プーチンはロシア大統領選を勝利したが、これはロシアの未来の敗北を意味する
現代ビジネス
24/3/20(水) 6:05配信

この先、うまくいかない勝利

 15~17日、ロシアで大統領選挙が行われ、プーチンは投票率74%強で得票率87%強。どう数えたのかは知らないが、プーチンの文句なしの大勝利。

 これでプーチンはウクライナ東部の占領を拡大しての停戦、そして国内では国民生活のレベルを飛躍的に引き上げる「ナショナル・プロジェクト」の完遂を目標とするだろう。しかし以下に説明するように、そのいずれも、うまくいくまい。そしてそれより心配なことは、国家、文明としてのロシアの将来だ。

 ロシアは、人口の43%を34歳以下の若年層が占める(2019年時点)「若い国」だ。今の政府は計画経済と帝国主義のソ連時代の過去に向かってまっしぐらだが、そんなソ連時代を知らない世代が、権力の座につく一歩手前にある。今後の課題は、権力の若返り、そして世界とのよりを取り戻すことなのだ。

 以下、大統領選後の課題、つまり政府人事から始めて(1)、ロシアの置かれた外交環境(2)まで話を進める。

入れ替わりの政府人事だが人材がいない
 プーチンの次の任期は5月にスタートする。通常、ほぼ同時に内閣は入れ替わり、次の首相が任命される。今の首相はミシュースチン。彼は2020年1月、メドベジェフ前首相が大型経済・社会インフラ建設計画(「ナショナル・プロジェクト」)の実行で手こずるのにじれたプーチンに、国税庁長官から二段飛び、三段飛びで急遽引き上げられた人物。ITを駆使して集税率を大いに高めたやり手だ。

 彼は就任早々コロナ禍に巻き込まれたし、それが下火になった途端、今度はウクライナ戦争。原油価格が暴落・暴騰を繰り返し、それに従って政府の歳入も上下動する中、国防費を2.6倍に増やし、労働力を軍需工業に傾斜配分――と言っても軍需部門の賃上げで――するという荒業を迫られた。諸州政府、諸省庁から、それで大きな文句が出ることもなく、数字上はプラス成長を演出している。マクロ経済でハイパー・インフレ等大きな問題を起こさずに来られたのは、ナビウリナ中央銀行総裁の功績なのではあるが。

 次の首相は、政治的な意味を持つ。と言うのは、プーチンは71歳と、平均寿命の短いロシアでは後期高齢者。ナヴァーリヌイのように突然死ということもあり得るのだが、そのような場合、大統領代行を務めるのは首相、と憲法に書いてあるからだ。

 そもそもプーチン自身は、1999年8月、国家安全保障会議書記から首相に引き上げられると、9月からのチェチェン制圧戦争を指揮。それで支持率がうなぎ上りに上がった同年12月、エリツィン大統領から権力を禅譲されたのだ。だから今回も、と思うわけなのだが、残念ながらそのような人材は見当たらない。メドベジェフ元大統領・首相は閑職につけられた今でも、マスコミを呼びつけて大型インタビューをするなど、アピールに余念がないが、彼が大統領では世論が反発するし、下僚も言うことを聞かないだろう。

 あと内閣の人事では、何名か若返りが課題だ。ラブロフ外相は74歳、飛行機のタラップを上り下りする姿が痛々しい。ショイグ国防相は68歳。彼らはウクライナ戦争で、体力的にも精神的にもよれよれだろうと思う。

 そして今回の政府人事には含まれないが、ナビウリナ中央銀行総裁の去就が注目される。彼女はまだ60歳で頭脳も手腕も切れるが、1月は長期にわたって入院している。元々リベラルな同総裁は、ウクライナ戦争に懐疑的だし、大統領の足元ではグラジエフ大統領顧問が彼女の市場経済アプローチを批判してソ連型経済――計画・指令型――の復活を運動してきた。ナビウリナをソ連型人士で替えるようなことがあれば、ロシア経済は下り坂を転げ落ちることになるだろう

