H3ロケット2号機 15日の打ち上げを延期 天候悪化が原因
KKB鹿児島放送
24/2/13(火) 14:00配信

 日本の次期主力ロケット「H3ロケット」の2号機打ち上げについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、延期すると発表しました。当初は15日に打ち上げる予定でしたが、発射場がある種子島宇宙センターの天候悪化が予想されるということです。
 
 H3ロケットは、H2Aロケットの後継機として開発され、部品数や製造コストを削減するなど国際競争力の向上が図られています。しかし、去年3月に打ち上げられた初号機は、第2段エンジンが着火しなかったため、打ち上げから約14分後に指令破壊信号を送信。初号機は、搭載した地球観測衛星「だいち3号」とともに破壊され、打ち上げは失敗に終わりました。

 JAXAは約1年かけて、第2段エンジンが着火しなかった原因の分析や対策を実施。第2段エンジンの制御系統に想定以上の電流が流れたことなどが判明したことから、H3ロケットの電気系統の開発を強化してきたということです。

 今回の2号機には、初号機で失った地球観測衛星「だいち3号」と同じ質量をもつロケット性能確認用「ペイロードVEPー4」を搭載。初号機と同じ飛行経路や軌道のコースに、このダミーの衛星を投入することで、H3ロケット開発の妥当性を検証する計画です。

 また、キヤノン電子が開発した、災害時の観測に活用できる小型光学衛星「CEーSATー1E」や、地表などの熱変化を観測できる超小型衛星「TIRSAT」も搭載され、軌道に投入されます。

 2号機は当初、今月15日午前9時22分から午後1時6分の間に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、JAXAは13日午後に開いた会見で、天候悪化が予想されるとして、延期を発表しました。新たな予定日は決まり次第、発表するとしています。

 日本の宇宙開発を巡っては、H2Aロケットで去年打ち上げられた探査機「SLIM」が、今年1月下旬に日本初の月面着陸に成功。世界で初めて、目標の着地点から半径100メートル以内に制御しながら着陸させる「ピンポイント着陸」を成し遂げています。


H3ロケット2号機、悪天候で打ち上げ延期 JAXA「今度こそ…」
毎日新聞
24/2/13(火) 16:14配信

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、鹿児島県の種子島宇宙センターで15日に予定していた新型主力ロケット「H3」2号機の打ち上げを、当日に天候の悪化が予想されるため延期すると発表した。次の打ち上げ日時は未定。

 H3は現行の主力ロケットH2Aの後継機。2023年3月に打ち上げた初号機は2段目エンジンが着火せず、失敗した。13日にあった記者会見で、JAXAの岡田匡史プロジェクトマネジャーは「この1年、ロケットの見直しを重ねてきた。今度こそ一発で打ち上げを成功させたい」と意気込みを述べた。

 2号機には、衛星分離の性能などを確認するため、初号機で失った衛星と重さなどが同じ物を搭載する。キヤノン電子の光学衛星「CE―SAT―1E」と、宇宙システム開発利用推進機構などの超小型衛星「TIRSAT」も相乗りさせる。【田中韻】

(引用終わり)
これから伸びる航空宇宙産業。
その先駆けとなる技術の積み重ねをしっかり遂げて欲しい。
成功率でコストが変わるから成功を期待してます。

そんなに多数の国民は反感を持っていないですよ。
多分、実験、ということに無関係な世界にいる人たちの一部でしょう。
実験する立場から言えば、実験のスタート地点に立てなかったのだから、成功も失敗もなかったわけで。

失敗を決して恐れてはいけません。臆病になってはいけません。
失敗に対して、ことさらに「咎め、なじり、叱責する勢力」が必ずあるので、日本の「風土としてありがち」なんですが‥‥。

「失敗は成功の母」
「知恵は経験の娘」
と賢人は昔から言ってるでしょう。また、こうも言われている。

「失敗ばかり気にする人は、失敗しか求めることができない」

失敗を恐れて欲しいです。
何度失敗してもずっと岡田プロジェクトリーダーが退任しない事に、失敗を恐れていないように感じます。もっと死ぬ気でやって欲しい。失敗を恐れない風土が日本をダメにしていると感じています。失敗を恐れてこそ、勇気が培われると思っています。失敗が怖くない挑戦の先に果たして世界一があるでしょうか。何事も経験と言う人に、今まで大した奴はいなかった。


この運用が軌道に乗れば世界中が日本のこの技術を採用することになるでしょう。ぜひ成功していただきたい。

記事の揚げ足を取るようで悪いと思うが「今度こそ一発で打ち上げを成功させたい」って、1機しか用意していないのだから2発目はない訳で、成功か失敗の2通りの結果しかないですよね。それとも、今回は打ち上げてから途中でやり直す秘策とか2.5号機とか(秘密裏に待機)でもあるのですかね?

