日章旗掲げたホワイトハウス…日本「格子型安保」の中心国に浮上か
中央日報/中央日報日本語版2024.04.09 17:56

日本の岸田文雄首相が現地時間8日に米ワシントンに到着し国賓訪問日程を開始した。
外交界では岸田首相の今回の訪米が米国の次期安保構想と合わせ日本が米国と分業して世界安保に関与する立場へと伸びる契機になるとの見方が出ている。
同時に日本の立場では第2次世界大戦以降続いた「戦争放棄、戦力非保有、交戦権否認」という「平和憲法」体制の終息を対内外的に認められる契機になるかもしれない。

◇ホワイトハウスに掲げられた超大型日章旗

ホワイトハウスはこの日、岸田首相の入国を控えホワイトハウス壁面に超大型の星条旗と日章旗を並べて掲揚した。岸田首相が滞在するホワイトハウスの迎賓館「ブレアハウス」には日章旗が掲揚された。近くにはセキュリティのため警護車両数十台が配備され、岸田首相の入国直後にはホワイトハウス前の道路まで完全に統制した。

今回の訪米は日本の首相として9年ぶりとなる国賓待遇の訪問だ。
岸田首相は9日にアーリントン国立墓地での献花を始まりにマイクロソフトのブラッドスミス社長など財界関係者と会う。10日にはバイデン米大統領との首脳会談と国賓夕食会が予定され、11日には米議会演説と米日フィリピン首脳会議が続く。12日にノースカロライナ州のトヨタ自動車搭載バッテリー工場建設予定地などを視察した後、14日に帰国する。

◇日本、AUKUS合流…「HGV探知協力」

この日の岸田首相の出国に合わせ、米英豪の国防相は共同声明を通じ、「米英豪3カ国の安全保障の枠組みであるAUKUSピラー2プロジェクトに日本が合流する案を議論している」と発表した。
AUKUSはオーストラリアに原子力潜水艦を提供するピラー1と、海底・量子技術・人工知能(AI)・サイバー・極超音速・電子戦武器などを共同開発するピラー2で構成されている。

日本がピラー2に合流すれば米国と未来先端武器技術を事実上共有できることになる。
インド太平洋で中国の脅威に対応する米英豪3カ国同盟のAUKUSが、日本が参加する「JAUKUS」に変貌する様相だ。

これと関連して読売新聞は9日、今回の首脳会談で極超音速滑空体(HGV)の探知と追跡に向けた衛星網の構築に協力することを確認する予定だと報道した。HGVは音速の5倍以上の速度で飛行し探知と迎撃が難しいミサイルで、北朝鮮と中国、ロシアなどがHGV開発に全力を挙げている。また、メディアは共同声明に宇宙戦争などに備えて米国が日本の低軌道衛星網構築に協力するという内容も明示されるだろうと伝えた。

◇「格子型安保」転換の最後のピース

米日首脳会談直前に発表された日本のAUKUS合流は米国が構想する未来安保戦略の仕組みと日本の今後の役割を推察させる。巷間では昨年11月に日本の麻生太郎自民党副総裁がオーストラリアを訪問して行った講演でAUKUSに日本が参加すればJAUKUSになれると話した。

エマニュエル駐日米国大使はこの日、山田重夫駐米日本大使とともに参加した戦略国際問題研究所(CSIS)主催の対談に「これまでの『ハブ・アンド・スポーク』の同盟構造は現時点に適していない。重大な転換の時期を迎えて『格子型構造』を構築している」と説明した。彼が言及した「格子型構造戦略」は、ミニラテラリズム(少数主義)を意味する。北大西洋条約機構(NATO)のようなハブ・アンド・スポーク型同盟の代わりに共同の利害関係を持つ3~4カ国程度の「小数精鋭」協議体を通じて多様な事案別に離合集散し中国を迅速できめ細かく牽制する方式だ。

エマニュエル大使は格子型安保戦略を構成する要素としてAUKUSと共に米日印豪の安全保障の枠組みであるクアッド、キャンプ・デービッドでの首脳会議で構築された韓米日三角同盟、11日に予定された米日フィリピン3カ国首脳会議を挙げた。日本がAUKUSに合流すれば日本は米国主導のすべての核心多国間協力体に参加する唯一の同盟国になる。

