「日本人は火の中」発言に山上信吾・前駐豪大使(62)が直言「上川外相よ、中国大使を追放せよ」
文春オンライン
24/6/10(月) 7:12配信

山上氏と近著『日本外交の劣化 再生への道』

「私の40年の外交官人生で、これだけ過激な発言は聞いたことがありません」

 そう憤るのは、前駐オーストラリア特命全権大使の山上信吾氏(62)である。

 5月20日、都内の在日中国大使館で行われた台湾問題に関する座談会。中国の呉江浩駐日大使が、日本が台湾独立に加担すれば「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」と“恫喝”したのだ。

◆ ◆ ◆

 2023年末に外務省を退官した山上氏は今年2月、駐豪大使時代の経験をもとに中国の攻撃的な外交姿勢を掘り下げた『 中国「戦狼外交」と闘う 』(文藝春秋)を上梓。5月に出版した近著『 日本外交の劣化 再生への道 』(同前)でも、日本の腰の引けた対中外交に警鐘を鳴らす、気鋭の論客である。山上氏が語る。

「これまで中国は“台湾統一のためには武力行使も辞さない”と公言してきました。今回の大使の発言は、中国が起こす武力行使という火の中に日本の民衆が連れ込まれる、つまり『いざとなったら日本人をぶっ殺す』と言ったのに等しい。到底看過できるものではありません」

 問題発言の発端は、5月20日に台湾で開催された頼清徳新総統の就任式に、日本の超党派議連が出席したこと。中国大使館は抗議の談話を発表し、呉氏個人も座談会で「台湾独立勢力を公然と後押しした」と非難した上で「火の中」と発言したのだ。

 この座談会には、鳩山由紀夫元首相や福島瑞穂社民党党首、外務省OBらが出席していたが、呉氏の発言をたしなめた者はいなかったという。山上氏が続ける。

「呉氏の発言は、個人的な会合で私見を漏らしたのとはわけが違います。マスコミを通じて、日本全体に伝わることを意識して話しているのです。“ここまで言われても日本は怒らない”と思われたら、中国の軍事的冒険主義のハードルが下がりかねない。足元を見られるだけでなく、“いざ台湾に兵を出しても日本は動かない”と侮られる恐れもあります。怒るべき時に怒るのは外交の要諦。それが抑止力になるのです」

実は二度目だった過激発言
 ましてや、呉氏には“前科”がある。昨年4月28日。前月に在日中国大使に着任したばかりの呉氏は、台湾をめぐりこう発言していたのだ。

「『台湾有事は日本有事』という言い方は荒唐無稽で危ない。(略)日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」

 山上氏は「一度ならず二度目だからタチが悪い」と怒りを露わにする。

「私はチャイナスクール(外務省の中国語研修組)ではありませんが、中国課首席事務官や在香港総領事館総務部長を務めたことがあり、呉氏のことは昔から知っている。目立たない男でしたが、日本語をしっかり学んだ日本通です」

 そんな人物が、二度も同じ過激な言葉を用いて“恫喝”してきたのだ。

「これは、外交官が任国との関係を気に掛けることなく勇ましい発言をして中国共産党にアピールする『戦狼外交』の典型例です」(同前)

 だが、実際の日本政府の対応に危機感は見られない。林芳正官房長官は「火の中」発言から2日後の5月22日の会見で「外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議した」と明らかにしたが、

「国民をバカにするにもほどがあります。外交ルートと言っても、誰から誰に対して、どのような内容の抗議をしたのか、全く明らかになっていない。この言い方だと、次官ではなく局長や課長など、低いレベルでの抗議の可能性もあります。それでは中国側には何も響きません。そもそも、林氏はかつて日中友好議連の会長を務めていましたが、何のための中国とのパイプなのでしょうか」(山上氏)

 そして、山上氏は次のように断言する。

「日本人を命の危機にさらすと言われた以上、政治レベルで抗議しなければいけない事態です。となれば、本来、毅然と対応すべきなのは上川陽子外相(71)のはずです」

 上川氏はポスト岸田の有資格者を指す“小石河陽子”の一角を担うなど存在感を高める一方で、静岡県知事選の最中に「うまずして何が女性か」と発言し、物議を醸したばかりだ。その上川氏が今回の問題発言を受けて“毅然と対応”した形跡は一切、見られない。

