[社説]トランプ前大統領の「在韓米軍撤退論」、現状変更に慎重を期すべき
ハンギョレ新聞
24/5/9(木) 11:58配信

 11月の米大統領選挙で返り咲きを狙うドナルド・トランプ前大統領側が、繰り返し「在韓米軍撤退論」に触れている。韓国からより多くの防衛費分担金を引き出すための「脅し」とみるには、これらの発言があまりにも頻繁に、そして一貫して続いている。「あらゆる事態」に向けた万全の備えが必要だとみられる。この問題は朝鮮戦争以来70年以上続いてきた朝鮮半島と東アジアの戦略バランスを揺るがす根本的な変化であるだけに、韓米が新たな合意点を見出すまでは、米国による一方的な現状変更を阻止しなければならない。

 トランプ政権下で国防副次官補(戦略・戦力開発担当)を務めた「マラソン・イニシアチブ」のエルブリッジ・コルビー代表は6日、聯合ニュースのインタビューで、「米国の主な懸案ではない北朝鮮(問題)を解決するために、これ以上朝鮮半島で米軍を人質として取られるわけにはいかない」とし、「韓国は北朝鮮を相手に自国を防衛する上で、主となる圧倒的な責任を負わなければならない」と述べた。また、米国が自国の都市を犠牲にしてまで韓国を北朝鮮の核攻撃から守ることはないとし、「韓国の核武装を排除しない」とまで語った。コルビー元副次官補はトランプ陣営の外交安全保障政策に影響力を行使する人物で、彼が共同創設したマラソン・イニシアチブにはマシュー・ポッティンガー元大統領副補佐官(国家安全保障担当)などが参加している。

 米国の大統領選挙の勝敗が決まったわけではなく、コルビー元副次官補の主張が米国の朝鮮半島政策として具体化されるかどうかはまだ不明だ。にもかかわらず、この発言の中には韓国の運命と直結する、在韓米軍の撤退▽戦時作戦権の移管▽独自の核武装など、主な安全保障懸案に対するトランプ陣営の「戦略的見解」が具体的に示されている。要するに、米国は中国との対決に集中しなければならないため、韓国の安全保障は自ら守るべきであり、この過程で独自の核武装をするなら止めない、ということだ。これは同盟の問題を「なぜ豊かな国である韓国を(米国が)守らなければならないのか」(先月30日のタイム誌とのインタビューなど)という経済的損益問題として把握してきたトランプ前大統領のアプローチとも次元が異なる。

 在韓米軍については様々な意見があるだろうが、撤退が現実化した場合、韓国は安全保障政策を一から建て直す「国難」に追い込まれることになる。独自の核武装も、韓国が長い間進めてきた「朝鮮半島非核化」原則の廃棄だけでなく、世界的にも不拡散(NPT)体制の崩壊という災いを招くことが明らかだ。早まった現状変更がなされないよう、極めて慎重でなければならない。

(引用終わり)
慎重でなければならないのは、
トランプ氏ではなくハンギョレが推す
反米反日で親中従北の共に民主党の面々ではないのなかな..

韓国はさっさと将軍様の傘の下に入っちゃえば?
核武装もできて良いじゃない。

もっともそうなれば、日米の敵となり、中露の盾として酷使され使い潰されるだけですよ。

在韓米軍は約28,000人。北朝鮮と近距離で対峙しており、万一北朝鮮が大攻勢をかけてくれば、最終的に空軍力で北朝鮮軍は撃破されるものの、北朝鮮の近距離ミサイルで在韓米軍にも相当被害が出る。また北朝鮮の核も懸念要因だ。
コルビー氏の発言のウラには北朝鮮の軍事リスクが大きくなるなか、対中国対応を理由にしてリスクを減らしたい思惑がある。
ハンギョレにしてみれば願ったり叶ったりでは?
あと韓国の核武装は日本にとってかなり脅威。現状の核不拡散体制の例外措置で韓国が核武装するなら、日本や台湾も同じ道を歩み核ドミノが起きるだろう。

トランプ前大統領の「在韓米軍撤退」の話は、二期目の大統領選挙前からいっていたことで、敗北したことでお蔵入りになっていた。
が、大統領選が近ずくとこのような話も浮上してきます。

当時、トランプ氏はハノイ米朝首脳会談の失敗は、仲介役である文大統領の双方に都合の良い嘘にあり、噛み合わない会談に苛立ち帰国し破綻してしまった。
ジョンウン氏は、帰国すると直ぐ様に南北連絡事務所ビルの爆破に至る。
このような経緯があり、双方、韓国に対し相当な険悪感を抱いている。

別の記事でも、トランプ政権で就いていた高官が「(北朝鮮の挑発に対し)韓国が責任を持つべきだ」といっていることなら、トランプ大統領の考えであったのだろうし、先述したように険悪感を抱いていることから、在韓米軍駐留費の大幅な増額を要求、不満を示せば「タダ乗りは許さない」と駐留米軍撤退の話が持ち上がる。

何れにしろ韓国に取って厳しいものになる。

他紙が言うならいざ知らず、従北派のハンギョレが言うから理解に苦しむ。
要は自国防衛に遣うカネがもったいないから米国が守るべきということか。

左派の御用新聞ハンギョレなら在韓米軍撤退は喜ぶべき事でしょう?
ひょっとして、中国・北朝鮮の下僕になるまでは米軍を利用しっていう
所謂、「用米」を狙ってたりするんですか?

「第二の独立戦争勝利」とかファンタジーで国を上げて盛り上がるべきだと思うけどな。

それを国難とかネガティブな報道は似合わないぜ。

核武装??ムリムリムリ!!原発も管理出来ないで核兵器を管理できるはずがない。そもそもアメリカ様が黙っていると思うのか??

トランプ氏の撤退論は基本的には「駐留経費を増やすためのブラフ」でしょう。

ハンギョレは北朝鮮の手先だから米軍基地を追い出したいのでは?

韓国の主敵は日本ですから、戦時統制権の頚城から逃れたら雀躍と対馬侵攻をしかけれくることでしょう。
そんな国に核を持たせることだけは避けるべしですね。