先行き不安な自民国防族 中堅若手を密かに集めたベテランの憂い
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24/6/20(木) 15:02配信

 自民党の国防族議員の間では、中長期的に防衛・安全保障政策を担える中堅議員が少ないことが悩みの種となっている。
 昨年秋から 次期戦闘機の輸出を巡って公明党との間で亀裂が生じた 際も、声高に強硬論を叫ぶばかりで建設的な動きができた議員は見当たらない。この「静かな有事」に、あるベテランが密かに議員連盟を立ち上げて実務のできる中堅層の育成に着手した。明日の防衛相を担える自民党の人材とはどのような人物か。

「自民党の国防部会と言えば、“雛壇”に座るベテラン勢が熱くなりがちで話もマニアックで長く、若手議員から敬遠されている印象がある」

 国防族議員が活躍する舞台となる自民党の安全保障調査会・国防部会について、ある党関係者はこう声を潜める。“雛壇”とは、会合の司会を務める国防部会長や安保調査会長らと共に、参加者と向かい合うように前の席に座る顧問たちのことだ。

(引用終わり)
中長期的に防衛・安全保障政策を担える中堅議員が少ないことが悩みの種とは、なんとも贅沢な悩みだ。
中露北韓反日国の暴走に端を発した防衛費大幅増は、プーチンの失脚、習近平の引退、金豚の病死が一度にでも起こらない限り、止まらない。
むしろこれまでが少なすぎた。
GDP比2%は基盤でしかなく、中露北韓反日国が存在する限り、3%は確保したい。

次期戦闘機の輸出や護衛艦、潜水艦の輸出も実現すれば、防衛産業の規模、売り上げも拡大する。

このように上げ調子の業界を指向する議員先生はこれから増えるだろう。
不景気な分野は過当競争で新参者が食い込む余地が少ないからだ。

これからに期待したい。

さらに自衛隊OBの国政選挙立候補を助成すべきだ。