 内外両政策でのプーチンの最側近、パトルシェフ国家安全保障会議書記も72歳。元国家保安庁長官で、ロシアを一つに束ねることのできる公安勢力の親玉である。彼に代わり得る人材も見当たらない。

ウクライナ戦争の落としどころ
 プーチンがまず取り組まなければならないのが、ウクライナ侵攻の収拾だ。ロシア軍は兵員も兵器も限界に達している。

 昨年6月からのウクライナの攻勢が失敗したのに付け込んで、東ウクライナ占領を拡張しようにも、そのために動員を拡大すれば青年たちは22年9月の動員令発布の時のように、国外に逃げてしまう。国防費は戦前の2.6倍に拡充されて、工場は増産に励んでいることになっているが、数千両の戦車を失ったと言われる中で、平時は年間100両ほどの生産能力を3倍にしたところで、大規模作戦はできない。しかも、戦車はドローン等にやられやすくなっているから、平原での戦法は一大変革を迫られていて、ロシア軍有利とは言い切れない。

 そして、プーチンの歴史的な業績であるところの「クリミア併合」も、ウクライナ軍ミサイル等の射程距離に収まってきたため、補給・防衛が難しくなっている。

 つまり今のロシアは、停戦協定に応じていい程の領土をウクライナから奪っていないし、奪える見通しもない。他方ウクライナはロシア軍を自領から完全に駆逐できるわけではないし、そうである以上、本格的な停戦協定は結ばないだろう。応ずるのは、ゼレンスキーが代わった時くらいのものだ。

 トランプは、大統領になれば一日でウクライナ戦争を終わらせると言っているが、米国世論は「ロシアに負ける」格好での収拾を嫌う。世論に敏感なトランプは、ウクライナを安易に捨てることはしないだろう。従って、ウクライナ戦争は膠着状態で推移して、ロシアの体力を消耗させることになるだろう。

「ナショナル・プロジェクト」は腰砕けか
 もう一つの大きな課題は、「ナショナル・プロジェクト」、つまりロシア人の生活を大幅に改善するためのインフラ建設・教育・社会保障の拡充だ。プーチンは今期の就任演説でこの面での目標数字を打ち上げるだろう。それは2018年の時には、「5月布告」と総称されて、コロナが襲うまでは主要な課題であり続けた。まるで、ソ連時代の5か年計画のようなのだが、諸州、諸省庁間の資源配分を決めていないから、予算争いが激化するばかりで、なかなか進まない。

 今回は、ウクライナのミサイル・ドローン攻撃が次第にロシア深部に及んでいること、そして資源、労働力を軍需工業に取られること、後述のようにおそらくインフレが亢進することで、「ナショナル・プロジェクト」は腰砕けとなるだろう。

ロシアは近代以前の国家モデルだ
 プーチンは課題と認識していないだろうが、ロシアにとってはもっと根本的な問題がある。それは、ロシアの国家モデル・経済モデルをどうするのか、という問題だ。ソ連の時代から、ロシアの「民主主義」にはフィクション性が強い。選挙はやるが、それは当局のコントロール下に行われている。

 本気で民主主義を導入し、経済を民営化すると、ロシアは1990年代前半のように国家としての態を成さない混乱状態に陥ってしまう。雇用も住宅も年金も国営企業や地方当局が提供していたのに、このシステムを壊したからだ。経済力を欠くロシアは、対外関係も軍事力に頼りがちになる。

 これは、19世紀に成立した欧州の近代国家からは一つ前の国家モデルで、ロシアはここから抜けられなくなっている。国家モデルが行き詰っているのは米欧日でも同様だが、ロシアは周回遅れの中で行き詰っているのである。

 ロシアは西側の経済制裁を乗り切ったとうそぶいているが、体が腐り始めていることに気が付いていない。財政の垂れ流し、労働者賃金の上昇、補助金つき住宅ローンの垂れ流しは、悪質のインフレをこれからもたらすだろう。

