日本の月面探査機SLIM、運用が再開 「通信を確立」とJAXA
BBC News
24/1/29(月) 16:06配信

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、20日未明に月面着陸した月探査機「SLIM(スリム)」について、運用を再開したと発表した。SLIMは着陸後に太陽電池による発電が確認できず、22日から電源が切られていた。

JAXAが運営するSLIMのX(旧ツイッター)アカウントは、28日夜に「SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開」したと説明。不具合が修正されたことを示唆した。

JAXAの小型月着陸実証機SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) は20日、月の赤道に近いクレーター周辺に軟着陸した。これによって日本は、アメリカ、旧ソヴィエト連邦、中国、インドに続き、月面着陸を成功させた五つ目の国となった。

JAXAによると、SLIMは想定と異なる姿勢で月面に着陸した。太陽電池が西を向いていたため、太陽光が当たら発電できずにいた。

SLIMは着陸後数時間はバッテリー電力に依存していたが、JAXAはその電力を温存するために電源を切ることを決めた。JAXAは月面に差す太陽光の角度が変われば、SLIMの太陽電池が起動する可能性があるとしていた。

JAXAによるとその後、太陽光の照射状況が変わり、再び運用できるようになったという。

SLIMのXアカウントは、SLIMが撮影したという観察対象の岩「トイプードル」の画像も公開した。

  SLIMは月の起源に関する手がかりを探るため、月面の岩石の組成などを調べる予定。

この月面探査計画は、高精度の「ピンポイント着陸」技術を使ったもの。SLIMは月面赤道のすぐ南に位置するシオリ・クレーター内の目標地点から約55メートル以内に着陸した。

JAXAは、この着陸技術によって将来的に、燃料や水、酸素の供給源となる可能性があると考えられている、起伏の多い月の北極と南極の探査ができるようになる可能性があるとしている。

日本はSLIM計画以前にも、幾つかの月探査計画を試みてきたが、失敗に終わっている。

昨年には日本の民間企業、ispace (アイスペース)が月面着陸を試みた。
しかし同社の「HAKUTO-R」は、搭載コンピューターのソフトウェア不具合で月面上の正しい高度が判断できず、月面に落下した。

過去の事例から統計的に、月面着陸は非常に困難なことが分かっている。成功例は約半数にとどまっている。

JAXAは、SLIMがいつ月面で活動するのか、明言していない。月面は約2週間ごとに昼と夜が繰り返される。JAXAは以前、SLIMは月面の夜に耐えられる設計にはなっていないと説明していた。

(英語記事 Japan Moon lander wakes up and resumes mission)

(引用終わり)
凄い冗長性の高さ...

非常に困難な月面着陸の成功例は約半数。

SLIMが半分の成功例に加わった。
昨年「HAKUTO-R」が月面に墜落した。

これで日本の月面着陸は1勝1敗か。

着陸が逆立ち姿勢で月面に刺さって
しまってる感じですが
機体の作り込みや強度は想定通り
だったことが素晴らしいと思います
これを計画してた状態に姿勢を戻せて
計算通りの探査が出来るなら
快挙だと思いますね
これを経験に更なる向上を期待しつつ
応援したいと思います

SLIMの評価は60点、まさしくその通りですね、着陸時に噴射エンジンが1ヶ所不能に成り、姿勢制御が上手くいかず、ソーラパネルが夜間帯の向き、逆さま直立姿勢で不可解な着陸と成った。それに加えてソーラパネルは昼間の時間帯に成り発電を開始したが内部のコンピューター温度が100度以上に耐えられるか、又再度夜間事の寒冷にも耐えられるか、疑問が残るとJAXAは発表している。

上下逆でも通信問題なく再起動できたなら何が問題かね?
月に無事に着いて通信できてるだけでも誇らしくも思える。、

一般人でも普通に疑問が残るのですが……
世界初めての2段階着地方式だそうですが、やや起伏の有る場所でも軟着陸出来るように発想したとの事ですが、狙った場所にピンポイント着地する技術と相反してる気がしなくともないのですが。

降りたいところが起伏のある地形という可能性もあります
例えば水とか狙った物を採取したいがそこは傾斜のある地形だった、という可能性もあるので平らではない地形でも降りられる技術がある、というのは今後の可能性を広げられます

そのための実証実験です

人が修理に行けない場所で復旧したのだから
ホント素晴らしい!
メディアは、ネガティブ記事が多いけど何なんだ?!
こんな時くらい絶賛すれば良いのにね。
だから…マス●ミとか言われる

なぜそんなことも想定してないの!?
と思わされる日本の業界が多いのに
JAXAはお見事でした(ჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)

元々、パーフェクトに着地していたとしても短期間の運用で終了する予定で設計されていましたので、寧ろ2週間も稼働するとしたら十分過ぎると思いますが。


技術実証機ですので予定された項目の実証が目的の機体です
ですので元から長期間のミッションとは想定していないのですよ

探査機、ではないことに注意してください



どうやって舵とった?あんなもんで一体何を探査できる?何をどうやって通信して解読しとんの?信号?解るの?国民の税金どこにいってんだろうねぇ アメリカか?皆さんえぇ加減目を覚まそうよ?宇宙開発はハッタリだよ。

自分の理解が追いつかないものをハッタリと言うのなら、この世の殆どはハッタリになってしまう。
自分は自分が思うほど賢くはない。