U-23日本代表が戦前の低評価を一掃し、五輪切符をあっさり獲得できたワケ
webスポルティーバ
24/5/1(水) 17:15配信

【日本は明らかに強かった。実力的に見て順当な結果】

 U-23日本代表が、パリ五輪出場を決めた。

 日本の五輪出場は、1996年アトランタ大会以来8大会連続。歴史のバトンは、また新たな世代につながれた。

 日本がパリ五輪に出場するためには、U23アジアカップで3位以内に入るか、4位になって大陸間プレーオフ(アフリカ代表のギニアと対戦)に勝利する必要があった。つまり、この大会での最低限のノルマは準決勝進出だったわけだが、日本は準々決勝で地元カタールに延長戦の末、4-2で勝利し、これをクリアすると、続く準決勝でイラクを2-0で下し、2位以上を確定。回り道することなく、パリまでの最短距離を駆け抜け、あっさりと出場権を獲得してしまった。

 しかしながら、大会前に時間を戻せば、このチームのパリ行きを危ぶむ声は多かった。というより、大勢を占めていたと言ってもいいかもしれない。

 海外組の何人かを招集できなかったことをはじめ、所属クラブでレギュラーポジションをつかめていない選手が少なからずいること、さらには、新型コロナウイルス感染拡大の影響による国際経験不足などが、その理由だった。

 だが、実際に大会が始まってみると、日本は明らかに強かった。

 それは、日本と対戦した韓国、カタール、イラクが、揃いも揃って本来のスタイルを捨て、守備的な5バックで臨んできたことにも表われている。まともに組んでも日本には勝てない。そう思わせるだけの強さがあったということだろう。

 準々決勝で韓国がインドネシアに敗れるなど、大会のなかでいくつかの波乱があったのは確かだが、最終的に日本とウズベキスタンが決勝に進んだのは、実力的に見て順当な結果だった。

 とはいえ、いつも実力どおりに結果が決まるとは限らないのが、勝負の厳しさであり、難しさである。

 今大会も、決勝トーナメント一発勝負。特に準々決勝は負ければ終わり(準決勝は負けても3位決定戦がある)とあって、その重圧の大きさを口にする選手は多かった。

しかし、選手たちは言葉とは裏腹に、大会を通じて落ちついた戦いを見せていた。重圧を感じてはいても、それに押しつぶされ、冷静さを失うようなことはなかった。

 そんな彼らの落ちつきがよく表われていたのは、彼らの選択する"攻め方"である。

 前述したように、今大会では日本に対して守備を固めてくる相手が多かった。結果、日本はボールを保持して攻撃し続けることが多かった一方で、なかなか得点できない時間も短くなかった。

【相手のことをよく観察し、最善の選択をしていた攻撃】

 そこで日本がこだわっていた(ように見えた)のは、サイド攻撃である。

 特に右サイドでは山田楓喜と関根大輝が好連係を見せ、日本の大きな武器になっていたものの、裏を返せば、攻撃がサイド一辺倒になっている傾向は否めなかった。

 どんなに強力な攻撃であろうと、それだけになれば相手が対応しやすいのは当然のこと。にもかかわらず、中央からの攻撃機会が少ないのは、勝負に徹し、極力カウンターを受けるリスクを排除しようとしていたからではないのか。

 そんな疑問を木村誠二にぶつけてみると、「全然そんなことはない」と即答。「サイドからいけるんだから、サイドからいっちゃえばいいじゃんっていう感じで、僕らは空いているスペースを使いにいってるだけ」と、理由は明快だった。

 実際、サイドからの攻撃でチャンスが作れていなかったわけではない。「もともとサイド攻撃が得意なチームではあるし、いいクロスが何本も入って、あとは決めるだけみたいな状況もあった」と木村。

