ベストセラー戦車の最新型「もういいです」イタリア向け3国共同開発が頓挫か “乗り換え先”の戦車とは
乗りものニュース
24/6/30(日) 11:12配信

新型レオパルト2だけじゃない 伊独仏の協力関係に罅

 イタリア陸軍の新型戦車計画が暗礁に乗り上げたようです。
 韓国の中央日報は2024年6月11日、複数の関係者の話として、伊独仏3か国の企業による「レオパルト2A8 IT」戦車の共同開発と共同生産を中核とするパートナーシップ締結交渉が決裂したと報じました。

 同戦車はイタリアのレオナルドならびに、ドイツのKMW(クラウス・マッファイ・ヴェクマン)、フランスのネクスターによる合弁企業KNDSの両社が共同開発し、イタリアが導入する計画です。交渉決裂の原因として中央日報は、レオパルト2A8ITにイタリア企業が生産する部品を供給することをめぐる意見の不一致が原因であると報じています。

 イタリア国防省は2023年10月18日に、2025年までの複数年度の国防計画について記した防衛計画書(Documento Programmatico Pluriennale:DPP)を発表しています。レオパルト2A8のイタリア仕様「レオパルト2 A8IT」132両と最大140両の支援車両の調達はそこに明記されていました。また、ドイツとフランスの合同プロジェクトで、KNDSが開発と製造を主導する次世代地上戦闘システム「MGCS」についても、イタリアが協力していくことが含まれていました。

 しかし今回の交渉決裂によって、イタリア陸軍へのレオパルト2A8とその支援車両の導入、MGCS開発への協力だけではなく、DPPに盛り込まれていた、イタリア陸軍の新歩兵戦闘車の開発と製造についての、KNDSとレオナルドの協力関係構築に向けた話し合いも打ち切られたようです。

 KNDSとレオナルドの交渉決裂が、そのままイタリア陸軍の戦闘車両の更新にフランス・ドイツが協力しないことを意味するものではありませんが、イタリア最大の防衛企業であるレオナルドがKNDSとパートナーシップを構築しないという決断を下したことで、イタリア陸軍のKNDS製車両による戦闘車両の更新は、頓挫を余儀なくされたと言って差支えないと筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は思います。

陸自90式と似ている? いまのイタリア戦車

 イタリア陸軍は2024年6月現在、国産のC1「アリエテ」戦車200両を保有しています。

 アリエテの開発は1980年代に行われ、1990年からイタリア陸軍に配備されています。同じ1990年には陸上自衛隊に90式戦車が配備されていますが、開発と配備時期だけでなく、コンセプトも似ていることから、アリエテと90式戦車は「同期生」と言えるでしょう。

 その開発は、イタリアなど5か国の商用車メーカーが合併して誕生したイヴェコと、海上自衛隊の護衛艦にも採用された速射砲などを開発したオート・メラーラ(現レオナルド)が主導して行われました。

 オート・メラーラが開発したアリエテの主砲は90式戦車などと同じ44口径120mm滑腔砲です。44口径120mm滑腔砲は薬室の規格が統一されているため、レオパルト2などと同じNATO標準の120mm砲弾を使用できます。

 射撃統制装置は車長のパノラミック昼間サイト、砲手のペリスコープ・レーザー・サイト、弾道コンピューター、センサー、砲口参照システムなどから構成されており、命中精度はレオパルト2A4に匹敵するレベルと見られています。 

 砲塔前面は敵の砲弾を弾きやすくするため、大きく傾斜しています・また砲塔前面と車体前面には、素材は不明ですが複合装甲が用いられており、現在スイスなどで運用されているレオパルト2A4と同等の防御力を備えていると目されています。

 アリエテも90式戦車と同様、経年劣化による老朽化・陳腐化が問題となっていました。このためイタリアはエンジンをパワーアップし、射撃統制装置などを近代化した改良型のC2「アリエテMk.2」を開発し、2015年から2020年にかけて配備する意向を示していました。しかし財政難などから開発はキャンセルされ、改良も航法・指揮通信装備などの追加装備などに止まっています。