国からの先進研究への研究開発費はどんどん減らされているのにも関わらず結果を求められる
それなのにどこかの85歳の老人1人に何億と横流ししている
どっちが未来あるものか、日本のためになるかも分からない国
そりゃこんな国なら世界からどんどん転がり落ちるわと思う

パーティー券を売れば、非課税のカネがあれだけ集められるんだし、政治家がその気になりさえすれば、、、

ところが、日本の政治家ときたら、金さえ出せば何処かから買えるじゃん、とか言い出すんだよ。モノづくりニッポンはどこへ行くつもりなんだろう。

万全を期すため天候で延期ってリスクを下げてるんだろうけどそれを考えると早朝などにバンバン打ち上げてる北のミサイルって実は技術力がすごいんだな。

JAXAさん頑張って下さい。技術者の本懐を期待しています。私は失敗に対して柔な擁護などのコメントは致しません。貴方技術者の貴方がたも其れは分かっていると思います。硬い話ばかりで肩がこるので違う話をします。政府はNISAに傾倒し過ぎています。

野党支持者、リベラルほど宇宙事業を敵視してる。
マスコミも左ほどそう。
日本はとにかくダメな国だからJAXAが失敗すると大喜びする。
科学技術への投資の重要性をわかってない。
例えば半導体への補助金も全否定してるし、自分にだけ金配ってくれる政治家以外はいらないって感じなんだろう。

まあ、肩の力を抜いてください

JAXAに子供の友人が勤務しているが
今度こそ。。。
日本国民の知的レベルは極めて高いと思います
安易なミスは注意すべきだが
ピンポイントでの着陸の事実など、信頼していますよ。
頑張れJAXA。

結局、打ち上がこれ程天候に影響されるなら、インフラとして恒久的な利用は厳しいでしょうね。

深海資源など地球そのものに目を向けた方が良いのでは?

失敗原因の追求は、結果によっては誰かが責任を取らざるを得ず、ある種の日本文化にはそぐわないところあると思います。
その中で、誰も責任を取らなくても良いような結果は得られたのでしょうか?
ただただ、ご成功をお祈りいたします。

科学技術の分野は特にそうだが、失敗原因の追求は再発防止に絶対不可欠。職務に誠実であろうとするなら必ずやらなくてはならない。

その過程で個人の責任も明確になるが、そこもこれからはやって行かなくてはならない。日本人はとにかく責任を曖昧にしたがるが、それが効果的な再発防止を阻み、日本をここまで凋落させた大きな原因の1つ。バブル崩壊以降30年、個々の組織も全体としてもこの国はずっと右肩下がりだが、恐ろしいほど何もしてこなかった。過去を深掘りされて検証されては困る人が多かったのだろう。

責任の追求と言うと苛烈に聞こえるが、失敗を潔く認めて挽回したり、次の糧とすべく知見を残したりすれば良いのだ。

「自分の仕事に責任を持つ」「後世の検証に恥じない仕事をする」そんな当たり前の仕事の基本を、今一度見直すときに来ている。

アメリカ、ロシアは言うに及ばずEU、中国、インドにも大きく周回遅れで信頼度ゼロの日本のロケット技術。もはや先行各国との受注比など語るべくもない惨状。
今さら打ち上げても遅い、遅すぎるのだ。
日本は巨額の費用がかかるこんな見込みのない事業を捨てて、もっと本来の日本の「ものづくり」の原点である、ニッチで世界が見逃している隙間産業的な発想で宇宙開発に貢献できるはずだし、そうするべきなのだ。


税金投入してんだから責任は有るだろが、宇宙開発は失敗することが本当に大切、トライアルアンドエラーによって原因の確証が初めて得られるわけだし、スペースXのスターシップを見習ってほしい。