「上川氏はきちっと仕事をするソツのない外相だとは思います。ただ、怒るべき時に怒れないようでは、外交はできない。ケンカのやり方を分かっていないのです。上川外相は呉大使を外務省に呼びつけ、厳重に抗議をした上で、謝罪と発言の撤回を強く求めるべき。発言から時間は経ってしまいましたが、対応が遅くなっても、何もしないより遥かにマシです」(同前)

 過去には、21年12月に安倍晋三元首相がシンポジウムで「台湾有事は日本有事」と発言した際、中国外交部が垂秀夫駐中国大使(当時)を呼びつけて「内政干渉だ」と猛抗議した事例がある。

「日本側は、現職の首相ではない一政治家の発言ですら呼びつけられているのです。政府の一員である中国大使の問題発言で、中国側を呼びつけることができない道理はありません」(同前)

 ただ、中国外務省の汪文斌報道官が23日の記者会見で、呉氏の発言について「完全に正当で必要なものだ」と容認しており、呉氏が発言を容易に撤回するとは考えづらい。その場合には上川氏が“最後のカード”を切るべきだという。

グッドコップ・バッドコップ
「呉氏に、日本からお引き取り願う。この大使では日中関係のためにならない、いわゆる『ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)』として日本から追放し、本国に送り返すのです。それが国際的にもスタンダードな対応です」(同前)

 こうした外交戦略が一切ないまま、国民を危機にさらすと脅されてもダンマリを決め込む上川氏。さらに問題なのは、岸田文雄首相だ。5月27日にソウルで日中韓首脳会談が開催された。にもかかわらず、岸田首相は何らメッセージを発することがなかった。

「本来なら猛烈に抗議をして、首脳会談をキャンセルしても良いレベル。それでも会談をするのであれば、岸田首相から李強首相に『あの発言は何だ! 日本国内で大問題になっている』と申し入れるべきでした。日中韓の三国で首脳会談が行われるのは約4年半ぶりということもあり、岸田首相は首脳会談の成功を優先したのでしょうが、責任回避でしかありません」(同前)

 結局、日本側は何の手も打たないまま、日中韓首脳会談は終了した。山上氏はこう喝破する。

「百歩譲って岸田首相が首脳会談で良い顔をしたかったのなら、なおさら上川外相は憎まれ役をやるべきでした。交渉術でよく用いられる『グッドコップ・バッドコップ』という手法があります。わざと“悪い警官”役を作ることで、自らは“良い警官”として交渉相手に好感を持ってもらい、交渉を有利に進める手段です。いまの岸田政権ではそれができず、岸田首相も上川外相も、皆が良い格好をしたがっている。だから中国に舐められるのです」

 日本外交はこのまま、劣化の一途を辿ってしまうのだろうか。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年6月6日号

(引用終わり)
恫喝する外交官など非常にパイプ役も期待できず追放で当然
先日の靖国神社への不敬行為も逮捕案件
中国人はトップから末端に至るまで極めて下品であり、ならず者の集団

