中国、東シナ海「防空識別圏」境界付近に常時3隻以上の軍艦…海自の新型護衛艦と睨み合い
読売新聞オンライン
24/1/28(日) 5:00配信

 中国が、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に一方的に設定した「防空識別圏」(ADIZ)の境界線付近に、複数の軍艦を常時展開させていることがわかった。読売新聞記者が昨年12月30日、上空から中国海軍のジャンカイ2級ミサイルフリゲート艦を撮影した。すでに中国のADIZ内を飛行する航空機に即時退去を呼びかけるなど、自らの空域だとして事実上の運用を進めている。日本政府には、力による現状変更の試みへの対処が急務となっている。

 中国は2013年11月、事前協議なしに日本のADIZに重なり、尖閣諸島を含む形で自らのADIZを設定。国際慣行と異なり、中国当局の指示に従った飛行を航空機に一方的に求め、従わない場合は軍による「防御的緊急措置」をとるとしている。国際法に基づかずに「管轄権」を主張する内容とされ、日本政府は「効力はない」と強く反発している。米国、韓国なども懸念を表明している。

 読売新聞記者は本社機から、中国が主張するADIZの境界線から内側約20キロ・メートルの海域で、ジャンカイ2級と海上自衛隊の新型護衛艦「みくま」が睨み合う様子を撮影した。

 飛行中には、中国海軍艦が、中国のADIZ内を飛行する別の航空機を追い払おうと、無線で呼びかける声も確認した。

 複数の日本政府関係者によると、2020年頃から中国ADIZの境界線付近では、中国海軍艦が少なくとも3隻態勢で常時展開するようになったという。

 高性能レーダーを搭載し、航空機の撃墜能力が高い防空ミサイル駆逐艦(中国版イージス艦)や、フリゲート艦などの活動が恒常化している。中国軍機は自衛隊機に緊急発進を繰り返しているという。東シナ海で自衛隊や米軍の航空機や艦艇などの監視を強化しているとみられる。

 一般的にADIZを有効に運用するには、接近してくる他国の航空機を早期に発見するレーダーの整備や、現場空域に即座に駆けつけることが可能な戦闘機部隊の練度向上が不可欠だ。

 当初、中国側の監視能力は低く、ADIZ設定は実効性を伴っていないとみられていた。今後は常時展開する軍艦と戦闘機などが連動し、軍事的な動きを活発化させるとの見方もある。自衛隊関係者も「台湾有事などの際には、自衛隊機や米軍機の進入を阻止する意図がある」と語る。

 日本政府関係者は、常時展開が、尖閣諸島の領有権を主張する動きとも結びついていると分析する。実際、尖閣諸島周辺で活動する中国海警局の公船が日本領海に侵入する際には、南下する動きを見せるなど、連携するケースがあるという。

 防衛研究所中国研究室の杉浦康之主任研究官は「ADIZを設定した10年前は、日米をけん制するためのメッセージの意味が強かった。近年では中国空軍と海軍のデータリンクが進んでおり、実態が伴ってきたと見るべきだ」と指摘する。

 ◆防空識別圏(ADIZ=Air Defense Identification Zone)=領空侵犯を防ぐため、各国が自国の領空の外側に設定している空域。領空侵犯の恐れがあるかを識別し、戦闘機が緊急発進(スクランブル)する必要性を判断する。日本の場合、ADIZを通過するだけの航空機はスクランブルの対象とはしていない。


中国軍艦4隻、台湾の四方にも常時展開…台湾有事で米軍接近を阻止する狙いか
読売新聞オンライン
24/1/29(月) 5:02配信

 中国が、台湾周辺の四方に軍艦4隻を常時展開させていることがわかった。平時から台湾に軍事的な圧力をかけ、台湾有事の際には、中国が東シナ海上空に一方的に設定した「防空識別圏」(ADIZ)の境界線付近に常時展開する軍艦とも連動し、米軍などの接近を阻止する狙いがあるとみられる。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。中国は2022年8月、ナンシー・ペロシ米下院議長(当時)の台湾訪問に激しく反発し、台湾周辺で大規模な軍事演習を行った。この頃から、主にフリゲート艦4隻が常時展開するようになったという。

