関が第三位。

中共は露西亜譲りの宇宙機を保有しているが、国際的信用がないので番外。

有人宇宙飛行を実現すれば第四位となろう。

スペースXのクルードラゴンかボーイングのスターライナーを購入してH3ロケットで打ち上げることぐらい検討すべきだ。


2段エンジンは1段エンジン+ブースターに比べるとかなり出力が小さいので、1段燃焼停止→分離してから2段に点火してもすぐには速度が上がりません。それに加えて今回は1段の終わりにスロットリング(推力を絞ること)を行ったので余計に速度の上がらない時間が続いたのでしょう。
予定通り…と思いつつも早く速度上がれ〜上がれ〜って思いますよね。

ライブ配信で「あれ、速度が落ちてますね、加速していない」って言ってたのが、この制御だったのかな
見ててドキドキしたわ

私も2段目が燃焼しているのはわかったけれど、加速しないのでまさかが少しよぎりました

それにしてもH2ロケットもH3ロケットも発射直後30秒ぐらいから聞こえてくる金切り音(タービンの音?)は心が震えますね。エンジンが最大パワーになったのかなーと勝手に想像したり。
イケー!って心で叫んでしまいます

発射映像をよく見るとわかるんだけど、H3の排煙はブースターからのものが多くを占めてるんだよね。
多分固体ロケットブースターのない30Sの構成では打ち上げの光景が大きく変わるはず。早く見たいなぁ

spaceXに勝てないんだから、低コストにする意味ないと思うんだけど。
国家的に打ち上げロケット持つのはわかるけど、H3ロケットの開発費はペイできないんだからH2のままでよかったんじゃないの。

>H2ロケットもH3ロケットも発射直後30秒ぐらいから聞こえてくる金切り音(タービンの音?)は心が震えますね。

あれはロケットからの音ではなく、地上施設の煙道から排気とウォーターカーテンの水蒸気が勢いよく流れる音をマイクが拾っちゃうようです

記憶では1段目分離後、2段目点火直後で点火したのに加速して無かった。
私もまた2段目かよ〜と思った。

日本のロケットは絶対に商用化しないでしょ。
だって商用化しないでずっと国家予算チューチューした方が儲かるから。
これから20年間、国がバラマキ続けるだけで、絶対にスペースXやロケットラボや中国に勝てない。
また無駄遣いするだけでしょう。

そういう問題じゃないだろ。
日本のロケットや打ち上げ機会をを海外に売れよ。
それで初めて競争力って言えるってもんだよ。


外国に打ち上げ費用を払うくらいなら国内にばらまくほうがマシだろ。


スロットダウンはロケットに掛かる最大空力圧力を抑えるためのもの。「乗りごこち」って…

ちなみにFalcon-9では何年も前から普通にやってる事。

日本のロケットって振動大きいので精密な衛星載せるのに不利なんですよ
それを乗り心地って表現してるんだと思いますよ


> 3号機では第1段燃焼終了前の20秒間、出力を約66%に絞って機能を実証した。

打ち上げライブ見てて「あれ??」って思ったのはこれだったのか️