TX効果で守谷駅近くの児童急増、入学式3回・時差登校も…収容しきれずスクールバスで近隣校へ
読売新聞
2024/04/23 18:16

 つくばエクスプレス(TX)守谷駅近くにある守谷市立黒内小学校で、児童数が市教育委員会の推計を超えて増え、2025年度から教室が不足することがわかった。市教委ではスクールバスを導入して他校への通学を促す対策などを提案している。

黒内小近くの交差点は朝は児童で混雑するため、時差登校を導入している(3月7日、茨城県守谷市で)
 児童数1268人(4月現在)の同小は、学級数が31以上の「過大規模校」。今春も新1年生が7学級あり、入学式は3回に分けて実施した。今年度は6学年で48学級(普通学級37、特別支援学級11)に上る。

 13年度の児童数は456人(16教室)だったが、駅前の開発や周辺の土地区画整理事業などで分譲住宅やマンションが相次いで建築されたため、児童数が増え始めた。

 15~16、20~21年度の2期にわたって校舎を増築したが、当初の市教委の推計を超えて児童数が増加。23年度にはパソコン教室も改築して51教室分を確保し、今年度はこのうち48教室を使っている。

 市教委によると、ピークは26年で1400人を超える見通し。このため、25年度は52教室、28年度は54教室が必要になり、最大3教室が不足することが判明したという。

 理科室や図工室などはプレハブの特別教室棟を建てて確保する方針。また、体育や休み時間に使うグラウンドとして近隣の公園を借りることを決めたが、教室の数をこれ以上増やすことは難しいという。

 同小の児童数を抑える対策として、市教委では今月から、同小の通学区に住んでいても希望すれば、他の小学校に変更できるとした。また、特にマンションや分譲住宅の多い「松並青葉地域」については特定地域に指定し、25年度から希望すればスクールバスで同小から2・5~4キロ離れた御所ヶ丘小か郷州小に通学できるとした。市教委ではスクールバス通学者を60人程度募りたい方針だが、実際にどの程度の人数が希望するかはわからないとしている。

 市教委が2月に開いた住民説明会では、スクールバスで遠方の小学校に通学することへの不安の声が出たほか、新しい小学校を建ててほしいとの意見も相次いだ。しかし、市教委では「これから学校を計画しても間に合わず、新設したとしても児童数は減少に転じていく。用地を確保できるかも不透明」と説明した。

 市教委の担当者は「引き続き、保護者に対して丁寧な説明を続けていく。黒内小以外への選択をお願いしたい」と話している。

(引用終わり)
TX効果を生かすためには、良質な宅地(安価で通勤通学に便利な立地)の供給が欠かせない。
要するに交通が不便で農地か山林にしか利用できなかった土地にTXを通すことで価値を生んだのだ。

TXを土浦方面延伸の方針が示されているが、JR土浦駅接続より、JR神立駅接続、井原空港への延伸を二期分とすべきだろう。

土浦駅接続では、ルートは大半が地価が高い市街地で安く宅地を供給することが難しい。
TXつくば駅からJR土浦駅への延伸ではなく、JR神立駅方面ルートを選択すべきだ。
神立ルートであれば、沿線は農地か山林で土地買収コストも安く済むし、国道土浦バイパス線の空中権で路線を敷設すれば安く済むだろう。
沿線の開発利益も土浦駅ルートよりかなり上方修正できる。

交通便利な宅地であれば、人口流入も見込めるし、不動産売却収入や観光商業の利用者増加も期待できる。
また、神立駅方面ルートであれば、公立小中学校、県立高校、大学短大が多い真鍋文教地区を教育拠点として利用できる。学校側も生徒数が増えればメリットも大きい。

学生目当ての商売も繁盛する。

防災面でも土浦駅ルートは霞ケ浦土浦港に最接近する。
今後水面上昇を鑑みれば、避けるべきだろう。

神立駅ルートであれば、内陸部の台地が路線となるので安全である。

大規模分譲を建てる条件として、学校や教室の増設にかかる費用を業者に供出させる条例とかできないのかな。
ここはもう間に合わないだろうけど、今後もこういう問題はぼちぼちいろんな都市で出てくると思う。