代替は全く別のドイツ製戦闘車か

 半島国家であるイタリアの国土を護るイタリア陸軍は、冷戦時代から大陸と国境を接する北部には戦車を中心とした装軌式車両を運用する部隊、海に面した南部には機動力の高い装輪式車両を中心とした部隊を配置しており、南部の部隊には1991年から105mmライフル砲を備えた装輪式の「チェンタウロ」の配備を開始しています。

 またイタリア陸軍は2021年から、120mm滑腔砲や砲弾自動装填装置、モジュラー装甲などを備えたチェンタウロの改良型「チェンタウロ2」の配備計画も進めています。

 戦闘力のアップしたチェンタウロ2の配備により、イタリア南部の防衛力はより強固なものとなるはずですが、高まるロシアの脅威に対処するには就役開始から30年以上が経過し、老朽化・陳腐化が進むC1アリエテでは力不足であることが明白でした。

 その後継としてイタリア陸軍はレオパルト2A8IT の導入を決定したわけですが、前にも述べたように同車によるアリエテの更新計画はほぼ頓挫したことになります、

 中央日報は業界情報筋の話として、イタリア陸軍がレオパルト2A8の代わりにKNDSのライバルであるドイツのラインメタルが開発したKF51「パンター」の導入を考慮する可能性があると報じており、今後の推移が注目されます。                             竹内 修(軍事ジャーナリスト)


ロシアの脅威に再武装する欧州…「火砲ルネサンス」の花開くのか [ミリタリーブリーフィング]
中央日報/中央日報日本語版2024.06.17 16:14

チェコが主導してウクライナに砲弾100万発を送ることにした構想が進行する中、ドイツの代表的な武器の一つ、PzH2000自走砲がまた生産に入った。生産再開はウクライナ支援で生じた空白を埋めるためだが、今後ウクライナに支援する物量が残っているため生産は続くとみられる。

<1>欧州の火砲製作が本格的に再稼働

ウクライナ戦争でロシアの脅威を実感して以降、再武装に入った欧州が火砲製作を再開している。その間、欧州で火砲関連作業は、ウクライナに提供して自国保有分を増やすための砲弾の生産に集中していた。

6月10日(以下、現地時刻)のポーランドメディア「ディフェンス24」によると、独カッセルのKNDSドイツの施設でPzH2000 155ミリ自走砲の生産が再開された。今回の生産される物量はドイツ陸軍とウクライナ軍の新規注文によるもので、最初の生産品は2025年半ばに引き渡す予定だ。今回の生産再開は、PzH2000製作に参加するラインメタルが最近、欧州の顧客に自走砲用155ミリ/52口径砲身数百個を供給することにした契約に基づくものだ。

PzH2000は155ミリ/52口径軌道型自走砲で、ドイツ陸軍がアフガニスタン戦争で運用し、ウクライナに支援されたりした。ドイツ陸軍が新しく注文した物量は22門で、6門追加購買のオプションがある。この物量はドイツ陸軍がウクライナに注文した14門とオランダ陸軍が支援した8門を補充するものだ。

ドイツはウクライナに18門の新型PzH2000を供給することを約束し、今後契約が締結されれば計100門に増える可能性もある。新しく生産されるPzH2000自走砲は屋根に7.62ミリまたは23.7ミリ機関銃を搭載した遠隔武装ステーション(RWS)が搭載され、状況認識向上のためのカメラ、砲塔上段に対する防御力向上などが含まれる。

6月11日、ジェネラル・ダイナミクス・ヨーロピアン・ランド・システム-サンタ・バルバラ・システマス(GDELS-SBS)はスペイン北西部アストゥリアス州トリビア工場で大口径火砲製作能力の再稼働を発表した。この工場は戦車用120ミリ砲身と火砲用105ミリ・155ミリ砲身など大口径火砲用砲身を生産した。

