[寄稿]韓国総選挙で勝利したのは誰なのか
ハンギョレ新聞
24/4/22(月) 13:44配信

キム・ユビン|(社)地域公共政策プラットフォーム光州路理事
 4月10日水曜日、第22代国会議員選挙が行われた。私は早めに事前投票を終え、選挙結果を待った。しかし、青と赤ばかりの、正確に東西に色分けされた地図を見て無気力になり、開票速報を消してテレビの前を離れた。昔からそうだったように、選挙後、多くの専門家が選挙を評価している。非専門家である私も意見を言いたいと思い、一般市民の目から見た今回の総選挙についての見解を慎重に語ってみたい。

 選挙に感じてきた地域の雰囲気が常にそうだったように、共に民主党の候補公認と同時に選挙は終わったという断定、少数政党の候補の当選に対する期待、そして特徴的なものとして祖国革新党ブームがあった。実際に祖国革新党の比例代表での得票率は光州(クァンジュ)が47.72%、全羅南道が43.97%で、他地域に比べて圧倒的に高かった。青年たちと選挙について語り合ったとき、自分の親の支持政党として祖国革新党がほぼ欠かさず登場したことを考えると、そのブームは予想されたものだった。私を含めた同世代の青年たちがそのブームになぜ共感できなかったのか。これについては評価が必要だ。

 共に民主党の候補公認の完了と同時に選挙は終わったという表現そのままに、光州・全羅南道の18の選挙区は民主党が独占した。地域住民たちは二大政党構造の問題点が分かっているにもかかわらず、今回もその構造にまったく亀裂を生じさせられなかったことについては、残念だという気持ちが強い。少数政党が正しくて二大政党が間違っているという意味ではなく、多様な話と想像が実現しうる基盤そのものが作られなかったからだ。それだけでなく、民主党一色の地域政治構造はけん制とバランスの喪失を意味するし、政治文化の退行と地域住民の政治的無関心を招く可能性も非常に高い。だから、東西に強烈に塗り分けられた地図から、私は他の色を探して応援したかった。

 今回の選挙のキーワードは政権審判であり、多くの人々が審判論のせいで政策が消失したと評する。私も、住んでいる地域の候補者の政策公約の記された公報や横断幕を見ると、戸惑わざるを得なかった。もちろん政策公約がなかったわけではないが、公報は公約ではなく党代表とのツーショット写真、自身の年老いた母親を気遣う写真などの「親しい証拠」や感性に訴える内容が目につくばかりで、いくら隅々まで見ても私たちの暮らしにかかわる公約を見つけられなかった。

 このように考えていたのは私だけだったのだろうか。だが選挙の結果、少数与党国会が作り出され、ある人は圧勝に歓喜し、ある人は惨敗の責任を押し付けるのに忙しい。国民が政権審判の熱望を投票で表現したとの評価が圧倒的だが、肝心の庶民の厳しい暮らしに肯定的な変化がもたらされるだろうと期待することまではできない。政権審判によって特定の権力者に何らかの措置を取ったからといって、国民生活が自然に回復することはない。そのことを私たちは「2016年のろうそく」で痛切に学んだ。

 熾烈(しれつ)な日常を生きていく市民にとって、政権審判はどのような意味を持つのだろうか。今回の選挙を揺るがした「長ネギ」は、大統領の一言があってから、商人たちが価格の下落を予想して仕入れを控え、農家が被害を受けることもあったという。この長ネギの主な産地は全羅南道だ。少なくとも全羅南道の国会議員当選者なら、「長ネギ」問題を批判するだけでなく、これらの農家を気づかう対策をまず語るべきだった。国民の政権審判の熱望は、誰かに対する復しゅうや特定の権力者の退陣を求めるものというより、自分たちの日常の無事を支えるべき全般的なセーフティーネットの不在に起因するものだったと思う。ならば、長ネギのような権力者の一言で国民の暮らしが動揺することのないよう、政策的・社会的システムを補完していくことこそ、結局は政権審判であるはずだ。政策の失われた選挙の過程を省みることなく祝砲を打ち上げ、または中傷合戦をするばかりなら、今回の選挙はどの党の勝利でもない。ましてや国民の勝利ではない。      キム・ユビン
 
(引用終わり)
雲をつかむような寄稿をして、どうすんのw

誰が勝利したのか?
刑事責任を問われている当選議員です。
あなた方が持ち上げ、乗せられた国民が当選させました。

反日教育を当たり前のように享受し、他責思考、ネロナンブル思考を当たり前だと考え、批判的な考察をしようとしない、かの国の未来を見通すことができない、ごく普通の一般市民たちでしょうね…。

先の文大統領のやってきた事績をすぐに忘れてしまう、記憶力のあれな人々。

断食という仮病で入院して、点滴して入院していた卑怯な野党代表が、選挙になるとのこのこ出馬して偉そうな発言を繰り返していることには驚いた。このアホな野党代表を使って圧勝って・・・韓国大丈夫!?

難しい問いかけだなぁ。あれだけ迫真の演技をしたジェミョ~ンに対し、労せずして美味しいところを持って行ったタマネギが棚ぼた賞!