国税が使われていないのはホリエモンさんのところですよ。
あと3月に打ち上げ決定したSPACE ONEさん。

>税金投入してんだから責任は有るだろが

国税は使われていません
失敗が許されない環境で新しい物は生まれません

jaxaは税金で運営していますよ
政府出資金と呼びます

成功すれば、みんな手のひらを返す。
大丈夫、許される限り失敗なさい。

プレッシャーでしょうけど、能力のない自分には、こんなデカイプロジェクトに携われていることがうらやましい。
新しい事へのチャレンジを楽しんでください。
応援してます。

日本の宇宙開発技術は独自のものなので、けっして米ロに遅れをとってる訳ではない。
なぜなら米ロの技術とは、かつてのナチスのV1ロケット技術を引っ張ってきたものだから、けっしてオリジナルという訳ではないのだ。

アメリカ、ロシアは言うに及ばずEU、中国、インドにも大きく周回遅れで信頼度ゼロの日本のロケット技術。もはや先行各国との受注比など語るべくもない惨状。
今さら打ち上げても遅い、遅すぎるのだ。
日本は巨額の費用がかかるこんな見込みのない事業を捨てて、もっと本来の日本の「ものづくり」の原点である、ニッチで世界が見逃している隙間産業的な発想で宇宙開発に貢献できるはずだし、そうするべきなのだ。

まぁ、衛星の打ち上げはEUでやっと可能な技術ですからね。単独で衛星打ち上げとか極限られた国しか出来ませんしね。中国はロケット打ち上げ失敗で村など消しましたし、米中ロ程お金をかけない予算で日本はコスパが良い高性能なロケットを細々と打ち上げるしかないです。ほんと低予算高性能という隙間を狙うしかないです。

2月15日に予定されていたH3ロケット試験機2号機(H3 TF2)の打上げは、天候悪化のため延期となっています。今週末の17日ごろには天候回復が見込まれていますが、現状ではまだ打ち上げ日を確定できない状況であり、JAXAのプロジェクトチームは毎日午前に天候判断を行って新たな日程を設定する予定です。H3 TF2には主衛星を搭載していないため、衛星側の都合によるスケジュールの大きな制約がありませんが、午前9時すぎから午後1時すぎまでの時間内に打上げが可能となる条件で判断されます。


鹿児島の2週間天気を見たら、2週間先まで雨まじり天気のようす。
ということは早くても3月上旬になりそう。
ただ3~4月は風が強い時期なので下手したら5月や6月になってしまうかも。

万全を期したいという思いは強いだろうから、JAXAと関係者が納得する内容で実施すればいいと思う。

米国NASAも欧州ESAも、大型は現状公営の機関が担っています。
民間に任せているのは(スペースX除き)中型以下です。

なぜなら、大型は官需つまり気象衛星や探査などの国家機関による需要が高く、民間企業からの需要はまだ少ないからです。
また他国で打ち上げる場合、地上海上での輸送コストがかさみます(特に日本はなおさら)。そのため国産大型ロケットに国家が税金を投じてロケットを開発・保有しているのです。

一方小型中型なら民間の需要も高まってきているため、民間企業がロケットに参入しても成り立つ見込みがありますし、国が担う必要が下がってきています。


これまで48回(失敗は1回のみ)打ち上げられたH2Aの打ち上げ時期を振り返ると、3月から8月までの6か月間は11回で、9月から2月までの6カ月が37回。
2月は9回も打ち上げており、月別では最多だっただけに、今月を逃すと当面気候的に厳しいのかもね。



宇宙開発は日本の未来に対する投資です。
JAXAのお遊びのように言う人もいますが、そうではありません。
資源のない日本にとって、技術を売り物にするしかありません。
そのために、H3ロケットを成功させて、宇宙開発でも国際競争力を維持することで、他国からお金を頂いて日本のロケットで衛星を打ち上げるビジネスもできますし、時間はかかるかと思いますが、ロケットの技術は日本国内のいろんな産業に還元されて、日本の産業の底上げにもつながってきます。
ちょうど、トヨタなどが日本で自動車産業を始めたころのようなものだと思います。一部のお金持ちのために国産自動車を作っただけではなくて、自動車産業の技術が、その関わる町工場まで巻き込んで各所で形を変えて今の便利な世の中の構築に役立っています。
技術立国の日本は、絶えず新しい技術で世界と張り合っていかないと国が成り立たない宿命を負っていると思います。