最近GDELS-SBSはスペイン陸軍用レオパルト2E戦車用120ミリ砲身200個、牽引砲と海岸砲に使用されるSAIC155ミリ/52口径砲身100個以上、L118とL119牽引砲用105ミリ砲身数十個を生産した。

<2>イタリア、独レオパルト2A8導入中止か

11日、イタリアのレオナルドとフランス-ドイツ合弁会社KNDSが、レオパルト2A8戦車共同開発および生産を中心とするパートナーシップ締結交渉の決裂を発表した。KNDSの関係者らは複数のメディアに最新バージョンの戦車と歩兵戦闘車に対するイタリアの要求事項に関連し、もうレオナルドと潜在的なパートナーシップについて議論していないと明らかにした。

独クラウス・マッファイ・ウェグマン(KMW)と仏ネクスターの合弁会社KNDSとイタリアのレオナルドの間の交渉は欧州製造企業が「真の欧州防衛グループ」という目標を中心に「より一層の集中的協力」で合意し、2023年12月に始まった。両社の議論にはフランスとドイツが進めている次世代戦車開発のための主力地上戦闘システム(MGCS)に関する協力も含まれていた。

イタリア議会の文書によると、イタリアは推定費用82億ユーロ(約88億ドル、約1兆3800億円)と評価される2段階プログラムの一環としてレオパルト2A8IT戦車132両と最大140両の支援車両を追加で導入する計画だった。事業は2024-26年の新車両開発と事前量産を含む第1段階、2037年までの生産標準プラットホームの引き受けを含む2段階で構成された。

イタリアは保有するC1アリエテ戦車を段階的に退役させ、代わりにドイツ製レオパルト2A8のような新型戦車を購入しようとした。これは数年間の財政的不確実性を克服すると同時に、ウクライナ戦争中にイタリアの陸軍現代化意志を見せたという評価を受けた。

交渉決裂の原因にはイタリアが導入する戦車にイタリア企業が生産する部品を供給することをめぐる意見の不一致と伝えられた。今回の交渉決裂は、イタリアがKNDSと協議中だった50億ユーロ(54億ドル)規模の軌道式戦闘車両1050両製作計画にも影響を及ぼすとみられる。

業界情報筋はイタリアがレオパルト2A8戦車導入計画を取り消し、別のドイツ企業ラインメタルが開発したKF51ハンター戦車の導入を考慮する可能性があるという見方を示した。

<3>米国・欧州で新型戦車開発か

米国と欧州から新型戦車に関する情報が伝えられた。米国では米陸軍がM1戦車を生産するゼネラル・ダイナミクス・ランド・システム(GDLS)と、戦場で生存性を高め、より軽量で先端技術を搭載する目標の新型M1E3エイブラムス戦車の予備設計契約を締結した。

米陸軍獲得司令部はM1E3の予備設計と後続段階に関する日程を検討している。米陸軍とGDLSはM1E3の具体的な性能と構成を決める作業を進める予定で、秋にもう少し具体的な日程が出ると予想される。

米陸軍は今後18カ月間、自動装填装置の能力、乗務員が戦車内で完全に密閉された状態で作戦可能なシステム、ガスタービンに代わる動力装置、そして能動保護システムを含む複数の技術成熟努力に集中するという。

米陸軍は2023年秋、従来のM1A2 SEP V4という戦車の改良計画を放棄し、自動装填装置を備えた無人砲塔、3人乗り車体、ハイブリッド推進装置などを特徴とする重量60トン未満のM1E3戦車開発計画を発表した。

6月12日、あるX(旧ツイッター)使用者は17-22日に仏パリで開催される地上防衛産業展示会Eurosatory2024を控えて、KNDSがレオパルト2戦車のシャーシーを基盤に革新的無人砲塔を搭載したレオパルト2A-RC3.0という試験モデルのパンフレットを公開した。

