<ウクライナ侵攻2年>ウクライナに「仲介役」強調の中国 ロシア・欧州にバランス外交
毎日新聞
24/2/23(金) 19:34配信

 ロシアの敗北を望んでいないが、欧州との関係悪化も避けたい――。ウクライナ危機が長期化する中、中国は米国との対立を睨みながら、ロシアと欧州それぞれでバランスを取る外交を展開している。

 「我々は一刻も早く停戦させ、平和を再構築するため建設的な役割を果たし続ける」

 中国外交トップの王毅共産党政治局員兼外相は17日、独ミュンヘンで開催された安全保障会議に合わせてウクライナのクレバ外相と会談した際、こう述べて和平交渉の「仲介役」に前向きな姿勢を改めて強調してみせた。王氏はまた「紛争地域や当事者に殺傷兵器を売却しない」とも述べ、中露の軍事的な連携に懸念を強める欧州に配慮を示した。

 ロシアによるウクライナ侵攻を巡って、中国は「中立」だとの建前を堅持するが、実質的には明らかに「ロシア寄り」だ。

 中国税関によると2023年の中露両国の貿易総額は前年比26・3%増の2401億ドルと過去最高を更新。米欧日などが対露制裁で圧力を強める中、中国は自動車を輸出し、原油などを輸入するなど、ロシア経済を下支えしている。

 春節(旧正月)前の8日に、プーチン露大統領と電話協議した習近平国家主席は「我々は多くの嵐を共に乗り越えてきた。中露関係は新たな発展の機会を迎えている」と両国の親密ぶりを強調。習指導部としては、米国との長期的な対立は不可避との認識の下、中露連携をさらに強化し米国への対抗軸とする狙いだ。

 一方で欧州との関係をこれ以上悪化させたくないとの思惑もにじむ。ロシアのウクライナ侵攻以降、中露の経済的な結びつきが深まったが、中国の対外貿易に占める割合はわずか4%と、欧州連合(EU)の13%に及ばない。国内経済が低迷する中、習指導部にとって欧州との関係修復は喫緊の課題と言える。

 また米欧では中国への依存度を下げる「デリスキング」(リスク低減)の動きが加速する。米中関係は改善基調にあるものの、米国は自国主導の半導体輸出規制など「対中包囲網」を緩めるつもりはない。

 スペインのサンチェス首相と19日に会談した王氏は「中国は欧州を多極化の枠組みにおける重要な勢力とみなしており、戦略的自立を達成することを支持する」と米国に同調しないよう訴え、「中国と欧州が団結と協力を強化すれば、陣営対立は起こらない」と呼びかけた。中国としては、欧州との関係を安定化させると同時に、米欧の結束に楔を打ち込みたい考えだ。【北京・岡崎英遠】

(引用終わり)
どうせ二枚舌外交でしょ。
中共経済が不安だからの無害アピール?
中共は誰も信用して無いし、誰からも信用されていない。信用が無いのだ。

中共が少し本気でロシアを締めたらロシアは打撃を喰らう。

ロシアのウクライナ侵攻が始まった1~2ヶ月後に、両国が停戦合意寸前だったが、英のジョンソン首相がゼレンスキーを説得して、停戦に至らなかった。
大手メディアで報道されてたかどうかは知りませんが、ネットでは普通に出てましたし、断定的に書かれていたので事実だと思っていました。
先日、世界で数億人が見たようですが、タッカーカールソンのプーチンへのインタビューが公開され、やはりそういう事実があったとプーチンも語っていました。
そして今日、テレビ朝日がお昼のワイドスクランブルで、この停戦交渉の顛末を詳細に紹介してました。これに対し、デーブスペクターは「停戦合意寸前だったなんて嘘。ロシアのプロパガンダ」と真っ向否定。専門家が「いや、これは事実なんですよ」と言うのですが、デーブスペクターは最後まで引きませんでした。私にはデーブスペクターの顔が引きつっているように見えました。事実だと都合が悪いんですかね?

中国みたいに事実を言うと不利益を被るのかな

今更各国が中国に期待もあてにもしていない様に思える。自国の問題も山積みなのに良く見せる為のバランス外交をしているだけでしょ。絶対的に台湾のことが頭に有り、ロとウの間で様子を伺って参考にするはずだと思う。

とはいっても中国はロシアとの繋がりが深く、将来の台湾攻めをする国なので、各国が信頼してるとは思えない

きみの信頼はどうでもいい、ウクライナが中国を責めたことがあるのか?
ウクライナの対中政策は台湾がどこに置いているをしているなら変な事を言わないだろう。

サウジイランを和解させたようにサクッと停戦させていただきたい

プーチンを停戦交渉のテーブルに引きずり出すには、中共の役割は大きい。
人民解放軍をロシア国境近くに集結させればいい。

プーチンが軟化、譲歩しなければ、人民解放軍は、ロシア帝国に奪われた沿海州を取り戻す。
それぐらい脅しをしてしかるべきだ。

日本国は、米英と共同で千島樺太カムチャツカ半島を奪回する。

プーチン退陣後は、人民解放軍、朝鮮人民軍、韓国軍合計100万の兵員をウロ停戦監視軍として派遣する。
ベラルーシとウクライナの国境地帯には朝鮮人民軍、ウクライナ東部には韓国軍、ロシア領には人民解放軍が駐屯する。
ウクライナ、ロシア両軍の引き離しと停戦監視だ。
停戦監視軍司令部はモスクワ、クレムリン内に置く。