探査機SLIM、通信再開 月面の「夜」に耐えて電力回復か
共同通信
24/2/26(月) 14:48配信

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、世界5カ国目の月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」との通信を25日に再開したと明らかにした。1月末から休眠状態だった。氷点下170度にもなる月面での「夜」を耐えて、太陽電池パネルに光が当たって発電を再開したとみられる。

 機体が高温になっており、長時間の通信が難しいため、観測用の特殊カメラなどの状況は分かっていない。

 スリムは1月20日、月の赤道南側の「神酒の海」にあるクレーター付近に降りた。太陽光発電が機能せずいったん電源を切るトラブルもあったが、1月31日までに予定していた活動を終了。着陸地点が日没を迎えたため休止した。


月面探査機「SLIM」との通信 一時再開 鹿児島・種子島からH2Aロケットで打ち上げ
鹿児島ニュースKTS
24/2/26(月) 19:58配信

鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられ、1月20日、月への着陸に成功した無人探査機SLIMについてJAXA(じゃくさ)は、地上との通信が一時再開できたと発表しました。現在月は昼の時間にあたり今後機器の温度が下がり次第観測を再開する予定です。

1月20日に月へのピンポイント着陸に成功した無人探査機「SLIM」は、想定床となる姿勢で着陸したことから太陽光パネルで発電出来る時間が限られ、1月31日を最後に地上との通信が途絶えていました。

その後もJAXAは地上からの通信を試みていましたが、25日午後7時ごろSLIMが地上からの通信を受信したことが確認できたということです。

通信が復活したのはここ数日で、SLIMの太陽光パネルに光が当たるようになったためとみられています。

現在、月は昼の時間にあたり、機器の温度が100℃を超えていたことから通信は短時間で終えたということです。

今後、月は夜の時間を迎えることから、JAXAは機器の温度が下がったところで観測を再開できるよう準備を進めていくとしています。

(引用終わり)
想定外のことばかり起こりますが
ここは素直におめでとうございます
逆立ちしても冬眠しても七転び八起きのSLIMくん
孤独で厳しい月面での戦いですがこれからも日本のために頑張って

米国の民間機もつまづいて横倒しになったと言う。
芸術点では遥かにSLIMの方が美しいと個人的には思う。
太陽に当たると回復する電力も、叩けば直る昭和のテレビみたいで浪漫があるね。

次は、変身オモチャとかがずっと稼働できるような、充電拠点作りだな。
ルンバみたいに勝手に戻ってきて充電。

前回も「日没」までの3日間くらいだったから、水曜日くらいまでは生きてる感じかな。はたして第二夜はどうなる事か?

?太陽が当たる場所を選定して着陸したんじゃないの?

月は夜の間は-170℃もの極低温になりSLIMは設計上は低温に耐えるようにはしてません。
極低温状態でそのまま壊れる可能性もあったので電力が回復して活動再開出来たのは想定以上の成果ということです。

どこに着陸しても夜は太陽は当たらない。
因みに月の夜は約2週間続く。