 キャプテンの藤田譲瑠チマにしても、「カウンターに気をつけているというのはあるが」と前置きしたうえで、「どのチームも中をいつも以上に意識して閉めてきている印象があるので、そこで無理に(縦パスを)差すよりは、(両サイドに)クロスの質が高い選手がいるので、そこを使いながら、というのは考えている」と言い、あくまでも相手の守備陣形を見ての判断であることを強調していた。

 はたして、パリ五輪出場を決めた準決勝のイラク戦。彼らの言葉がウソではなかったことが、見事なまでピッチ上で証明された。

「(イラクは5バックだったが)あまり堅い守備だとは正直、思わなかった。時間が経てば、1、2点入るだろうなと思っていた」

 この試合で貴重な2点目を決めた荒木遼太郎がそう語っていたように、イラクはボールに強くアプローチしようという狙いは見えたが、木村曰く、「あまり連動性を持った守備ではなかった」。

木村が語る。

「譲瑠のところがずっと空いていて、僕や(高井)幸大からそこに(パスを)つけるのが本当に容易だった。あれだけスペースがあったら、みんな技術が高いので、あれくらいは中から(攻撃に)いける」

 前向きにフリーでボールを持つ機会が多かった藤田は、「(自分に)寄せてこない割に(DF)ラインが高いなと思っていた。(細谷)真大がその(ラインの裏を狙う)動き出しをずっと狙ってくれていたので、うまく(パスを)出せた」と、先制点の場面を振り返り、こう続ける。

「(これまでに対戦したのは)中をすごく閉めて、外に追いやるような守備をしてくるチームばかりだったけど、今回(イラク戦)に関しては、相手の中盤の選手も2人で(日本が数的優位を作れて)、(松木)玖生と荒木が空いているように見えたので、そこをうまく使いながらプレーできた」

 先制点を決めた細谷も、「もちろん、サイドからポケットを突いて崩していくのは自分たちの攻撃の形でもあるが」としたうえで、「今日は中央での崩しを新たに見せられた」と、会心の攻撃を振り返る。

 凄まじい重圧と戦い続けた今大会。選手たちは少しばかり慎重になりすぎた面もあったのかもしれない。

 しかし、だからといって、彼らは決して消極的になっていたわけではなく、傍目にはもたついたように見える試合も、相手のことをよく観察して戦い、最善の選択をしていたにすぎない。

 日本のパリ五輪出場は、順当な結果。と同時に、選手たちが勝利の確率をより高めるべく、冷静に戦った結果でもある。                   浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki

(引用終わり)
とりあえずはパリ五輪出場おめでとう。
オリンピック本戦では日本の弱点の縦ポンを相手国が仕掛けてくることはそんなにないだろうし、ある程度は勝ち上がっていけるかもとは期待しつつ…
まあ、縦ポンじゃなくてもフィジカル押しでインテンシティ強めにガンガン当たってこられたら太刀打ち厳しいだろうし、まだ表に出てない弱点が露呈して、負けたら負けたで次の課題が見つかって良かったという予定調和で終了なんだろうとは思うけど。

少なくとも、現状の内容で満足できる人にとっては、まだまだ不満だらけって意見はお祝いムードに水を差すだけとは分かってるつもりだけど、五輪出場さえ危ぶんだチームに調子に乗ってメダルを目指せとか言い出しかねない雰囲気にはなって欲しくはないからさ。

誰に向かって言っているの?

ロシア杯で2点リードされたベルギーが日本相手に縦ポンサッカーをやってきたことを知らないの?
負けたら、このチームは終わりなんだよ。次の課題が見つかるも何もチームは解散なんだよ。何が予定調和で終了なんだよ。彼らは人生がかかっているんだよ!そんな日和見している奴はメディアだけ。メディアに洗脳されて感想述べてんじゃねーよ!
 選手たちはみんな必死だし、素直に応援する気持ちを持てないなら、しゃしゃり出てくるな!
 