日本国民を殺すと脅されて
それは遺憾ですで終わらせる

そんな国には次は何をしようかなとなる
次々とエスカレートする

毅然とした態度だけが理不尽な行動を止める。

北京中南海を爆撃して、習近平を抹殺することも検討すべきです。

仰る通りですね。もし、仮に、上川氏が中大使を追放したら、次か将来の総理大臣の座を手中にする。

「火の中」発言で炎上中の呉氏を追放して、日本国首相になろうではありませんか。

女は度胸、男は愛嬌というではありませんか。

今の中共に日本国を本気で怒らせる度胸はありません。
毛沢東、蒋介石級の悪党は今の中共にはいませんからね。

さぁ、女性の壁、突破出来るか?こういう点もなかなか女性がトップになれなかった理由なんだよ。サッチャーみたいな人の出現が待たれます。



本来ならそれは岸田総理がやるべき事じゃないのだろうか?
日本のトップが日本の為に怒るべき時に怒る行動をとってこそ、その下に位置する大臣や国会議員や大使も怒りを堂々とぶつけられるような気がする。
岸田総理だけではないが、これまでの総理や閣僚が、日本が周辺国から損害や不安を被っても遺憾しか言わない情け無い態度を取り続けてきた結果、やりたい放題されている。
怒るべき時に怒らなければ、相手側は自分達がやってる事が間違ってるという事をいつまでも認識しないままになり、日本だけでなく相手国にとっても不幸な事だと思いますが…

尖閣のブイを含め弱腰なのか?親中なのか?
アメリカ寄りと最初は言われていましたが何か違う様な気までします。
弱腰や親中、親韓などを日本の首相に着かせたら鳩山と同じ過ちになりかねません。
そうなると石破、河野も駄目ですが。
自民に後継者になる器が存在しないのが問題です。それ以前に統一教会や経団連、医師会などとの癒着などと色々問題ある政党に成り下がり
ましたが、これでも自民の牙城が崩せない様なら日本は変わる事も無いでしょうし空白から暗黒の時代を構築して行く気がします。

西側の支援を受けながら中国と戦争したらゼレンスキーのようにずーっと総理大臣でいれるね!

自民党には親中派が相当数いるようだやはり自民党をぶっ壊すしかない。
有権者の皆さん自民党候補者に投票はやめましょう。最近、自民党議員のポスターが張り替えられ自民党の記載が無くなった。当選後に復活か?

こんな発言を許す国は先進国の中ではどこにもない。
何も行動を取らないということは国際社会の中では容認と取られる。
それにしても習近平になってからはこの国は気がふれたようだ。
本当に第三次世界大戦を引き起こすのはどうやらこの国だ。

正論だけど、今の自民党に中国に毅然とした態度を取れる政治家なんて一人もいない。せいぜい靖国参拝を続ける高市早苗氏ぐらいのもの。林芳正なんて日本の国益よりまず中国の機嫌を損ねないように配慮する政治家だろう。上川氏だって中国に従順な親中派ということで岸田が外務大臣に任命したはずだから。維新などの野党も同じで日本の政治は実質的に中国の属国状態。

完全になめられている
ODAを中国に拠出していた時期に、中国のような大国で資源ある国がやがて頭角を表して世界に影響を及ぼしてくると何故分からなかったのか?

先見性の甘さ、外交の未熟さ甘さが日本をダメにしてきた。

鳩山、福島、連坊や立憲等の親中勢力が我が物顔で国政を堕落させている

自公は中国の操り人形。日本株上昇は?中国投資家の爆買い。おまけに日本の大都市の土地、山、水源など中国人に買い漁られてる。
何の規制もかけない政府。このままだと日本が無くなる。

と言っても 立憲 共産 社民 れいわあたりは外国人参政権賛成だし、ゆるゆるの規制である安全保障上重要な土地の利用を規制する土地利用規制法には反対だからもっと始末が悪い。健全に国土を守ろうとする政党はないものか?

その通りですね。国会議員はちゃんと仕事しているのか?高い議員報酬もらってるくせに中国に強く抗議せず、尖閣諸島も棚上げするんじゃ、議員辞職すべきだと思います。

野党や大手マスコミやコメンテーターが何も言わない

まるでマネージャから恫喝、ハラスメントされて、自分の立場が悪くなるのを考慮して必死に我慢して黙っている部下みたいだな、今の日本は。ダッセーなマジで。ブチ切れて反論するなり、日本の大使を北京から帰国させるとか、まず出来る事がある筈なのにね。政権が国民の支持が無く弱体化している事が大きな要因でもあるので、まずは大勢の国民から支持を得られる保守の政治家がトップに立つべきだね。リベラルで日本弱体化計画を推進するだけの増税眼鏡は今すぐ辞めて欲しい。今すぐだよ。もう見たくもない。

