中国不動産バブルは“いつから”崩壊していたのか?――12兆円粉飾決算が語る意外な真実
新潮社 フォーサイト
24/4/27(土) 21:42配信

 売上11兆8400億円を過大に計上。史上最悪の粉飾決算が発覚した。

 中国不動産大手・恒大集団(エバーグランデ)は2019年に2139億元(約4兆4900億円)、2020年に3501億元(約7兆3500億円)の売り上げを水増ししていた。中国証券監督管理委員会(証監会)によってこの3月に明らかとなった。粉飾額はもともと発表されていた2019年売上の45%、2020年売上の69%に相当する。

 どうやったらこれほどの金額を水増しできるのか。粉飾の内実も気になるところだが、筆者が衝撃を受けたのは金額だけではない。恒大集団の経営危機が少なくとも2019年には始まっていたという“時期”の問題も驚きだった。広く報じられているとおり(そして私自身も何度も書いてきた話でもある)、同社の危機は2020年夏に施行された不動産企業への融資規制から始まったとされてきた。規制後に必死に対応しようとしたがその努力も空しく、2021年に債務危機に陥り、2022年に不動産業界全体の危機に広がった……という筋書きだ。

(引用終わり)
>中国不動産大手・恒大集団(エバーグランデ)は2019年に2139億元(約4兆4900億円)、2020年に3501億元(約7兆3500億円)の売り上げを水増ししていた。
>粉飾額はもともと発表されていた2019年売上の45%、2020年売上の69%に相当する。

この売り上げ水増しは、恒大集団だけでなく、地方政府、中央政府共通の問題だろう。
そうでなければ売上11兆8400億円を過大に計上。史上最悪の粉飾決算がここまでばれていなかったはずはない、

中共の国家統計は、政治そのもの、はっきり言えば共産党の威信そのものだからだ。

中共が粉飾しているのだから、恒大集団程度の不正は目立たない。

中共のGDPも5割程度水増ししているとみていい。

中国は国営企業の過剰在庫から人の住んでないマンションまでとにかく無計画に作り過ぎ。

中国発の金融不安起きれば、円高に、、、、
可能性ゼロではないが、

中共が縮小し、原油輸入や各種資源輸入を減らせば、石油価格も各種資源価格も下がる。