H2Aロケット48号機あす12日打ち上げ 北朝鮮ミサイル監視など事実上の偵察衛星搭載
MBC南日本放送
24/1/11(木) 19:31配信

政府の情報収集衛星をのせたH2A48号機が12日、種子島宇宙センターから打ち上げられます。

H2Aロケット48号機は、およそ4キロの組み立て棟で、打ち上げに向けた最終準備が行われています。
ロケットファンからは打ち上げを楽しみに待つ声が聞かれました。

(広島から)
「(Q.打ち上げ見るのは何回目?)9回目。音が好き」

(千葉から)
「無事に上がって、ロケットの音や煙を近くで体感できたら」

H2A48号機には、政府の情報収集衛星「光学8号機」が搭載されます。北朝鮮のミサイル発射施設などを監視する事実上の偵察衛星で大規模な災害時には現場の状況確認も担います。開発費は、およそ400億円です。

48号機が12日打ち上げに成功すれば、H2Aロケットの打ち上げ成功率は97.9%となります。


H2Aロケット48号機 政府の情報収集衛星を搭載し12日午後1時44分打ち上げ
KYT鹿児島読売テレビ
24/1/11(木) 18:45配信

 天候の悪化が予想されるとして打ち上げが1日延期されたH2Aロケット48号機は12日、種子島宇宙センターから打ち上げられます。種子島宇宙センターから11日夕方の様子を伝えてもらいます。園田さん。

(園田貴央アナウンサー)
「10日夜は雷や強風など天候の悪化が予想されるとして三菱重工業は打ち上げに向けた準備ができないと判断し、打ち上げを1日延期しました。雲が広がってきましたが、薄い雲のため打ち上げに支障はないということです。ロケットの機体はここから約4キロ離れた大型ロケット組み立て棟の中で打ち上げの時を待っています」

 今回ロケットに搭載されるのは政府の情報収集衛星です。情報収集衛星には、日中の時間帯に撮影する「光学衛星」と夜間や悪天候でも撮影できる「レーダー衛星」があり、今回、打ち上げられるのは、「光学衛星」の8号機です。繰り返される北朝鮮によるミサイル発射など、日本の安全保障を脅かすものを宇宙から監視します。また、大規模な災害が起きた際、いち早く状況を確認する役割も担っています。

 H2Aロケット48号機は12日午後1時44分26秒に打ち上げられます。天気がよければ、県本土からもロケットの機体を見ることができるかもしれません。

(引用終わり)
打ち上げが成功しますように。

H3ロケットが独り立ちするまでは、まだH2Aロケットを飛ばすべきですね。
H3ロケットの二号機の発射に成功して、数機程度様子を見ないとH2Aロケットを引退させるわけにはいかない。