レオパルト2A-RC3.0は車体に指揮官、射手、そして運転手の3人が乗り、車体内に入らない無人砲塔を備えている。この革新的な設計は、革新的な砲塔配置システムを統合して平たい砲塔を誇り、戦車のステルス性を向上させて相手による攻撃可能面積を30%減らした。

KNDSはレオパルト2A-RC3.0の諸元を長さ7.95メートル、砲身を含めて11.17メートル、幅3.77メートル、砲塔まで高さ2.44メートル、エンジン出力1500馬力、最高速度時速65キロ、走行距離460キロと紹介した。このほか主な特徴として従来の120ミリ滑腔砲の他130ミリと140ミリ戦車砲に交換可能だ。

3人の乗務員と無人砲塔の構成はロシアのT-14アルマータと米国のM1E3エイブラムスと設計が似ている。

チェ・ヒョンホ/ミリドム代表/軍事コラムニスト

(引用終わり)
やはり、共同開発は難しいですね。
我が国でもF3戦闘機を 日英伊 共同開発で
造ろうとしているわけですが、
頓挫しなければ良いですね。

日英伊共同開発の次期戦闘機は大丈夫かな…?

共同開発って、上手くいかない事が多いですよね。

イタリアが離脱し、スウェーデン、カナダ、豪州あたりをパートナーに迎えることもありですね。

戦車はまだシャシーとエンジンと戦車砲があれば、どうにか戦えますが、
戦闘機は高性能エンジン次第です。

F3戦闘機が成功を約束されているのも米国頼りでなくてもエンジンを調達できることです。

この三国でも、こんな問題が出てしまって、合意が反古にされるから、国際問題は厄介ですね。
やっぱりトコトンお互いが納得するよう詰めなければ成りませんね。
あるいは日英が結託して、イタリアは参考意見を。

アフターロシアも、そろそろ裏では始めなければ成りませんよ!

ドイツとフランスからしたら自分たちの仕事を奪い取る国はイタリアに限らず邪魔で仕方ない。
両国にとって、言い値で無条件で買ってくれる国がよい国だ。
イタリアは自国で戦車を開発して戦車を生産するほど需要がないことを見透かされている。だから、両国は上から目線の対応を取る。
ポーランドは偉そうなドイツとは手を切って韓国製戦車の導入に動いた。
昔と違ってレオパルト2以外にも選択肢がある。
競争原理が働くことは良いことだと言える。

独仏の共同で完遂した事業って何かあったっけ?
どっちも自己顕示欲の塊で協調性ゼロじゃない

うーん 欧州は合同って言ってもその時々の政治情勢でコロコロ変わるのは普通だから
日本人て一度決めると変えれない人たちだけど(なので欧州との合同って聞くと冷や汗が出る)
何しろアメリカが戦車作ったの82年か84年が最後だよね ウクライナ戦争でベース車輌も枯渇して輸出向けも納入出来なくなってクレームがあちこちから噴出してた
ウクライナ戦争で戦後の軍産の綱引きが過激になってきてるから
各国思惑があって大変ね
ある意味商売にしてない日本は呑気で良いのかもしれない

イタリア抜きということになるのかな。

欧州の共同開発は戦車も飛行機も、毎回何処かの国が「やっぱうち、止めるわ」
になる。その理由も毎回、家の割分が~家の仕様が~やっぱ自国のメーカー品が良い~と大体が同じ事の繰り返し。大抵は仏が最初に離脱ってのがお約束みたいな感じですが、今回は伊ですか。
この3国共に兵器開発と販売に力を入れてる国だから、一度拗れると余計に反発が大きそうで有るし、傍から見ると多国籍共同事業の弊害を見せられてる気がします。仮にも欧州連合なんだから仲良くしてよ。


対ドローン対策をどうするかが鍵になるでしょう。イスラエルのトロフィーアクティブ防護システムはドローンには向かないようで、メルカバは現在「鳥かご」を装備しています。ただでさえ重くなっている現在の戦車で比較的装甲が薄いとされている側面や後部、上部まで前面装甲並みの装甲を装備すると、弊害が大きくなります。次世代型戦車はどう対応するかですね。戦車に対空機関銃を装備してAIが自動的に対応できればよいですが、そうなると対空レーダーも必要となるので、現実的ではないかもしれませんね。