 ロシアは、電気・電子製品の供給はほぼ100%、輸入に依存し、IT技術ではソフト面で優れたものがあるも、ハード面では輸入にほぼ100%依存しているから、経済面での「主権」はない。西側製航空機にその80%以上を依存してきた国内航空は、制裁で部品とメンテの提供を止められて、欠航が増えている。

 ロシアの大企業は西側のものに比べて小ぶりで、開発資金力を欠く。そして多くは国営で、活力を欠く。ITのソフト等、アイデアはあっても、それを製品にするための機械を持っていない。

 また、ウクライナのミサイルが精油所や軍需工場等を正確に破壊し始めているのも、不安要因だ。国内にスパイがいて場所を通報しているからだ、取り締まりを強化せよ、という声が徒に高まるだろう。そもそも第2次世界大戦の際、スターリンはウクライナの工場と労働者をロシア領内深くに疎開させ、彼等の多くはそのまま残った。ロシアにとって重要な工場ほど、ウクライナ系のエンジニア、労働者が多いのだが、彼等を一律に取り締まることもできない。

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西側諸国ではウクライナ戦争がロシアの優位で終わった後、NATO圏への軍事侵攻を危惧する声が多い。だが、ロシアにそんな余力はない。それどころか、旧ソ連諸国との関係すら思わしく進みそうにない。その様子を「『ウクライナの次』は実はない、あまりに分が悪いプーチンのロシアの対外関係」で概観する。
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河東 哲夫(外交評論家)

(引用終わり)
現実ロシア、政策金利16%なのにインフレ10%近くで、
医薬品の購入は停止、
軍事支出は国家予算の40%をこえて、
貯蓄予算60%食い潰すとるやんけ。

プーチンが大統領になってから既に滅亡に向かって一直線だよ!!
ウクライナ侵略でもう立ち直れないな!!

さっさと対ウクライナ戦を手仕舞いにしないと前方の狼NATOだけでなく、後方の竜虎、日本と支那からも叩かれる。
プーチンをさっさと引退させ、新ロシア政権は、NATOと講和すべきだろう。

ロシアがウクライナを押し込めば支援が膨らむ。この状況ではウクライナを屈服させるのは困難を極める。一方、ロシアがウクライナ領を占領し続ける限り、経済制裁は解除されない。つまり、単純な停戦はロシア産業基盤の崩壊を意味する。ロシアはウクライナ侵略で勝つのも無理、立ち止まるのも無理の泥沼にいる。

今のウクライナ支援の大部分は借款だ。すでにウクライナ単独では返済できない水準で、支援国が元を取るにはロシアからの賠償金が必須になる。ロシアがウクライナに与えた被害はすべて将来の賠償金に乗り、侵略で国力を消尽すればするほど将来の取り立てに抵抗しがたくなる。

ロシアにとって最善なのは、クリミアを含むウクライナ全土から一刻も早く撤退し、単独で停戦を宣言することだ。タイムリミットは現有油田が産出不能になるまで。でも、プーチンとその後継を期待する取り巻きにこの選択肢はとりがたい。ロシアの未来は限りなく暗い。

主旨は正しいと思います。こんないかさまな選挙をやって、偽の支持率を取っても、世界中の笑いものになるだけです。いかさま選挙をすること自体が、すでにロシアの敗北ですよ。ある専門家は、実際の支持率は、50%-55%と言ってましたが、そんな感じかと思います。逆に言えば、高い支持率をアピールするってことは、プーチンの不安な心の表れです。今の彼はスウェーデンがNATOに加盟し、バルト海を使えなくなって、心の中は、錯乱状態なんじゃないでしょうか?そんな心の状態で、長続きするはずがないし、ロシアの将来も、国としての信頼性も一貫性も倫理性も民主性もない以上、確実に敗北に向かうことでしょう。


この記事の恣意的なところは次の部分で明白ですよ。
「つまり今のロシアは、停戦協定に応じていい程の領土をウクライナから奪っていないし、奪える見通しもない。」

今やロシアが圧倒的に優勢であることは明白ですから、「見通しもない」どころかロシアが支配地域を拡大するのは時間の問題でしかありません。
つまり、この記事は恣意的に戦況が膠着していることにして無理やり結論を「ロシアの未来の敗北」にしただけの作文というわけですよ。