事実上米国と安保を分業する役割を任されることになる。この席でエマニュエル大使は「大西洋とインド太平洋は分離できない単一な戦略的領域で、(格子グループを)包括的全体で統合することになるだろう」と話した。こうした構想が実現するならば日本の役割がインド太平洋を超えて拡大することもできる。

◇日本「米国と肩並べる準備できた」

山田大使はこの日の対談で、「日本が米国のパートナーとして世界的問題に対して米国と肩を並べて協力する準備ができている点を強調するだろう。今回の会談は両国関係で新しい時代の最初のページになるだろう」と話した。また「日本の革新的変化と安保政策、経済状況について話す」として国防予算をGDPの2%に拡大し、武器輸出禁止条項を改正するなど最近の「正常国家化」と関連した基調を説明した。

これと関連してエマニュエル大使は「(平和憲法以降)60年間の構造が今後の60年にも適合するか悩んだ。答は『いや、そんな必要はない』だ」と話した。その上で「米日が異なる構造を持つようになるという事実は疑いの余地がない」と話した。

訪米前に岸田首相はメディアインタビューで、日本の抑止力と軍事的対応能力を育てるのは日米同盟のために必須だと話した。このため武器の共同開発・生産と共に在日米軍・自衛隊の指揮統制と関連した長期ビジョンに合意する可能性も示唆した。フィリピンに自衛隊を派遣することも議論されている。

現在3つ星将軍である在日米軍司令官を実質的作戦権を持つ4つ星将軍に格上げする案が議論され、外交界では「米国が長期的に東京に北東アジア司令部を創設して韓米連合司令部の役割を統合する可能性も排除することはできない」という観測も出ている。実際に米国のアジア核安保政策を総括したリチャード・ローレス元米国防副次官は最近中央日報とのインタビューで「対北朝鮮対話の進展がなければインド太平洋軍司令部、韓国、日本をさらに深く統合しなければならない」として北東アジア司令部創設の可能性に肯定的な立場を明らかにした。

外交消息筋は「現実的にすぐ実現される可能性は低いが、北東アジア司令部の創設は北朝鮮を狙った在韓米軍の性格変化を意味する。北朝鮮を防がなければならない韓国の立場では米国に反対しなければならない状況に置かれることになりかねない」と懸念する。

(引用終わり)
悔しいのう!ಥ⁠‿⁠ಥ
徐 坰徳(ソ・ギョンドク)先生、出番ですよ!
早くメールをおくらないと笑

負けずに中国で太極旗を揚げてもらいな

岸田の総理最期の家族旅行だから、盛大に歓迎したんでしょ?

戦後79年も経つのだから、当たり前だけど、「敗戦国待遇」ではない。

それで、隣国の何とかと言う訳の分からない変な教授は何と?
アメリカと戦争して勝てば正式に日本の領土になる!

最大の仮想敵国を中共と想定すれば、対抗抑止する勢力の候補国はどうやら絞られてきた。
それは米英豪NZ日韓比台であり、その首座に米国、脇に英日豪韓といったところだろう。戦力的にも不足分(ミサイル他先端技術)を補強すれば十二分に中国と戦える戦力を保持できる。
冷戦時代と比べて格段に日英豪韓の戦力も強化されている。想定される戦闘は中国の得意な地上戦ではなく海上となることが殊更に有利で、経験豊富で優れた艦船運用能力と装備を持つ連合軍に有利だろう。
かつ経済的に持久力に乏しい中共には不利だ。中共社会の特殊性を考慮し共産党独裁体制が戦争になれば不利に働く可能性も捨てきれない。更に中共周辺で中印国境で誘導作戦を起こされれば非常に中共に不利に働く。最終的に武力を行使する損得を考えて諦めるように仕向けるのが肝要だ。

韓国は北朝鮮の人海戦術を止めるだけの存在、それ以上でも以下でもない。第二戦線で延々と殴り合っててください。
あるいは、中共攻撃、北京強襲の発進拠点です。

良さそうな同盟形態だけど、少子化対策も忘れずに。
どれだけいいものでも、それを支える国民がいなくなったら意味がない。

少子化対策を最優先で実行して人口維持が大前提なんだけど、なんかいつもないがしろにしているように感じるんだよなあ

隣の奴らが発狂してる姿が目に浮かぶ。