浮上する北東アジア安保の鍵…国連軍司令部の旗、横須賀ではためく
中央日報/中央日報日本語版2024.01.08 10:20

日本東京から南側に車で1時間ほど走って到着した横須賀海軍基地。米軍の案内を受けて基地に入ると、巨大な軍艦が目に入った。中でも原子力空母「ロナルド・レーガン」(CVN76)と第7艦隊旗艦「ブルー・リッジ」(LCC19)が目立った。「ロナルド・レーガン」は横須賀を母港としている。

「平和オデッセイ」が横須賀海軍基地を訪れた。韓半島平和作り財団(理事長、洪錫炫中央ホールディングス会長)が2015年に発足させた「平和オデッセイ」は昨年12月5、6日、横須賀をはじめ日本に配置されている国連軍司令部(国連軍司令部)後方基地を訪問し、北東アジアの平和を築くための知恵を集めた。韓国戦争(朝鮮戦争)をきっかけに1950年に創設された国連軍司令部は停戦体制を維持し、北朝鮮の挑発を抑止することで戦争の再発を防ぎ、韓半島(朝鮮半島)の平和を維持する役割をしている。

これを支援するための国連軍司令部の後方基地が日本にある。国連軍司令部側が新型コロナ以降、外国の民間人に国連軍司令部の後方基地を開放したのは今回が初めてとなる。日本には7カ所の国連軍司令部の後方基地がある。平和オデッセイはこのうち横須賀基地と横田基地を視察した。国連軍司令部側は一部の軍事セキュリティーを除いて基地の複数の施設を全面開放した。北朝鮮・中国・ロシアが手を握る国際情勢の中、国連軍司令部の役割を正確に伝えようとした。

◆米第7艦隊空母・艦艇80隻など「Any time韓半島投入待機」

特に国連軍司令部の後方基地は、北朝鮮の核・ミサイル脅威が現実化した状況で日本との安保協力が必然であることを見せていた。日本の7カ所を拠点とする国連軍司令部の後方基地が、韓日および韓日米の安保協力の核心になっているからだ。国連軍司令部の後方基地は、有事の際、韓国を支援することにした国連軍司令部参加国の兵力と装備が集結し、持続的に後方支援をする目的で運営されている。横須賀にはこうした目的を後押しする大規模な戦力が配備されている。

横須賀は1853年7月8日に米国のマシュー・ペリー提督が黒船(大型蒸気船)を率いて初めて到着したところだ。

横須賀には米海軍の11隻の空母のうち唯一海外に前線配備された「ロナルド・レーガン」がある。米海軍は1973年、「ミッドウェイ」(CV41)をはじめ、「キティホーク」(CV63)、「ジョージ・ワシントン」(CVN73)など空母を横須賀に配備した。「ロナルド・レーガン」の横須賀配備は2015年からだ。「ロナルド・レーガン」は昨年10月に済州(チェジュ)東南側の公海上で実施された韓米日海洋遮断および対海賊訓練への参加と釜山(プサン)入港を終えた後、同年11月に母港の横須賀に戻った。第7艦隊の関係者は「『ロナルド・レーガン』は1年の半分以上を日本とインド太平洋地域で哨戒・訓練をする」と説明した。「ロナルド・レーガン」は現在整備中だった。「ロナルド・レーガン」を離着艦する第5空母航空団の航空機は厚木海軍飛行場に移動した。

「ロナルド・レーガン」は93.5%の高濃縮ウラン(HEU)を使用する原子炉2基が内蔵された原子力空母だ。原子炉に燃料棒を入れれば少なくとも20年間使用できる。訪問した当時、「ロナルド・レーガン」では米ワシントン州ピュージェットサウンド海軍造船所から来た専門家が原子炉を点検していた。米海軍によると、来年は「ジョージ・ワシントン」が「ロナルド・レーガン」に代わって横須賀に配備される。

「ブルー・リッジ」は第7艦隊の旗艦だ。第7艦隊司令官(海軍中将)が搭乗して海兵隊の上陸作戦を指揮する。各種指揮・通信装備を搭載するため船首から船尾まで特殊設計された。大きく膨らんだ舷側が独特だった。第7艦隊の関係者は「アンテナなど装備搭載空間を増やそうと改造した結果」と説明した。このほか駆逐艦など第7艦隊の各種艦艇が埠頭に並んでいた。米海軍の巡洋艦と駆逐艦は共にイージス艦だ。この日、原子力潜水艦は作戦遂行中であり、横須賀で見ることはできなかった。

第7艦隊は日付変更線を基準に太平洋を半分に分け、その西側からインド洋の中心までを作戦区域とする。第7艦隊は「Any given time(随時)」艦艇70-80隻、航空機275機、兵力3万7000人を即時投入できる準備体制を整えた。必要な場合、米本土と全世界米軍基地からの増援で戦力を増強できる。

前日に訪問した横田空軍基地はソウル汝矣島(ヨイド)の面積の倍を超える7平方キロメートル規模。ここには在日米軍司令部と米空軍の第5空軍司令部がある。基地の中心には3キロ以上の滑走路が位置する。あちこちに輸送機と支援機、ヘリコプターが見えた。横田基地には第374空輸航空団が駐留し、戦闘・爆撃機部隊はないという。ヘリコプターのように離着陸してプロペラ機のように飛行するティルトローター輸送機CV-22オスプレイもあった。第5空軍の関係者は「横田基地はインド太平洋のハブ」とし「米本土からここを経由して太平洋の各地に人員と装備、物資を送る」と伝えた。

横田基地は「平和オデッセイ2023」にC-130J-30「スーパーハーキュリーズ」戦術輸送機を公開した。C-130J-30は1956年から生産しているC-130ハーキュリーズの最新型で、全長35メートル、全高12メートル、翼幅40メートル。6翼にプロペラが4つで、コクピット(操縦席)計器盤をデジタルに変えた。最大20トンの貨物を積載でき、1キロメートルほど滑走路があれば離陸できる。
韓民求(ハン・ミング)元国防部長官は「韓半島有事の作戦の意味を知るほど国連軍司令部の重要な役割が分かる」とし「国連軍司令部の後方基地を媒介に韓国・米国・日本が安保で緊密に連結する」と説明した。

(引用終わり)
読む限り、単なる物見遊山です。

中露に拒否権がある国連安保理に何の期待をしろというのだろう?

韓国人は政権によって同盟関係に影響を及ぼすような国です。
信頼できないし同盟国として認めるべきではない。
そもそも自衛隊機にレーダー照射する時点で、同盟国ではない。日本国内の韓国人も敵性外国人として強制退去させるべきです。

朝鮮半島とは一衣帯水とは言うものの、結局は日本はいいように使われかねない。
韓国とは一線を画すべし、一事あれば難民の流入が懸念される。

横須賀の戦力は日本を守るため…
朝鮮半島は、あくまでも日本列島の盾です。

横田空域は返還してもらわないと。
首都圏の航空輸送の効率化と安全を損なう。