おまえ、ニワカだろ?なんで五輪出場が危ぶまれたか記事読んでないのか?欧州組の主力を招集できなかったからだろ?オリンピックになれば、今大会の4割は出られない。OA枠もあるし、全然違うチームになるんだよ。そんなことも知らないで語ってんじゃねーよ!

周りを見ると悲観的なコメントばかりだな。

準決勝では恵まれた感は確かにあった。

確かにあのイラクはかなり強かったし、ナメてかかれば確実に痛い目にあう相手だった。パリ五輪の3枠目はおそらくイラクが獲得するだろう。それくらいハイレベルなチームだった。パリ五輪でも草狩り場にはならないと思う。

しかし、相手をナメずにキチンと準備して試合に臨み、試合中も全力でプレイをすれば、日本の実力なら勝てる相手だった。日本も言うほどレベルが低くないし、むしろ高いから。パリ五輪世代は期待されていただけのことはある。

確かに久保建英以外は地味な選手ばかりだが、個々のレベルは高い。彼らは同世代の久保建英が活躍するのを悔しく思い、久保建英を目指してずっと練習してきたから。

日本人もこの五輪代表を誇るべき。実はユース年代からAFC内で評価が高かったチームなんだよ。

ちょっとしたサッカー経験者ですが、弱いと思われていた学年(年代)ほど結果をもたらすものです。サッカーとはそういうものだと思います。サッカーの結果には絶対はありません。この年代楽しみです。パリオリンピックも応援します。

初戦の中国戦で10人になった時、後々の試合まで選手の体力(スタミナ)的にダメージを負ってしまうのではないか。と、心配していたが、試合を見る限り心配は無用のようで安心しました。
残り決勝戦のご活躍をお祈りします。

だってグループステージなんて毎試合スタメン8割変えてるんだもん。
他のチームが中2日で戦っているのに日本だけ中5日で戦っているようなもの。そりゃ強いよ。
さすがに準々決勝・準決勝はそんなことできなかったけど、中3日だったからね。韓国戦をほぼ捨てゲームに出来たから、2連戦でもかなり余裕があったはず。


カタール戦でクロスを放り込みまくっても全然点に繋がらなかったように、「サイド攻撃」と「CF細谷」はミスマッチだからCFのファーストチョイスが細谷というところは本大会ではもう少し考え直して欲しい(今回は呼べるメンバー的に仕方なかったのかもしれないが)

「あっさり」なんてのは、試合を見ずに結果の記事だけ読んだ人の感想じゃないか。組み立てもゴールもなかなか思う様には行かなかった。

良い雰囲気になったのはカタール戦の細谷のゴールからだろう。エースに一本出てようやく落ち着いた。

決勝トーナメント決定後の韓国戦をベストメンバーとせず、決勝トーナメントをベストメンバーで臨んだことが良かったと思う。口ではどう言っても、監督は冷静、韓国戦でベストメンバーに休養をとらせ、当然戦術も見せずにやり過ごした。

この世代のベストメンバーではないけどね。今大会のチームはまさしく1.5軍だよ。エースストライカーの鈴木唯人はいないし、斉藤光毅、三戸舜介というアタッカーもいない。久保君もこの世代だしね。あと、チェイスアンリもいないし、バングーナガンデカシーフ選手もいないし、鈴木ザイオンもいない。


とは言え、韓国戦でキーパー変える必要はなかったけどな。

前評判はそれほどでもなかったU23が五輪行きを決め、決勝戦まで勝ち上がれたのはJリーグを頂点とする日本サッカーの底上げの順調な成果を感じる。

あっさり獲得できてないよ。
グループリーグ圧勝で全勝トーナメント圧勝で決勝まで進む、ということならそうだろうけど。
けっこう苦しみながら進んでる印象的だよ。

だからそういう印象はチームの実態とは違っていたのだというコラム記事なのだがね?
これを読んで選手たちのコメントを聞いても理解できないのなら仕方がないが。

「あっさり獲得できるワケ」と、大会前に書いてくれたら読み応えある内容かと思います。後出しジャンケンですからねえ。かく言う自分は、グループは抜けられても準々決勝は危いと思っていたので、人のこと言えませんがり

終わってから選手たちへの取材をもとに書いている解説記事ですよ。大会前に書けるわけないだろ?
3月の親善試合など大会前から、また大会が始まってからも散々渦巻いていた批判に対する、大岩ジャパン擁護の記事です。


ベストメンバーでなくても、オリンピック出場決定!おめでとうございます。 日本の選手層の厚さがすごいね!

