与党・頼氏が400万票超 2位に80万票差 台湾総統選、開票作業続く
時事通信
24/1/13(土) 19:09配信

 【台北時事】台湾で「元首」に当たる総統を選ぶ選挙の投票は13日午後4時(日本時間同5時)に締め切られ、開票作業が始まった。

 中央選挙委員会(選管)によると、中国に厳しい態度で臨む蔡英文総統の路線継承を掲げる与党・民進党の頼清徳副総統(64)が400万票超で首位に立ち、最大野党・国民党の侯友宜・新北市長(66)、第3党・民衆党の柯文哲・前台北市長(64)が続いている。大勢は同日夜に判明する見通し。

 選管によると、日本時間午後8時半現在で、頼氏は446万7242票(得票率40.9%)、侯氏が363万905票(同33.2%)、柯氏が282万6022票(同25.9%)となっている。 


民進の頼氏が優勢 対中は「現状維持」路線 台湾・総統選
産経新聞
24/1/13(土) 19:22配信

【台北=桑村朋】台湾で13日、総統選の投票が終了し、開票作業が行われた。台湾メディアによると、午後5時(日本時間同6時)時点で、中国の圧力に屈しない姿勢を示す与党、民主進歩党の頼清徳(らい・せいとく)副総統(64)が優勢となり、差が開きつつある。同日夜にも大勢が判明する見通しだ。

頼氏のほか、対中融和路線の最大野党、中国国民党の侯友宜(こう・ゆうぎ)新北市長(66)、米中間でバランスをとる中間路線の第2野党、台湾民衆党の柯文哲(か・ぶんてつ)前台北市長(64)が立候補し、中国との距離感が最大の焦点となった。

大手テレビ局「TVBS」によると、午後5時段階の得票数は頼氏が約218万票、侯氏が約184万票、柯氏が約154万票となっている。

13日朝、頼氏は南部・台南市、侯氏は北部・新北市、柯氏は台北市でそれぞれ投票。頼氏は報道陣の取材に「台湾の民主主義の活力を示すために投票を」と呼びかけた。

頼氏が初当選した場合、民主化が進んだ1996年に総統の直接選挙が実現して以降で初めて、同じ政党が3期連続で政権を担うことになる。台湾では2000年以降、民進党と国民党が2期8年ごとに政権交代を繰り返してきた。

一方、立法委員(国会議員に相当)選では民進党の苦戦が伝えられている。民進党が現有の60議席超から減らし、立法院(定数113)で過半数割れする可能性もある。国民党が最大勢力となれば民進党は「少数与党」となり、難しい政権運営を迫られる。民衆党の議席数も政権運営の鍵となりそうだ。

対中政策について頼氏は、中国の「一つの中国」原則に反対しつつ「独立」を唱えない、蔡英文政権の「現状維持」路線を継承すると表明。米国など民主主義陣営と連携して防衛力を強化し、対中関係は「台湾の主権尊重」を前提にすると訴えた。

中国との対話の重要性では一致する侯氏と柯氏は昨年11月、候補一本化で合意したが破綻した。 中台が「一つの中国」原則を確認したとされる「1992年合意」を引き継ぐ侯氏は、民進党の長期執政による「腐敗」を批判。柯氏も「台湾は米中間の懸け橋になるべきだ」と訴えた。

(引用終わり)
一安心

良い経過だ。頼氏の当選を望む。

良い結果。台湾人は現状維持で、出来れば平和の方が良い

台湾有事は日本有事、世界の機運を左右する重大な選挙だったが、頼氏の勝利となりそうだ。今後、日本は台湾との交流を増やし台湾を支援すべきだと思う。

予想外の票を取ればアメリカや日本が内政干渉して無効とか中国は言いそう、
どちらにしても良い結果が出れば中国の侵攻タイミングが早まりそうで怖い。

まあなんとかね。あっち側になったら、もう民主は無い。

第二の香港、粛清の嵐が吹き荒れることになりますから。

香港の変わり様を目の当たりにすれば、台湾の国民がどちらを支持するかは明白
それにしても中国が大々的に工作しても、野党が候補を一本化出来なかったのには驚いた。中国国内でも何か動き出しているようにも見える。

>>民進の頼氏が優勢 対中は「現状維持」

中国は、台湾が民進党を選んだ時点で「独立派が勝った」とみなして徹底的に圧力を強めるのは当然だろう。
民進党の「現状維持」など時間稼ぎでしかないのは分かり切った事であり、中国には絶対に通用しない。
そもそも、台湾が本当に「現状維持」を望むなら国民党を選ぶはずであり、民進党を選んだ時点で中国と徹底抗戦するとみなされる。
民進党が勝つことは、中国に台湾進攻の口実を与えるに等しく、中国は、アメリカが世界から手を引いた時点で一気に台湾をおさえに動く。
それを防ぐには、民進党が独立のスタンスを永久的に取り下げ、一つの中国を認める必要があるが、そもそも、アメリカが世界から引くタイミングで台湾が民進党を選んだ時点でそれはあり得ない。
台湾は、日本が台湾と共に戦ってくれると信じており、だからこそ独立を掲げて中国に立ち向かえるのである。
日本の責任は重大だ。

立法院の委員選挙のの選挙の動向が気になります

民進党は25年に脱原発なので応援していますが、現段階かなり勝ちそう

議会の議席数も維持してくれ。民進党。

予想通り民進党頼候補が勝利しそうです。習近平独裁政権はここでもNOを突き付けられた。中国と国境を接している国々で、昨年以来フィリピンのマルコス政権、韓国の伊政権、ブータン新政権、今回の台湾新政権・・・日本ベトナム豪州と周囲は中国批判勢力一色化した。残るのは旧共産政権の北朝鮮ロシアミャンマ軍事政権ラオスぐらいですよ。外交も経済も不本意でうまく行かずどうするつもりだろうね。プーチンのような暴走はご免蒙りたい。遠くのアフリカも一帯一路が暗礁に乗り上げて、欧州とは問題だらけ、世界を見渡して中国と緊密化するのはならず者国家ばかりだね。類は群れを呼ぶとはよく言ったものだ。