 4隻は、日本最西端の沖縄県・与那国島周辺に1隻、与那国島とフィリピンの間に1隻、台湾の南西と北の海域にそれぞれ1隻ずつ配置されている。このほか、同県の尖閣諸島北西にも1隻が常時展開しているという。

 尖閣諸島北東の海域を巡っては、中国ADIZの境界線付近に、複数の中国軍艦が常時展開していることが明らかになっている。

 尖閣周辺では、三方が中国軍艦によって包囲されている状態だ。中国は、尖閣は台湾の一部だと主張している。中国が台湾侵攻に踏み切った場合、尖閣有事も同時に起きる可能性が指摘されている。

 中国は、自国周辺での他国の軍事活動を制約する「接近阻止・領域拒否(A2AD)」能力の強化を進めている。南西諸島とフィリピンを結ぶ「第1列島線」の内側に米軍を進入させないことを目指す戦略だ。第1列島線は、中国ADIZの境界線付近や台湾周辺の東側で常時展開する中国軍艦の位置とほぼ重なるという。

 中国は22年8月の演習で、台湾の四方に弾道ミサイルを発射し、尖閣周辺にも着弾させたほか、与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内にも落下させた。

 香田洋二・元自衛艦隊司令官は「日本に隙が生じれば、中国が今後、力を使って尖閣諸島に手を出してくる可能性は十分ある。日本は、万全の態勢で備えておく必要がある」と強調する。

 ◆台湾有事=中国と台湾が武力衝突する非常事態。中国は台湾統一に向けて、武力行使も辞さない考えを示している。中国が偽情報を流布するなどの「認知戦」を展開し、ミサイルやサイバー攻撃などで重要施設を攻撃したうえで、台湾に上陸するなどのシナリオが想定されている。


台湾周辺に中国軍機33機 13機が中間線越え
中央社フォーカス台湾
24/1/27(土) 12:16配信

(台北中央社)国防部(国防省)は27日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ33機と軍艦延べ6隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。軍用機のうち延べ13機が台湾海峡の暗黙のラインである「中間線」やその延長線上を越え、台湾の南西や北部の空域に進入した。

国防部は併せて、27日午前6時までの24時間に中国の気球2機を台湾海峡周辺の空域で確認したと発表した。1機は北部の空域に、1機は南部の空域に姿を見せた。飛行高度は約1万7千~2万フィート(約5200~6100メートル)の間。

2機は北部・基隆の南西約101カイリ(約187キロ)、南部・屏東の北西約132カイリ(約244キロ)にそれぞれ出現。24分~1時間50分後に姿を消した。(呉昇鴻/編集:羅友辰)


「中国、一方的に設定した東シナ海の防空識別圏に軍艦常時配置」
中央日報/中央日報日本語版2024.01.29 08:46

中国が尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含めて東シナ海に一方的に設定した防空識別圏(ADIZ)境界線付近に軍艦を常時展開させていることが明らかになったと読売新聞が28日、報じた。

同紙は昨年12月30日、自社機を通じて観測した結果、中国が設定した東シナ海のADIZ境界線内側約20キロ、尖閣諸島からは北東約230キロ付近で中国海軍のフリゲート艦を撮影したと伝えた。

これはイージス艦に準じる高性能レーダーを備えていて、対空ミサイルを発射できるジャンカイ2級だと付け加えた。

ADIZは自国領空に接近する軍用航空機を早期に識別して対応するために設定しているラインだ。中国は2013年11月事前協議なく日本のADIZと重なる公域をADIZに設定した。ここには韓国の離於島(イオド)と日本の尖閣諸島が含まれた。

複数の日本関係者によると、中国は2020年ごろからはこのADIZ境界線付近に少なくとも海軍軍艦3隻を常時展開していることが確認された。

当初、中国の監視能力が低いため、ADIZを一方的に設定した時は実効性がなさそうに見えたが、今後は軍艦や戦闘機など実際的な運用が伴って軍事的緊張が高まるとみられるという分析がある。

同紙は「(中国がADIZ周辺に軍艦を展開するのは)小さな変化を長期間重ね、既成事実化していく手法」とし、中国が尖閣諸島やフィリピンから反発を受けている南シナ海問題でも「サラミスライス戦術」(サラミを薄切りにするよう段階的に物事を進めて目的を達成する方式)を使ってきたと指摘した。

(引用終わり)
侵略開始ですね。
どうするの韓国?

