同時通訳可能な国産AI開発、大阪万博で活用へ…機密性高い国際交渉でも使用想定
読売新聞オンライン
24/5/8(水) 5:03配信

 総務省所管の国立研究開発法人「情報通信研究機構(NICT)」(東京)が、自然な会話の流れで同時通訳が可能な国産AI(人工知能)を開発し、2025年大阪・関西万博で活用することがわかった。政府は30年頃までには、機密性の高い情報を扱う国際交渉での使用を想定している。

 首脳会談などの同時通訳では、熟練の通訳者が話者の発言の途中から翻訳を始める。作業の負担は大きく、日本語と英語の同時通訳者は国内で数百人に限られる。

 NICTのチームは同時通訳者の協力を得て、用意した膨大な文章データのうち、通訳者が翻訳を始めるタイミングをAIに学習させた。用語集などと組み合わせることで、日英中韓仏の5言語で双方向の同時通訳ができるAIを開発した。

 AI翻訳は、米グーグルなども技術開発に注力するが、海外の技術を使えば会話情報の流出リスクもあり、経済安全保障上、国産AIの実用化が求められていた。

 NICTは今年度中に15言語まで対応言語を増やし、来年の万博期間中に会場で開かれる講演やセミナーで活用。AIを搭載するシステム開発は「TOPPANホールディングス」(東京)のグループ会社が手がけ、同時通訳された内容は、会場内のスクリーンのほか、参加者のパソコンなどに文字で表示されるという。

 裁判や救急医療の現場での実用化も目指しており、NICTの隅田英一郎フェローは「AIのサポートがあれば、通訳者の負担は大幅に減らせる。人とAIが共存した高度な同時通訳を実現したい」と話している。

(引用終わり)
万博はこのように人類の様々な可能性を示す場である。
海外のパビリオンが減ったのなら国内の優秀な企業・団体が出展や協力してるから非常に楽しみです。

私達は日頃、英語学習に膨大な時間と費用をかけさせられていると思うのでそれがなくなる未来が来るかもね。
全ての人類が母国語でコミュニケーション出来るのはとても公平なことだ。英語なんて所詮戦勝国であった国が強制的に敗戦国に学ばせているだけにすぎない。

軍事諜報で重宝しそうですね。
米ロ中の通信解析が自動化できそうですね。

ドイツの暗号解析に世界最初のコンピュータが使用された。
暗号解析専用機から汎用性のある電子計算機に発展したように、同時通訳AIが世界を救うようです。

え?普通にダメでしょう

会社でも翻訳アプリを使用して全て翻訳することは情報漏洩になるから禁止されています

こういう認識の甘さがやばいよね

国民と万博推進者との通訳も出来ると良いな