守谷は昔から計画的な街づくりをしていて、みずき野(三井パークシティ守谷)、常総ニュータウン北守谷、南守谷は学校用地を初めから確保してありました。一度人口増加ペースが落ち着いたことより、TX開業前後に一部は住宅(久保ケ丘・けやき台)、商業施設(西友やアクロスモール他)に転用されましたが、多くは予定通り小・中学校が建設されました。ただ、開発規模が大きくないひがし野(当初予定になかったタワマンで想定以上に人口が増えましたが)、美園、松並青葉は地区内に学校用地を確保していないんですよね。さらに既存市街地だった本町や百合ケ丘も住宅が増え、ここ10年ちょっとは定期的に学区をずらすことでなんとか乗り切ろうとしている感じです。すぐ隣の取手市では小中学校を統合していますし、そのうち守谷もそうなることを考えるとなかなか新設には踏み切れないのかもしれませんね。

当初町内を区切ってスクールバスで指定校に行かせる案もあったようですが、反発もあったのか希望者のみ選択制にかわったようで、近隣では選択制ならこのまま徒歩圏のマンモス小学校に行かせたいという親の考えが多いです。
共働きの学童や習い事に合わせたのお迎えなど考えるとやはり遠方の小学校に行かせるのは不便が多いですからね。
同じTX沿いのつくばみらい、つくば市などはTX利用移住者による発展を見込んで将来高齢世帯の公民スペースとしても流用できる小学校を新設しているのですから、守谷市も見習って年数かけても新設していただければそれが一番です。
教委は市内のかつて発展した地区が少子化して同じ道をたどりそうな責任を持ちたくないようですが、TX開通し首都圏通勤移住者の出入りが増えた現在と昔とは状況が変わっているのではと思います。

>TX開通し首都圏通勤移住者の出入りが増えた現在と昔とは
守谷の「首都圏通勤移住者」の増加は、実はTX開通よりも80年代後半~90年代前半の方がペースが速いです。それが郷州、御所ケ丘小の児童数減の理由でもありますが。
松並青葉に小学校用地を確保してくれればよかったのにと思いますね。

十数年前は、旧市街地の守谷小、大規模開発移住が始まる前に作られた黒内小こそ過疎気味の学校というイメージでした。変わるものですね。

守谷はTX出来る前から、ニュータウンができ急激に児童を増やす地域が出来たら十年後には激減する減少が起こっている。
例えば30年前にニュータウンになったみずき野は小中児童数が3000人ぐらい増えたが、その後は高齢世帯ばかりで買い物難民のエリアとしてニュースになったこともある。

ここまで増えると学区の範囲をごく狭くして人数を絞ったり抽選方式にしたりして人数を絞り、落選者などはスクールバスで学区外へ行くしか無いと思います。

子どもが増えるピーク過ぎたら減るんだから、学校を建設するはずないよね。
守谷は恵まれていると思うけれど、モンスター、クレイマーの保護者も多く、経済格差、学歴格差も大きい。
なのに、新規採用の先生たちはFランばかり。不祥事は隠すし、不信感しかないです。

うちの周りも駅周辺にバカみたいにマンション建ちまくって、保育園は足りないわ、小学校も教室足らなくなるわ、最悪です。
マンション建てる方もさ、少しは考えてくれよ。金儲けに必死すぎる。

みずき野地区や北守谷地区は戸建てが多いし 住民も高齢化しているから  小中学校のクラスが少ない。一方  守谷駅周辺 ではマンション建設ラッシュだから ファミリー層であふれている。
空いている守谷市内の小中学校に 無料のバスで 学区をはずれて通う方が むしろ望ましい。


PTAや子供会負担や有無で引っ越した家庭もあるだろうし近隣小はあくまでも任意じゃないとな
近隣小のほうがマシなら喜ぶだろうけど

特別支援学級が11クラスって聞いたことないぞ。対象児童がそんなに増えてんの?

あと10年もすりゃ少子化統廃合。

牛久市内を見れば良い例。ひたちのうしく駅周辺はどんどん増えているけど、牛久駅周辺は住宅開発が終了。
最盛期は全校児童1600人以上だった某小学校も、今は学年1~2クラスがザラ。学年7~8クラスまでを想定した校舎なので、ガラガラです。


特別支援級が11クラスという事にもびっくりした…!!!

街の作り方がシティーズスカイラインみたいだな…これからもっと問題出てくるよきっと

新しい小学校はいらないと思います。

小学校新設する訳ではないのね?