ウクライナ侵攻以降ロシアをいろいろ分析する人達はいたが何一つ当たらずいまだに戦争を継続しているし経済的にも大きく弱体化はしていない。ロシアは想像以上に強く国民は改革を求めず現状に耐えることで生き延びる事をよしとしている。



予想通りにいかないのが前提で停戦交渉を拒否して押し込まれるってどれだけセンスない政治力だよ


正しく分析・予測する人たちもいなくはなかったけど、皆裏切り者、非国民、フェイクニュース拡散者、陰謀論者、ロシア崇拝者等々のレッテル張りされて消えていったね。


TVに出て来て偉そうにウ・ロ戦線を解説してた、自衛隊の元幕僚の見立ても全く当たって無かった(笑)日本はお先真っ暗。


この手の記事は西側の失態を隠したいための自己投影からくる難癖というのは今更言うまでもないが一言指摘すると、筆者はプーチンのここ1〜2年の主だった演説をまともに聞いてないようだ。少なくともここで述べてる課題には方向性やビジョンを示してる。後継者問題は語られてないが、エリツィンの後を継いでロシアを立て直したプーチンがその苦労を水の泡にするとは考えにくい。大統領一人が優秀だからこの戦争を乗り切れたわけでもなく、ロシアの政治システムや官僚制、経済システム等々が国難に対して変化適応したからこそ生き延びた。今後も西側が絶えず悪意を持って政権転覆を図ってくる中で主権国家を存続させるというのは確かに簡単なことではないが、今のロシアは内政外交とも西側諸国よりは安定してる。

元外務省の役人のステレオタイプのロシアを侮った文章です。
ロシアは世界一核ミサイルを保有し、ウクライナ戦争でスクラップにする手間が省かれた形で戦車等の武器の近代化と実戦経験を積むことも出来ました。
また、資源豊富で食料自給率も100%を超え、コーヒーや砂糖等の嗜好品も友好国から輸入出来ます。
IT技術など中国を見習ってパクリ技術さえあれば何とかなるかも知れません。
我が国もトランプ政権とロシアのウクライナ戦争の勝利を前提とした外交戦略が必要です。

敗北なんて絶対あり得ない。
ウクライナに侵攻した年の5月、遅くても夏にはロシアは経済制裁で滅びるとテレビの番組で言っていた。
全く違う世界になってしまってる。

このままアメリカ大統領がトランプになったらウクライナへの支援ストップ、我が国含めて他国もアメリカに従いストップ、ウクライナは負けて

アメリカや中国も恐れて口を利けないロシアは世界を支配する恐怖の大国となると思う。

まあ、ロシアの将来は、北斗の拳の世界だろうなあ!
ロシアの学校では、先生が宿題を多く出す というのを聞いたことがある
科学的には、優れていても、国のトップが皇帝みたいになっている
一旦 内乱状態なればいいのさ!
歴史は、繰り返す だから
分裂すれば、北方領土は、帰ってくるし!!

「従って、ウクライナ戦争は膠着状態で推移して、ロシアの体力を消耗させることになるだろう。」とあるけど、体力をより削られているのはウクライナの方でそもそも他国からの支援頼り。今なおウクライナ国民の戦意は高いとはいえ、自国にまったく攻め込まれていないロシア国民とは、物心両面での余裕が違うでしょう。
プーチンの失脚よりゼレンスキーの失脚の方が先に実現するかもしれませんね。というか、記事にもあるとおりそうでもないと終わらないでしょうこの戦争。

独裁者とイエスマンの国に後継者が育つわけがない
プーチンの目指すロシア帝国建設はソ連時代の領域の支配なのだろうか
だが今やSNSの時代にそんな時代錯誤が成立するはずもない
宇宙開発や戦闘機開発に於いて先頭を行く国も、こと人心掌握には苦労して強権により支配するしかないようだ
国民を裏切る数々の権力構造は国民の信頼を得ることは困難であり、政治形態の改革は到底出来ない段階にいる
要するに瓦解のプロローグはすでに始まっておりロシアの未来は暗がりしか見えないのが現状である

