【コラム】「台湾災難」の韓半島衝撃をどう避けるのか
中央日報/中央日報日本語版2024.03.11 13:33

米外交専門誌フォーリンアフェアーズは先月、「台湾災難」と題したコラムを掲載した。トランプ政権で対中国政策を設計したマシュー・ポッティンジャー元米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)副補佐官も3人の共同寄稿者の一人だった。

寄稿は、中国が台湾を合併して米国をアジアから追い出せば「米国の同盟国は独自の核兵器開発に動き出す」と主張した。
韓国と日本は既にその力量を備えていると分析した。
続いて「中国は世界で最も人口が多く経済的に活性化した東アジア、東南アジア、インド洋に対する米国の接近を難しくする力を持つことになる」と予想した。ヘッジファンドマネージャー、ケン・グリフィン氏の「台湾の半導体に対する接近権を失えば米国のGDPが5-10%減少するはずで、これは即時大恐慌を意味する」という発言を引用した。
故ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官がポッティンジャー氏に「米国が『世界の海岸から離れた島』のようになるかもしれない」と警告した事実も公開した。

中国は台湾を侵攻するのだろうか。ウィリアム・バーンズ米中央情報局(CIA)長官は昨年10月、「習近平主席が2027年までに台湾を攻撃する準備を終えるべきという指示を軍に出した」と述べた。台湾の呉釗燮外交部長も「中国の台湾侵攻の可能性はより一層高まり、時期は2027年になる可能性がある」と伝えた。2027年は習近平執権4期目が始まり、人民解放軍建軍100周年となる年だ。

台湾で戦争になれば韓半島(朝鮮半島)はその渦に巻き込まれる。中国の王毅外相は両会期間中の7日、「世界は既に十分に混乱している。朝鮮半島にまで戦争や動乱になってはいけない」と述べた。

しかし中国は台湾を守ろうとする米国の力を分散させるために北朝鮮の挑発を煽る可能性が高い。韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は2022年9月、CNNのインタビューで「中国が台湾を攻撃すれば北も挑発する可能性が非常に高い。強力な韓米同盟を基礎に北の挑発に対応するのが最優先課題となる」と話した。しかしポンペオ元米国務長官は今年1月、「米国は欧州と中東で抑止力を失い、アジアでも抑止力を失う直前またはすでに失った」と発言した。

トランプ氏がホワイトハウスに戻れば状況はさらに深刻になる。バイデン大統領は「台湾を守る」と述べたが、トランプ氏は昨年9月のNBCのインタビューで「台湾を防御するために米軍を送るか」という質問に「そのようには言わない」と答えた。トランプ氏は在韓米軍の撤収にも言及した人物だ。台湾と韓国の防衛はビジネスマン出身者の駆引対象となる運命なのか。こうした中、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は南北関係を「敵対的な2国家」と規定し、「大韓民国を躊躇せず焦土化する」と脅迫している。ロバート・カーリン博士とジークフリード・ヘッカー博士は「韓半島情勢が1950年6月初め以降いつよりも危険だ」と警告した。

韓米日同盟を強化して徹底した安保体制を整える必要がある。有事の際、在韓米軍の後方基地の役割をする日本との関係を正常化させたのは尹大統領の卓越した業績だ。同時に対話もしなければいけない。これは平和の可能性を高めるだろう。敵の意図を把握するためにも対話は必須だ。米NSC報道官は先週、「朝鮮半島で偶発的な衝突の危険を減らすことを含め、いくつかの対話を模索する」と述べた。岸田首相も日朝首脳会談を推進中で、北朝鮮も呼応している。当事者の韓国だけが違う雰囲気だ。統一部の組織からは「交流」が、外交部からは「平和」と「交渉」が消えた。これでよいのだろうか。

北朝鮮が好戦性を表すのは経済難による内部の不満を外部に向けるためでもある。激しく対抗するだけでなく、知恵のある多様なカードを準備しなければならない。安定した民主主義と世界レベルの経済力を持つ韓国は守るものがあまりにも多い国だ。北の穏健派の立場を強めるための強力な信号を送る必要がある。