勝利したのはイジェミョンと民主党と玉ねぎ男かな。当然、韓国国民もおめでとう、いやオメデタイか。敗北者は長ねぎ男。

>韓国総選挙で勝利したのは
 誰なのか?
 (タイトルの問い)

 「犯罪者」です!

>この長ネギの主な産地は全羅南道だ。
 少なくとも全羅南道の
 国会議員当選者なら、
 「長ネギ」問題を批判するだけでなく、
 これらの農家を
 『気づかう対策』を
 まず語るべきだった。
 (引用終わり)

 長ネギを「ダシ」にして
 すんません…って言うんですか?
 ガチで?

 オモロいなぁ…
 日本のバラエティー番組に出る
 「雛壇芸人さん」よりもシュールですわ


韓国人は自分のことと目先のことしか考えてないように見える。


感情や本能に左右されず、冷静に筋道を立てて物事を判断・行動できる理性的な有権者ばかりだと良いのですが、韓国ではどうしても政治論争などなく「保守系」と「進歩系」の二大政党の戦いで、国民にもどの党ならどのようにしてくれるという考えが低下しているように思われる。
未来志向的な考えは、政党や有権者にはなく、政党選びに二分化されている現状です。
これでは、内政的にも外政的にも上手く行くことはありません。

この方のように理性的に選挙を見られる人が少なく、大半の有権者が相手を罵り、相手の失敗をあげつらう選挙戦を望んでいるからでしょう。つまり立候補者は有権者が何を求めているのかを敏感に拾い上げ選挙を戦っているに過ぎません。低レベルな論争を嘆く前に、低レベルな有権者の意識を変えていくよう頑張ってくださいね。

野党候補が多く当選して勝ったように思えますが、政権とねじれになっており国民のためにはなっておりません。左派政権に戻ればまた反日不買や外国各国との不協和音が響くでしょうし、国民は目の前のことに感情的に反応し自らの将来的勝利を手放したと思えます。
国民がますます不幸になる選挙でした。
他国の事はあまり言えませんけど。

ローソク革命で得たものは何もなかった
そのとおり
何も革命などなかったからです
今回も一部のメディアが「長ねぎ革命」と謳ってましたが
革命も何もないのに、そうやって国民を煽り、結果的には国民につけを回すやり方は疑問です
隣国の人たちは、そういった左派政権を許してしまったのでしようか
国民一人一人はしっかりとした世界観を持っていても
一部の政治家が
戦ったこともないのに自称「戦勝国」と国民を煽り立て、世界の常識と異なる「歴史」をかざして、世界の人々を欺けると考えているのでしょうか
韓国起源説に見られるように「なかったものはあったものに」、レーダー照射では「あったものがなかったものに」都合の悪いことは認めない
自国がとんでもない国になっていることを外側から見てほしい

>政策の失われた選挙の過程を省みることなく祝砲を打ち上げ、または中傷合戦をするばかりなら、今回の選挙はどの党の勝利でもない。ましてや国民の勝利ではない。

少なくとも日本人の目から見ると、政治や選挙だけがおかしいというより、そのおかしさは国民性を反映したものに映る。大多数の国民がマトモだと考えているような論調だが、既にその時点で幻想が入り込んでいるような気がする

ちょっと驚いたのは
玉ねぎ党が比例区だけで
共に民主党や国民の力と互角な
議席を獲得したことだ。

左派勢力は思っていたより
強いんだね。

選挙のたびに政権与党が変わる国でも一党による長期政権を行う国でも常に勝利するのは権益を握る一握りの人達だけ
結局庶民の暮らしと政治なんて1ミリもリンクされないんだよなぁ

現在の政権政党が絶対評価でダメでも、選挙の時は、相対評価で政権を選択するのが正しい。韓国はポピュリズムに陥っていないかな?

勝利を喜んでいるのは、カリアゲ君の国と習近辺さんの国とプーチンの国ではないですか。
独裁国家の勝利です。
民主主義より共産国家を選んだのですよ。

勝利したのは、売上アップした長ネギ農家と売っていたスーパーとかじゃないの。そんなレベルの選挙だったのでしょう。


誰なのかって?
選挙なんだから、勝利したのは当選した人々と、その人に投票した人たちでしょ。

勝利したのはハンギョレ新聞ですよ。(笑)

野党の代表は前科3犯で、今も自己の汚職疑惑で裁判中。ヤバくなれば『ハンスト』や『襲撃劇』をでっち上げて今に至る。また タマネギ男はもちろん、政党の半数?は前科持ち。さらに、今のユン大統領も支持率アップの為に『反日』に舵を切る恐れが十分。従って、勝利した人はいませんし、政権が代われば『ちゃぶ台返し』。こんな 犯罪者だらけので国際常識も守れないような政府と付き合ってゆこうなんて正気の沙汰ではありません。と 言いながら、今の日本政府はなんとも弱腰で、下手すれば『韓国の属国』と勘違いされそうな感じ。誰か『毅然とした』総理が出ないものかと思いますね。