ウクライナはもともとZSU-23-4対空自走機関砲をハリキウのマリシェフ戦車工場で製造していた(~1982年)ので、今でも少数(台数不明)が残っており、これをアップデートして使用していますが、数が全く足らないでしょう。そうなると、日本製ピックアップトラックに機関砲を載せて対応するという方法になるようです。手動でレーダーも何もないですから、命中する確率は低く、下手したら自分が目標になりかねないです。かといって40年前に製造を終了したものを製造再開するのは現実的ではないので、東欧諸国で保管しているものがあったら、それを譲渡してもらい整備するくらいでしょうか。


それなら普通に戦車と自走対空砲の組み合わせで良い気がする。


通信電波やGPS信号の妨害も重要。


ウクライナ戦で顕わとなった露の脅威に対して、欧州メーカーが次期MBT
に力が入るのは理解できるが、もはやどの国も自国(企業)ファーストから脱却できず矮小な企業利益にプロジェクトが振り回される構図。
ウクライナにおける戦車の戦い方や使われ方を参考にするとMGCSのような超高価格になると目される最新戦車、それも100輌+α程度の装備で役に立つの?と思いたくなる。欧州各国の厳しい財政事情を考慮すれば、必要なのは安価で大量調達ができる戦車だと思う。
ポーランドの様に安い韓国製を大量に買い付けるのも一手だと思うし、米陸軍が採用したM-10も一つ回答だと思う。
脅威の対象である露のT-14も殆ど生産されていない現状に鑑みれば、現在の欧州の新型戦車開発には疑問を呈したくなる。140mm滑腔砲?いったいどこで使うの?

開戦した後は安価で大量生産でメンテが楽なのが良いけど平時なら高性能な車両の方が抑止力にはなるでしょうね。

そもそもNATOはウクライナの前から対ロシアの軍事同盟ですからロシアの脅威は折り込み済みでしょう。
その上でそれぞれの国で立ち位置を確保するのに躍起になるのも昔からの流れです。


正直、戦車に何をもとめるのでしょうか?これまでは歩兵と部隊を編成して歩戦共同作戦をとる前提で整備がされてきました。今回、精彩を欠く、ロシアのBTとか典型的でしょう。

イタリアの場合、自ら攻勢にでることはなく防衛戦が主な目的になります。その時、相手にろくな戦車もない、アルプスという天然の障壁があるなか、戦車はいらないとう判断は十分ありえます。

無論、陸軍は反対するでしょうが、新規配備する予算を切って、歩兵の高度化や電子戦に投資する方が全体として防衛力を上げられるのならそれでよいと考えます。実際、海外での展開を考えるイギリスですら、つい最近まで改修で済ませようとしたわけですから。

戦車の価値を安く見積もりすぎだろう。

防衛側に戦車が居なければ攻撃側は対戦車兵器は要らなくなるし、鈍重で足の遅い戦車を連れて行かなくても良くなるからより迅速に侵攻しやすくなる。

多層的で複雑な防衛網を組む事で成り立ってる国防を、戦車無くして他を強化すれば良いじゃんとか「木を見て森を見ず」だわ。


何を求める?機動力、悪路走破性、火力がある戦車が居れば、相手は様々策を講じないといけない。戦車も用意しなきゃならん。戦車居ねぇとなればかなりイージーになる訳だ。戦車要らねぇはかなり暴論。日本だって戦車あるから他国は易々来れない訳さ。


戦車なしでバンザイ突撃は嫌だなぁ


10億程度の戦車が100万程度のドローンに撃破されるわけだからな。
ウクライナ戦争でも明らかになったが攻める時には有ったほうが良いがあくまで相手が陣地構えてない時限定。守る態勢調えてたら戦車より滑空爆弾のほうが有効。守る時には地雷・対空兵器のほうが有効。