韓半島は地球上最悪の地政学的火薬庫だ。ソ連は米国と力を合わせて第2次世界大戦を終えた。しかしわずか5年後に金日成(キム・イルソン)主席に説得されたソ連が中国までも引き込んで韓米と対決した「第3次世界大戦の代替物」(ウィリアム・ステュック・ジョージア大客員教授)が韓国戦争(朝鮮戦争)だ。北朝鮮・中国・ロシアがまた近づいている。そうであるほど安保態勢を強化するものの、対話の努力を放棄してはいけない。一触即発の戦雲が漂う台湾海峡でも中国と台湾は2010年に締結した両岸経済協力基本協定(EFA)を維持している。昨年、台湾の対中国輸出額は1522億ドル(約22兆円)だった。

南北は互いに銃口を向け合い、強大国は絶えず唸っている。このように険悪な韓半島で平和が築かれるだろうか。我々の切実さが出発点になるだろう。もし韓半島に非核平和が訪れれば、1795年にカントが「戦争は悪人を除去するよりも多くつくるという点で悪い」として主張した永遠平和が実現するのではないだろうか。               李夏慶(イ・ハギョン)/論説委員

(引用終わり)
どう避けるのか〉〉
得意の蝙蝠さんになるだけでしょ

タイトルから全く気に入らん。
君ら全く頼りになりません と言う事だぞ。
絶対君らは手助けしない。

韓半島? まぁいいか、北の大将が国として認めたんだからね。38度線以南が韓半島だよね。
でも、韓国戦争って何? 自らを貶めているんだね。

北には媚び、中国にはヘツライ、米国には尻尾を振り、日本には難癖をつける。
そんな国など知ったこっちゃない。
韓半島? まぁいいか、北の大将が国として認めたんだからね。38度線以南が韓半島だよね。
でも、韓国戦争って何? 自らを貶めているんだね。

北には媚び、中国にはヘツライ、米国には尻尾を振り、日本には難癖をつける。
そんな国など知ったこっちゃない。

台湾有事の際に北が陽動作戦を担う恐れはあり得る、というところまでは考えてるけど、
攻撃を受けた場合に被害が大きい大都市ソウルは国境から40kmの位置にあり、ミサイルどころか大砲の射程内。しかも二分もかからず着弾するから、最初の斉射は避難の余裕がない。
過去に何度か米国が勧告したという話があるらしいが、何故か首都の移転は嫌がったようです。
話し合う努力は当然だが、そこらへんのことも考えたらしいどうなんでしょ。

翻ってわが国。
ミサイル防衛で一発も撃ち漏らさないなんてできないのだから、大都市中心部には5分以内に避難できる施設が必要でしょうが、その検討も議論もありません。
地下鉄の駅等まで5分じゃ間に合わない所は多いのに。提起すると大騒ぎになるからですかね?
結局、首都移転にしても避難施設の設置にしてもタイソウな話であり「面倒くさいことは考えたくない」はどこも同じなんですね。

台湾有事の際は日本は間違いなく後方支援の拠点となるのだろうが、韓国はそれを好まないということは目に見えている。
そこを我儘言って受け入れなければ切り捨てられるのも仕方ないだろう。
中国や北が付け込んでくるのはそんな亀裂であり、台湾有事を起こさないためにも韓国の姿勢が重要だと言う事をわかっているのだろうか。

米国は台湾の為にアメリカの若者を犠牲者にするか?米国は朝鮮半島の為にアメリカの若者を犠牲者にするか?しないだろう。現在では、朝鮮戦争の時のように国連軍を編成できるか?湾岸戦争の時のように他国籍軍が編成できるか?答えはできません、湾岸戦争の時のようにお金を出して支援する国もいません。

台湾有事の際、海上自衛隊は東シナ海上の中国人民解放軍海軍との交戦もやむをえないでしょう。
朝鮮有事の際、海上自衛隊は日本海上の不審船への発砲もやむをえないでしょう。

最前線で武器を捨てて逃げた過去があります。
事実は隠しようがありませんが。

自国のことばかり心配して台湾のことは心配しないのか。

レーダー照射の件もうやむやにして韓国となんか手は組めない。必ず裏切る。歴史は証明している。

隣国は今こそ、文前大統領や従北メンバーを送り込んで駐在させたら良いと思うよ。片道きっぷで。