ドイツ、戦闘機「ユーロファイター」を20機追加購入へ-軍備拡張で
Bloomberg
24/6/5(水) 19:30配信

(ブルームバーグ): ドイツのショルツ首相は、戦闘機「ユーロファイター」20機を追加で発注する意向を明らかにした。同国政府は数十億ユーロ規模の軍備強化計画を推進している。

ドイツ連邦軍の拡張は、ロシアのウクライナ侵攻直後にショルツ氏が主張した同国の国防・安全保障政策におけるいわゆる「ターニングポイント」の一環だ。

ショルツ氏は5日、ベルリン国際航空宇宙ショーでの演説で、十分な武器と弾薬を供給できる欧州およびドイツの防衛部門を持つことはこれまで以上に重要だと述べ、「私は生産能力の維持と拡大を強く支持する」と言明した。

原題:Germany to Buy 20 More Eurofighters in Military Expansion (1)(抜粋)

(引用終わり)
ロシアのウクライナ侵攻。中共の試みる力による現状変更。これらに備えて、世界各国は、軍備拡張を行い、安全保障体制の強化を図っている。
日本は侵略国家のロシアと力による現状変更を試みる中国の双方に隣接する国家。安全保障体制の強化は待ったなし。
海外、世界各国が安全保障体制の強化を図る今なら「海外では〜」って海外をいつも見習えと言っている人々も納得してくれるだろう。

前のメルケル政権では、軍備は縮小され続けていた。
しかし、このロシアによるウクライナ侵攻が顕著になってショルツ政権になってからは考えを変えてドイツ連邦軍(ブンデスヴェール)の再建に乗り出したようだ、やはりフランスと並びヨーロッパの中核をなすドイツは軍備を整備したいようだ。

ドイツ空軍のユーロファイターは現状以下となっています
トランシェ1  33機
トランシェ2  79機
トランシェ3  31機
この内2機事故で喪失しているので所属しているのは141機
既に発注しているトランシェ4が38機
これは基本的に空対空運用しかできないトランシェ1の全機置き換えと事故喪失機の補充と予測できます
今回の20機ですが、トーネードECRの後継にユーロファイターを改造した電子戦仕様を15機導入する計画なのでその補填用ではないでしょうか
なんか数字的に置き換える方が数多いですが、ドイツのユーロファイターは飛行可能な機体がどれだけあるのか諸説あるので…


追加購入ということは今回発注する20機は少し前に発注したトランシェ4の38機にさらに追加されるということなのか。
ドイツ空軍は既にF-35Aの導入が決定しているので、かつて言われた稼働機が数機しかないという最悪の事態はどうやら回避されそう。
ジャガイモもようやく本気になってきたようで。

ドイツ空軍は長年のぬるま湯と財政難でほとんどまともに稼働してないんじゃなかったっけ。
軍備拡張というよりやっとまともに動く戦闘機が少し手に入るというくらいでは。

どこの欧米の国も
古くてオンボロで元々廃棄予定のをウクライナで無料廃棄にしてるよね
まぁ それが金が掛からなくてその分で新品買えるからだけど

ドイツの戦闘機や戦車の整備不良は、有名です。稼働率も低い。
けど、噂。

日本空軍も増強すべきだ。パトリオットミサイル部隊はミサイル防衛専用とし、国産03式中SAMとその改良型を増産し、中共、南北朝鮮、ロシアの脅威に備える。さらに戦闘機戦力を倍増は無理としても5割増は実現したい。

現在の空自戦闘機戦力は12個戦闘飛行隊、内訳は主力のF15戦闘機7個飛行隊、F2戦闘機3個飛行隊、F35Aステルス偵察爆撃機2個飛行隊

F15戦闘機7個飛行隊は何ら手を打たねば、減耗していくので、米空軍、ボーイング、三菱重工の協力で米空軍の余剰となったF15C戦闘機を買い上げる。予備機や部品取り用に予め確保する。
F2戦闘機3個飛行隊の代替機はF3戦闘機ということだが、現状では10年先の話だ。
ゆえにF16V戦闘機(国産F9エンジン搭載型)かJAS39JA戦闘機(国産F9エンジン搭載型)を導入すべきだろう。
F9エンジンの量産による世界市場への進出を助けるためだ。

F35Aステルス偵察爆撃機2個飛行隊は打撃軍団(爆撃機集団)に移して、戦闘機としてより、偵察、報復攻撃に備えさせる。
F35Bステルス艦上偵察爆撃機については海軍航空隊か海兵隊航空団に回す。

防空戦闘機としては、F15戦闘機7個飛行隊、F16V戦闘機6個飛行隊、JAS39JA戦闘機6個飛行隊とする。

なお、F3戦闘機が量産されれば、老朽化したF15戦闘機7個飛行隊と交代させる。