戦争なんて消耗戦な訳で10億を100万で撃破されたら必ず負ける。

結局戦車なんて要らない。
算数も出来ない馬鹿多過ぎて失笑。

日本なんか制海権取られたらそもそも食料自給・燃料自給すら出来ませんから。戦車とかまったく関係ないんだよね。

何でこんなに頭悪い馬鹿が多いのか全く分からん。親ガチャ失敗残念。

ドローンに対する対抗策が確立できていない今の状況で、ウクライナ戦争以前の発想に基づくMBTなど無用の長物にしかならない。140mm滑腔砲など邪魔にしかならない。
ユニットコストが安く、整備性がよく、製造に手間がかからず、大量に投入できる装備が、戦争には必要だと再度証明されたわけで、ここに新たに新技術を追加するならば、AIやロボットを用いて、運用に必要な兵士の頭数を減らす工夫ではないか。
撃破されない戦車をつくることは不可能だし、実用上弊害が大きすぎるのだから、撃破されたときに生じる人的被害を減らす発想に切り替えるしかないのではないかと思う。

広域哨戒・索敵部分は安いドローンに担えているわけじゃない。
中・大型ドローンや西側の衛星情報などを利用しているわけで、ユニットコストはシステムとして見ればけして安いわけではない。
それだけの費用をつぎ込んでも戦車は潰したい、今でも高脅威目標ということ。

小型ドローンが有用な戦場というのは、相手のそういう”鷹の目”に対処する方法が確立される前段階にあるというだけでは?


ドローンが何故活躍できているかと言う事を理解できていない。
長距離運用は未知数だし、既存の戦車に簡易ciwsのような物が付けられたら一方的にやられる事になる。
予想しうる脅威への対抗策として、最適な兵器と同時に多様性が必要。

人間が銃弾砲弾に対抗できなきゃ、戦車は無用にならんでしょ。

地政学的にはオーストリア、スイス、フランスと陸続き、陸軍よりも海軍や空軍のほうが重要なイタリア。
ハイスペックすぎる戦車のニーズはないんだろう。

ただEUとして軍隊を運用する場合は自国だけ違うモデルを使うと補給や整備で問題が生じる可能性が高い。

必要性の低い戦車の開発に携わって費用負担した分安く購入するより、開発からは撤退して購入額が高くなってももっと必要な装備に回そうっていう判断だろう。

運用面でも問題が生じそうなのに性能もハリボテなハントー戦車買うとは思えんけどな

いま新型を開発するのは時期的に悪く無いが今新型を導入するのは時期的に微妙
とりあえずラインメタルと組むなり何処かと組んで他所の共同開発を叩き台にして様子見が良いかと
日本の10式もドローン防御を前提にした改修計画を考えて行くべき

アリエテ200両の置き換えにレオパルト2A8を最大250両調達する計画でした
またアリエテ125両をアップデートして2035年まで使用しレオパルト2A8が揃うまで定数確保する予定だったようです
予算面以外の要因としてはレオパルト2A8が70t近くなると推定されているので(アリエテは54t)丘陵地や山間部の多いイタリアでの運用に不安視された可能性があります
新型のKF51は130mm砲を搭載しつつ60t以下で開発中です

と云うより、主力戦車は対ドローン装備を備えた車両じゃ無いと話にならなくなったのが、ウクライナ戦争で実証されてしなったから。
で、こうなると最初から再設計する必要があり、画期的な設計をすれば計画の主導権が獲れる以上、既存の多国間開発計画に回す予算なんて無いのだから中止になるのは当然でしょうね。