失敗を恐れず頑張って進み続けて頂きたいと思います。
そもそも日本は軍事産業が公にできないだけに、他国との競争は予算的にも圧倒的に不利です。なので失敗、遅れは致し方ないです。

ロボット開発も気が付けば欧米に大差を付けられました。(asimoで喜び騒いでいたら、その頃米国はターミネーターを作っていたという始末)今や日本は2番ではなく、ヘタすりゃ圏外です。なので失敗は当たり前。着実に精度を高める事に精進するしかないと思います。ここに危機感を抱く優秀な政治家が出るのを期待して。

>共同通信に「それは一般に失敗といいます」っていわれ、共同通信を叩いたヤフコメ民は発射中止を褒め称えたけど、どうなりましたっけ?

打ち上げ中止と延期自体は失敗ではないですし会見で「失敗でーす」と記者が言い放つ言い方をすることもおかしいのは事実ですし、1号機を実際に打ち上げてから破壊指令を出したのはまごうことなき失敗なので失敗と表現するのは正しいです。


世界のロボット市場でも日本製は半数以上を占めているんですが、どこが大差をつけられている状況なのでしょうか。

で、2位じゃダメなのかという問いに、どう答えたの?

予算削られたら何もできませんでしたっていうのが答え?

安川とファナックがある日本がロボット産業で圏外ですか...
ベンツがないから日本は自動車開発で圏外だっていうほどの暴論ですね。


蓮舫さん聞いてるか?
2位じゃダメなんよ。
そこ認めんと立民は次に進めんよ。

蓮舫は見ていないでしょう。
なんせ、科学技術に関しては全く無知、興味なしですから。

この分野のことはまったくわからないんだけど、過去の打ち上げとこの方を追ったドキュメントを昨夏見ました
それなりの金を投じての失敗続き、こういう方たちの苦労や期待され背負ってるもの、いろんな表情を見て次こそはぜひと思ってました
笑顔での会見を待ってます

ターボポンプの良し悪しがロケットエンジンの成否を決める、とどこかで見た覚えがあります。このH3ロケットのエンジンは世界的なターボメーカー2社であるIHIと三菱重工が協力して開発しているようです。宇宙開発のために悪魔に魂を売った男が居るほど、宇宙開発はロマンの塊のような分野。うまく飛んで欲しいと、本当に思います。

IHIと三菱重工の2社で開発というのが曲者でね。ライバル会社同士で上手く言った試しが無い。
ジョイントベンチャーは諸刃の剣ですよ。
協力と言いながら傷のなすりつけですよ。

ロケットの打ち上げを見に行きたいと思っているんだが、
天候不順の延期って結構あるよね。
宿泊予約して休みとってわくわくして行ってもなあ。
まあそんな事よりもベストな打ち上げ環境目指してください。

もう焦る必要は無いと思う。H2は成功率が高いが120億から
140億円の費用が掛かるため、低予算ロケットと言う事でH3を
開発して来た。但し、既に過去の遺物状態で、世界では40億円未満で
飛ばしているのに、今更70億円代のロケット開発を行う意味は少ない。
ロケットだけなら爆発しても被害は少ないが、搭載していた衛星や
観測装置を1兆円近くも損失している。固体燃料ロケットは魅力だが、
最初からやり直すくらいの決断が必要だった。
もう低予算ロケットでは無いので失敗が極力少なくなる様に調整するか、
最初の構想や設計から気長にやり直した方が良いと思う。

自分も、H3のコンセプトはあまりよくないように思った。
コストがかかっても、堅実に確実に飛ばすほうがいい気がします。
日本はまだ、
安上がりにして、ちゃんと飛ばせるほどの技術力が無いと思う。

とりあえず持っといて、次を開発するって発想にはなりませんか?もう打ち上げるだけなのに?
費用が余分にかかろうが、軍事的に持っているというだけで全然違うんだと思いますが。

イーロンマスクのスペースX社のロケット
ファルコンは、垂直着陸できて再利用するので打ち上げコストは10億円程度ですね

もうH2A/Bは使える回数決まってるからH3やるしかないんだよ
安全保障の観点からも主要部品を日本製で賄えることに意味がある
安けりゃいいってもんじゃない