>独裁者とイエスマンの国に後継者が育つわけがない

むしろ、この記事を読むとロシア政府は有能な人材ばかりという印象ですね。
後継者のことはわかりませんけど、劣化の目立つ日本の政治家と比較すれば羨ましいことです。

何を根拠に言っているのでしょう。

経済制裁はほとんど効かず停戦交渉も西側から打ち切って嘘や騙し討ちで相手を怒らせてたくさんの領土も失って。

現状では言ったことが何一つ当たらないニュースしか流せない。




無農薬を推奨し、農家を保護し、遺伝子組み換えした者を逮捕するプーチン。 
種子法を改正し、外資のF1種だけにしようとし、酪農家は見捨て、コオロギに補助金を出し、脱税し懐に金をいれるマフィアのような政府。 
スポンサーのためにプーチンバッシングに必死なメディア。 

どっちが腐敗してる? 
プーチンの政権放送を全文訳で切り取りやカットせず報道してみなよ。 
本物か嘘かは直ぐにわかるから。 
マネロンの拠点のウクライナの雇われ店長や日本の脱税政府と明らかに違うから。 
そうじゃなければ30年も景気後退しないから。 株高だって円安が主要因だから。

街灰にして、住民虐殺して
占領地から強制徴兵する
プーチンが素晴らしいとか
色々と大丈夫

仮に、投票率が10%で、プーチンの投票率が80%であったとする。そこでプーチンが圧勝したとしても、民意を反映されていると言えるのか。また、国民が支持しているといえるのか。

その上、プーチンは、国民が立候補する自由を剥奪している。自分の選挙活動に支障のある国民を立候補させなていない。オリンピックで、自分より能力がありそう見える選手を作為的に参加させないのだ。そこで、ダントツで優勝したとプーチンは自慢しているように見える。寧ろ、裸の王様のようで、滑稽だ。

ロシアは選挙体制に公平性の保持が担保されていない三流国家であると、世界に晒す事になったのだ。

Amazonで高評価の2015年出版のコールダー・ウォー: ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦略 (草思社文庫 カ 2-1)

プーチン当選後は凄い事が起きてるカモ。

Amazonの書評のコピペ

2014年に現在の世界を的確に予測している
2023年9月23日に日本でレビュー済み
素晴らしい書。

ウクライナ問題をテレビの報道通りに受け取っている人は、本書を読んで目を覚ましてほしい。

BRICSの台頭、サウジアラビアの離米、金本位制回帰への動き、ペトロダラーの終焉…、見事な予測。

2023年10月の現在でも色褪せない内容で、十分に役に立つ知識が得られる。
100年に一度の大波に飲み込まれない為に、是非一読をお勧めする。

正確な情報が無ければ生き残れない時代になっている。本書はその一助になるだろう。

それ以前に、ロシアの国民がプーチンの言いなりになっているかの様な世界のメディアが報道しているが、全くの逆。
ロシア国民の投票率の高さとそれ以上のプーチン支持に驚いた。ロシア国民自体の思想がプーチンと合致していた。この国は中国、北朝鮮よりも危険な国である

ウクライナ侵攻もいつかは終わるでしょう!例えロシアが勝ったにせよ経済措置は続くと思う。ロシア国民は勝てば今まで通りの生活に戻ると思っているのかもしれませんが国際社会から見放されるでしょうねー。

プーチンはロシアの第一人者である。ロシア国内で彼に逆らう事は死につながる。独裁者は権力維持・拡大に執着し、その欲望の為なら手段を選ばない。

相手に対して、制圧できる武力がなかったということでしょう。懲罰を加えたとして引くのも手だと思います。余力があるうちに。

世界がロシアを相手にしない。孤立します。中国とロシアの国境問題も解決をしていないし、再発しそうです。プーチンのロシアとは条約は結べません。

ロシア史と世界史の相違は歴然。人の恨み辛みは簡単には失せない。世代を越えて持ち越され、どこかで誰かが償うことになる。