日本政府は中国に抗議しろ。
尖閣諸島が識別圏にある。岸
田の馬鹿総理は
直接習近平に直接電話で抗議しろ。
日本の企業は中国から工場を引き上げろ

人も物も金も引き上げろ。

トマホークミサイルの海自配備をさらに繰り上げるべきだね。

自国の経済が悪くなればなるほど近隣国に迷惑をかける中共
毎度毎度政府の目くらましに引っかかる国民性もやばい

東シナ海に緊張をもたらすのは、常に中共。

いくら何でも中国は調子に乗り過ぎなのではないか?

台湾が実質的に中国領になる事を望むならば、台湾に対して『主権国家としての地位や権利を手放す不利益を埋められる』だけの利益を提供するのが筋だろう。

また、台湾の人々が『台湾の中国化』に納得した上で同意する過程も必要だ。

それをすっ飛ばして力で脅して無理やり中国領にしようとすれば反感を買うのは当たり前。

中国は台湾総統選での民意を尊重すべきで、台湾への軍事威嚇や挑発は止めるべきである。 世界平和や秩序を乱す事は、国際社会を敵に廻すだけである。

日本が尖閣諸島にちょっかいをかける中国にひたすら我慢しているように、台湾も攻撃されない限りはじっと我慢するしかないでしようね。

チョットずれているかも、ですが的を得てるかもしれません。それはトランプ再選と見たからです。今のうちにやっておきたい事があるのでしょうね

火器管制レ-ダーを照射して、いつでも攻撃できる事を相手に知らしめることも必要だ。

ロシアがウクライナに勝ったら行動起こすかもしれないな。

これは問題だろう。ウクライナとロシアを見ていればわかる気がする。中国は何れは必ず台湾に武力なり脅迫なりで手中に収めるようだ。チャイナリスクも考えず先日日中経済交流が行われたが政府及び官僚はここのところを認識してるのか甚だ疑問です。将来の最悪の想定外は許されず思い過ごしで良かったねと思わる防衛と対策が急がれると思いますが大丈夫なのかな?

中国が改めない限り、アメリカとの摩擦は危機を迎えるだけでしょう。

中国国民にとっても得はなく、損をするだけだ。

これで中国関連企業株価はさらに下がり続け、中国製品を購買しない人が増え続けるだけだ。

中国の一帯一路も綻びが出始め、更に経済低迷が追い打ち掛けてるからこの先の成長はないだろう。おまけにあの人口抱えてるから国としてまかなえきれなくなるのは目に見えている。待つのは中国の破綻。

経済的に余裕が出てくれば、軍事力を全面に出し,これみよがしに我が国領海を、当たり前のように侵犯している、戦争を起こしたいのか嫌な国の一つだな。

日本は防空識別圏設置する時、中国の承認もらったか?必要ないど思うでしょう、あったらも同じ事考えている

中国目線で見てみると沖縄の米軍基地ってほんと邪魔なんだろうね。
あれ、沖縄にそういう活動してる人って。。。

そんな事をやっても中国経済は立ち直る事は無い。それより周りの国は中国はやばい国だと逃げるだろう。

強い国は弱い国の意向など気にもせずに何でもやってくる。

日本も同様にやらなきゃいけない
日本も潜水艦配備してるでしょ。

経済崩壊の中で何とか起死回生を望んでいる習の悪あがきなんだろうね。
一刻も早く中国人民の手によって吊るされる日が来ることを願いますよ。