「韓国に5兆ウォン投資」東レ、さらに5000億ウォン投入
亀尾産業団地の生産施設を拡張へ
朝鮮日報 : 2024/05/23 13:35
炭素繊維分野で世界1位の東レグループが慶尚北道亀尾市の亀尾国家産業団地に2025年までに計5000億ウォン(約573億円)を投入し、生産施設を拡張すると22日に発表した。 東レは韓日国交正常化前の1963年に韓国に進出し、この60年間で繊維分野において計5兆ウォンを投資してきた代表的な外国人投資企業だ。
東レ先端素材は今回の投資で亀尾第1工場に年産3000トン規模のアラミド繊維生産設備2号機を増設する。昨年は亀尾第4工場で年産3300トン規模の炭素繊維3号機の増設に着手した。2025年下半期の稼動を目標に工事を進めている。完工すれば年産8000トン規模の炭素繊維生産能力を確保することになる。昨年は全北特別自治道セマングム産業団地にある群山工場に2024年稼動を目標とする年産5000トン規模のPPS樹脂生産設備を追加増設することを決めた。
このように最近、東レが韓国に対して大規模な投資を行っているのは、60年以上にわたり韓国で事業を展開し、安定した販売ネットワークを構築してきたためだ。韓国の先端産業が発展し、炭素繊維など東レ生産製品の韓国国内における需要も増えている。また、「スーパー繊維」と呼ばれるアラミド繊維を最近、東レグループ内で韓国支社に当たる東レ先端素材が主に生産していることも、韓国で投資を増やしている理由の一つだ。アラミド繊維は鋼鉄よりも5倍強く、500℃の高温にも耐えることから「スーパー繊維」と呼ばれ、電気自動車駆動モーター・耐熱服・超高圧変圧器素材として使われるなど、さまざまな産業で需要が拡大している。同社の関係者は「韓国を世界の主な販売先・輸出拠点として構想している」と語った。
ソ・ユグン記者
東レが韓国の先端素材工場増設へ 25年までに約570億円投資
聯合ニュース
24/5/22(水) 16:22配信
【ソウル聯合ニュース】日本の化学・繊維大手の東レが2025年までに総額5000億ウォン(約573億円)を投じ、韓国中部の慶尚北道亀尾市に先端素材の生産施設を増設する。韓国産業通商資源部は22日にソウル市内で、慶尚北道、亀尾市と共に東レの投資協力に向けた了解覚書(MOU)を締結したと発表した。
東レは亀尾での生産施設増設に向け昨年から投資を行っているが、その規模を25年までに計5000億ウォンに拡大することを決めた。この施設では炭素繊維やアラミド繊維、IT用フィルム、2次電池用セパレータなどを生産する。現代自動車をはじめとする韓国企業との協力関係を強化し、次世代製品の研究開発(R&D)にも弾みをつけたい考えだ。
産業通商資源部と慶尚北道、亀尾市は東レの投資に必要な財政、行政支援を提供する。産業通商資源部は東レの投資を成功させ、同社と韓国との協力分野を航空宇宙や防衛産業などへ幅広く広げていく方針だ。
東レは日本企業の中でもいち早く韓国進出し、積極的に投資をしてきた。先月22日に安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官が訪日した際にアラミド繊維の生産施設投資を確定していたが、それから1か月後に再び大規模な追加投資を盛り込んだMOUを締結した。
(引用終わり)
大丈夫か東レ?
北朝鮮の動きがかつてなく怪しげだ。
いつ朝鮮戦争が再開されても不思議ではない。
東レは反日リスク、地政学的リスク、戦争リスクなどを勘案したのだろうか?
はなはだ疑問だ。
せめて、日本で生産して韓国に供給する程度にとどめるべきではなかったか?