日本には何を言っても言い返して来ないと既に思われている。
その場に出席していた面々が到底日本人ではない方ばかりなので毅然とした対応が出来る訳がない。本当に情けない。
24時間、365日日本の海を守ってる者の事を考えろよ。能無しども。

外交の劣化?
日本は戦後、外交なんかやってない。アメリカ様の属国だからご主人様の指示通りに動いてきただけ。

みんな気がつかないのか?
自民党のパーティー券買っているのは習近平だぜ。
オーナーに逆らえるわけないよ。

自民党では無く宏池会。自民内の左派ね。

無能ヘタレクソメガネ岸田や売国親中二階や河野、経団連が裏で操ってるのだろう。

不思議なことに、普段から武力反対とか平和だとか自由とか内政干渉はいけないとか言っている輩ほど、この大使の発言を許容し全く取り上げようとしていない。中国共産党様がなさる事なら日本人を火に入れることなど問題としないのだろう。
台湾侵略を是とするなら、同じ列島線にある沖縄侵略も是とする筈だし、その二十年後には西日本も中国共産党に差し出せと言い出すだろう。
自衛隊のオスプレイが飛ぶことに狂乱して激怒するが、中国や南猿山国が違法な調査船を繰り出しても、領空領海侵犯しても何も言わないのがその証拠だ。

本質は大東亜戦争の正当性・自衛性・アジア諸民族への貢献、これらを今一度史実に基づいて歴史を反省することです。
日本人は自分の心を偽って、自虐史観で無理やり過ごして80年。
もうそろそろ歴史をしっかり清算すべき時期だと思います。
この本質を解決しない限り、いつまで経っても小手先の対応に追われてしまう。

自民党には親中派が相当数いるようだやはり自民党をぶっ壊すしかない。
有権者の皆さん自民党候補者に投票はやめましょう。最近、自民党議員のポスターが張り替えられ自民党の記載が無くなった。当選後に復活か?

こんな発言を許す国は先進国の中ではどこにもない。
何も行動を取らないということは国際社会の中では容認と取られる。
それにしても習近平になってからはこの国は気がふれたようだ。
本当に第三次世界大戦を引き起こすのはどうやらこの国だ。

では日本はどうなるのでしょう 情けない政治家ばかりで、見渡しても 次の総理大臣に相応しい人物がいません、ここまで馬鹿にされても 抗議出来ない ましてこの場にいた 鳩山 元総理迄した人物が何も言えないなんて、日本人はこのままだと飲み込まれそうです️情けない政治家そう取り替えしかないでしょ。未来の子供達の為にも 上川さんには少し期待していたが、駄目でした。情けない日本にしないで下さい。

正論だけど、今の自民党に中国に毅然とした態度を取れる政治家なんて一人もいない。せいぜい靖国参拝を続ける高市早苗氏ぐらいのもの。林芳正なんて日本の国益よりまず中国の機嫌を損ねないように配慮する政治家だろう。上川氏だって中国に従順な親中派ということで岸田が外務大臣に任命したはずだから。維新などの野党も同じで日本の政治は実質的に中国の属国状態。

こういった素晴らしい方が政治家になって正常な強い日本に戻してもらいたい!本当に弱腰日本は情けないしそんなに中国に媚び諂うほど日本人は落ちたのか。先人の日本人に申し訳が立たない。今こそ国民が立ち上がり腑抜けな政府政治家を一層していかなくてはならない。

今の時期に言えないなんて中国から献金を貰っていると疑います。
こんなことを言われて強い態度に出られないなら有事になったり尖閣が攻められたりしても遺憾で終わらせる気がします。
とりあえず中国の電気自動車と太陽光パネルなどを辞めて下さい。
ふざけた国を儲けさすより日本を救ってください。
まぁとりあえずブイを撤去しましょう。

完全になめられている
ODAを中国に拠出していた時期に、中国のような大国で資源ある国がやがて頭角を表して世界に影響を及ぼしてくると何故分からなかったのか?

先見性の甘さ、外交の未熟さ甘さが日本をダメにしてきた。

鳩山、福島、連坊や立憲等の親中勢力が我が物顔で国政を堕落させている