次期戦闘機の共同企業体「均等出資を」 レオナルドCEO
機械
日本経済新聞
2024年5月23日 19:00

日本と英国とイタリアによる次期戦闘機の共同開発に参画する伊防衛大手レオナルドのロベルト・チンゴラーニ最高経営責任者(CEO)が日本経済新聞の取材に応じた。機体の製造などを担う共同企業体(JV)の出資比率に関し、「3カ国で均等にするのが理想だ」と語った。各国の作業分担の中身なども次の焦点となるなか、「詳細は今後数カ月で明らかになる」との見通しも述べた。

(引用終わり)
機体の製造などを担う共同企業体(JV)の出資比率に関し、「3カ国で均等にするのが理想だ」とイタリア側が要求しているが、断るべきだ。
日英主導で、イタリアはその補助という構図がいい。
日本が握る第五世代戦闘機用エンジンというカードを遠慮会釈なく行使すべきだ。

日英陣営の次期戦闘機は、米国以外では最有力だ。
その根幹は、米国以外で唯一の第五世代戦闘機用エンジンを日本が開発したことだ。
中露も独仏も第四世代戦闘機用エンジンかその改良型の段階だ。

イタリアが日英陣営から離れても実害はない。

戦闘機とは、高性能エンジンにより成立する。
いくら優れた機体でもエンジンがしょぼければお終いだ。

逆に言えば、戦闘機用エンジンの出来次第なのだ。

XF9エンジンを搭載した技術実証機を早期に就役させるべきだ。