ウクライナ戦争は、戦車を使う戦争の時代が終わったことを明らかにした。

わずか500ドルのドローンが 1,000 万ドルの戦車を破壊できる。戦車は時代遅れであり、もう製造されないでしょう。

次は?1,000機のドローン(費用50万ドル)がアメリカの空母(130億ドル)を沈めるところを想像してみてください、

中国は知っています、
中国は何百万機ものドローンを製造しており、いつでもアメリカ太平洋艦隊を排除する
戦略を練っていると断言できます。

ジャミングもできません。
自律型ドローンを妨害することはできません。制御チャネルがありません。

中国と台湾の間のあらゆる場所に、米海軍艦艇1隻につき1,000機のウラン爆弾搭載の神風ドローンを派遣すれば
アメリカ海軍はドローンの射程距離から遠く離れた場所から動けなくなるだろう。

高性能時限信管砲弾を扱える30mmクラスの機関砲をRWSとして統合し、FCSを更新して対ドローン能力を強化する…いやだめだ、部隊にレーダー車が必要になって部隊の機動力と対応能力が低下する。
重くなる上に車両システム全体の電力不足も顕著になりそうで対ドローンは戦車単体での解決は難しそうだ。
いやまあ、そもそも曲がりなりにも天敵である航空機相手に戦車が単品で対抗しようと思うなって言えばそれまでなのだけれど。
戦車の万能化は諦めて、プーマに積んでるようなFCS連動の時限信管システム(いまコストの問題でVTよりこっちのほうが主流な気がする)を応用した対ドローンとヘリに特化して一応AFVとしても使える、そんな具合の支援車両を用意するのがベストなんでしょうなあ。三菱さん、ちょっと共通装輪のバリエーションとしてそういった砲塔の研究してみません?IFV型をちょこちょこ〜〜っといじればいけない?無理?

チェンタウロは陸自だと16式と同じよね
そしてそれが2になって砲塔が変わってるなら、16式も同じ様に120mmバージョンが出ても不思議はないと思う

「アリエテも90式戦車と同様、経年劣化による老朽化・陳腐化が問題」
74式も改修されずに使用され続け、90式も問題出てきているのに改修しないで使い続けるとは、さすが陸自ですね。隊員の命などどうでも良いようですね。

こういう時こそ、日本の防衛産業にとって
チャンス到来だと思います!

陸上自衛隊の最新の機動戦闘車や
最新の戦車を イタリア国防省に是非、売り込みましょう!

幸い、今、メロー二首相のイタリアとの外交関係も凄く良好で、
イギリス・日本・イタリアの共同で
次期主力戦闘機を開発する計画も進行中ですから。

チャンスを逃してはいけません!
木原防衛大臣さん!

問題はNATO仕様にできるかどうかと
韓国製より安く作れるかどうか

先ず200両のアリエテを修理近代化すべきだな。
そんな事も出来ないから、足元を見られる。
日本も90式を近代化改修して戦車の総量を増やすべき。
16式の紙装甲では、貴重な現役隊員を無駄死にさせるだけ。

イタリアの戦車は昔からどうしようもない物ばかりだった。
ウクライナに中古のアリエテを送らないのも低性能が露見するからだと思う。

全く関係ないが武器を輸出する事に
日本の左翼は
“人殺しの道具を売るのか!”
“死の商人か!”と批判するがそれって
使う側の意図だからね。
それを言うなら医薬品は良いのか?
極端に言えば食糧は良いのか?
それで治療して、その食糧で体力を
付けた兵士が人を殺しに戦場に出るのは
容認されるのか?

“人殺しの道具を売るのか!”と言いつつ、“人殺しの道具を売る”国とお友達なのはどうゆう神経をしているのだろうか。
交戦国のどちら側にも兵器を売り続けるのはどうかと思うが。

この手の話を聞くとアルファロメオ・アルナ(日産とアルファロメオの合作車)を思い出しますな~。

皆が欲しかったのはアルファロメオの秀逸なデザインを日産の高品質な技術で作った車だったんだけど、イタリア産業界の大反対で日産のダサいデザインをアルファロメオの低品質な技術で作った駄作車になってしまった…

またイタリア産業界の横槍で話が流れたのかね~…