ミサイル生産・艦艇整備で作業部会 日米、防衛装備協力の協議開始
時事通信
24/6/10(月) 18:08配信

 日米両政府は9、10両日、防衛装備品の共同開発・生産などを議論する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」と関連会合を初めて開催した。

 (1)防空ミサイルの共同生産(2)米軍艦艇の日本での整備(3)米軍戦闘機の日本での整備(4)サプライチェーン(供給網)強靱(きょうじん)化―の4分野について作業部会を設置し、具体化を図ることで一致した。

 DICASは4月の日米首脳会談で設置に合意。首脳間では、ウクライナ支援で米軍の備蓄が不足するミサイルの共同生産や、極東に展開する米軍艦艇・戦闘機の日本の民間工場での整備について検討を進める方向性を確認していた。 


アメリカとの防衛装備品の共同開発協議する会合を初開催 ミサイル共同生産や米軍艦艇と航空機の共同維持整備など推進へ
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
24/6/11(火) 6:37配信
防衛装備品の共同開発などを日本とアメリカが協議する初めての会合で、ミサイルの共同生産など4つのテーマについて作業部会を設置することで合意した。

アメリカ・エマニュエル駐日大使:
われわれは防衛産業能力を迅速に拡大する必要がある。日本の防衛産業は一つの解決策となる

DICAS(日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議)は、4月の首脳会談で新設が決まった協議の枠組み。

初めての会合が、9日、防衛装備庁の深沢長官やアメリカのラプランテ国防次官らが参加して防衛省で開かれ、10日は両国の防衛関連企業10社ほどを交えた会合などもあった。

今回のDICASで日米両政府は、ミサイルの共同生産やアメリカ軍の艦艇と航空機の共同維持整備、サプライチェーンの強靱化の4つの分野について、具体化に向けた作業部会を設置することで合意した。

11日に艦艇に関する作業部会を開き、日本の民間施設での整備の促進に向けて協議する見通し。

フジテレビ,政治部,国際取材部

(引用終わり)
ミサイル生産 艦艇整備 同志国間の共同演習の定例化は必要だ。
フィリピン韓国の参加は待った無しだ。
日本は何を分担するかを明確にすべきだし年間300回以上尖閣に侵入している中国船の取り締まりにアメリカの継続的関与は必要だ。

ウクライナ戦でも大量の砲弾、ミサイル、軍事ドローンが大量に配備、消耗していった。
太平洋戦線では、艦艇の整備、補充が重要となろう。高額な高性能ミサイルも馬鹿みたいに消費される。
米軍からの補充もすぐに枯渇することは容易に想像できる。

防衛費としての枠だけでなく、民間防衛産業として経済拡大や雇用促進が図れる新たな公共事業枠としての仕組みも有りかなと思います。これにより日米問わず国内配備又は国内駐留の兵器の製造や整備等の民間後方支援体制も築け、両国にもメリットがあると思います。

日本企業が米国軍産共同体のOEMになるんやね。
現下の為替動向だと、論理的な連携。問題はこのOEMで培った技術・ノウハウを、他国向け製品・武器で使えるかどうか。知財保護・軍用機密保持等で身動き取れなくなるんじゃあ無い?若しそうなら、米国に便利使いされるだけです。

日本から独裁国家に軍事秘密が漏洩してしまう事態だけは絶対に避けてくださいね。いまでも実体は情報ダダ漏れになっている可能性が疑われているんだから万が一にも漏洩があった場合担当者は腹を詰めるぐらいの覚悟でお願いしますよ。

日本周辺の国々の恫喝が酷くなってきている。近年は言葉の圧迫だけで無くミサイル、ロケットが飛んでくる。平和の訴えと遺憾砲では無理なようだ。