集めたのがベストメンバーです。

不安視はされていたけど、「出場権獲得くらいはできるだろう」ってのが主流だったのでは。
他国が盤石だったわけではないし。
アジア6強のうちイランは出場すらできなかった。

それに決して「あっさり」ではなかったぞ。
初戦から冷や汗ものだったし韓国には負けている。
カタールとは延長。
このライター、試合見ないで結果だけ見て書いてるな。
コタツ記事以下。

良いように言えば冷静、悪いように言えば消極的。じっくり見るのもいいが、もっとガンガン行ってもいいと思うけどな。

カタール戦のレッドカードはあまりに恣意的で酷かったですね…まさかカタールは自分達より高い金を積まれているとは思いもよらなかったでしょうし、田嶋が裏金を積んだのではないかと勘繰る方もいそうですよね…

そんな奴いねえよ。

子象には反応しないこと。

我々日本が口ぐせのこの人、日本人じゃないですよね。オリンピック予選敗退した韓国がお好きなようで。

明らかな虚偽として通報しておきました

韓国は?今回は裏金積めなかったから脱落したんですか?

裏金積んだとか言っちゃって大丈夫なの?

おまえしか、勘ぐってねーよ!w

裏話を聞けば、彼らは周りが思っている以上に状況分析していたんだな。
森保とか要らんね、このメンバーには。

掲題のあっさり に違和感…
日本選手にも相手国にも全くのリスペクトが感じられない「あっさり」

あっさりって表現は絶対違うと思う

スポルティーバが一番否定的だったからな
そりゃびっくりだろ

浅田真樹はそうでもなかった。

あっさりにみえました?

審判買収でオリンピックですか...日本国民は納得するのでしょうか?

本大会での日韓戦では、日本は韓国にまさに完敗でしたね。内容も戦術面も韓国が上回っていました。
韓国は冷静に自分たちの実力を分析し、日本とガチンコ勝負しては勝機がないことを素直に認め、徹底した弱者の戦術で臨んできました。
韓国が日本に勝つには、この方法しかないので、それを恥を忍んで採用した韓国チームはまさに天晴でした。
数年前であれば、日本との実力差を認めたくないあまり、無理にでもガチンコで臨んできましたが、何年にも渡って負け続けたことで、さすがに内心認めざるを得なかったのでしょう。
韓国人にとっては屈辱の事実だったのでしょうが、現実は避けては通れなかったのでしょう。この姿勢を今後も続けて行けるのであれば、韓国はもっと強くなれると思うよ。いつか日本に追いつけるように頑張れ!

審判買収なんて日本以外の東アジアの国か中東の国がすることでしょ?日本人は絶対にそんな卑怯な真似を考えもつかないから、審判買収などという手段は昔も今もこれっぽちもあり得ないよ。
だいたいそういう発想がまったくないと断言できますよ、日本人なら。あり得ないことだ。

明らかに、日本寄りの判定ってありました?日本戦全試合観ましたけど、そんなシーン記憶に有りませんね。

そう思ってないと耐えられない人もいるってコトです

誰からも相手にされないのならいっそ生きるのを辞めたらいかがですか?みんな喜びますよ

審判買収に失敗してインドネシアに韓国は負けてますが?

???
韓国の常套手段では?

韓国は?今回は裏金積めなかったから脱落したんですか?