「ロシアに領土割譲で戦争終結を」と、ウクライナに提言
ニューズウィーク日本版
23/12/28(木) 17:57配信

<領土の全面奪還に固執するウクライナに、この戦争には勝つ道はないことを前提に、東部4州もロシア支配下のまま国境を凍結し、「戦争を最終的に解決するときだ」と、ドイツの著名政治家が訴える>
ゼレンスキー(左)とドイツのショルツ首相(9月20日、ニューヨーク)。ショルツ政権は11月、ウクライナへの軍事支援の予算案を倍増を決めた

ドイツの著名な政治家がウクライナに対し、ロシアとの戦争を終結させるために「一時的な」領土の喪失を受け入れるよう求めている。【アイラ・スリスコ】

ミヒャエル・クレッチマー・ザクセン州首相は12月20日、独誌『シュピーゲル』に対し、停戦と引き換えに東部4州などを占領された現在の国境をそのまま凍結することを検討するようウクライナ政府に提案し、23カ月に及ぶ戦争を「最終的に解決する時が来た」と訴えた。

「停戦の場合、ウクライナはまず、特定の領土に一時的に手が届かなくなることを受け入れなければならないかもしれない」と、クレッチマーは言う。「ウクライナの領土がロシア領になることはない。しかし、他の主要な紛争と同様、最終的な解決策を講じる時が来た」

クレッチマーはまた、対ロシア政策に関してドイツ政府に「Uターン」を促し、ロシアはドイツにとって「危険で予測不可能な隣人」であり、ドイツが立場を弱めれば「さらなる紛争の基礎を築くことになる」と警告した。

■「侵略はウクライナで止まらない」
「残念ながらドイツ政府の基本姿勢は、交渉はしない、ただ武器を配れ、というものだ」とクレッチマーは述べた上で、アメリカの議員たちは状況をもっとよく理解し、「この方法では戦争に勝てない」ことを理解していると示唆した。

これに対しウクライナ外務省のオレフ・ニコレンコ報道官は、12月27日のフェイスブックでクレッチマーの発言を非難し、領土で譲歩すればロシアからの「さらなる侵略を招くだけだ」と主張した。

「ウクライナが一時的にでも領土を失うことになれば、ロシア軍はドイツ、特に東の端のザクセン州に近づくだろう」と、ニコレンコは言う。「領土の割譲は必然的にロシアのさらなる侵略につながり、それは間違いなくウクライナの国境を越えていく。ヨーロッパの平和はロシアの敗北にかかっている。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は昨年、ウクライナのドネツク、ヘルソン、ルハンスク、ザポリージャの4州を併合すると発表した。国際的には認められていないが、戦争が続く中、これらの州はすべてロシアの支配下にある。

またニューヨーク・タイムズ紙は12月23日、プーチンは停戦のための「取引をする用意がある」と報じた。プーチンは外交的な裏ルートを通じて、国境を現在の位置のまま凍結する条件で戦争を終結させる意向を示しているとされる。

ウクライナは、自国の領土を少しもロシアに渡す気はないと明言している。ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2014年にロシアが不法に併合したクリミア半島も含めてすべてを奪還するまで戦争は終わらないと繰り返し宣言している。                       アイラ・スリスコ

(引用終わり)
ロシアの領土拡大欲望は止まらず、次は他の国が狙われると考えています

「ロシアに領土割譲で戦争終結を」
ロシアの思うつぼだな、ウクライナ侵攻で失った兵器の補充が完了したら、NATO非加盟の東欧諸国が一気に飲み込まれる。
ロシアに協力したイランには見返りとして核兵器が秘密裏に渡る可能性が高い。結果中東におけるイスラエルの武力優勢が崩れ情勢が混乱する、中国も台湾侵攻を虎視眈々と狙っている。

親露派日本人に割譲してもらおうぜ!
え?できないの?

千島列島、樺太、カムチャツカ半島返還してもらい、環オホーツク海共和国連邦を発足させる。
領土割譲なら政治的に問題だが、独立したのなら問題はなかろう。
独立国が日本語や日本円を採用するだけだ。

今でこそドイツはウクライナ支援に参加していますが、開戦当初のドイツは支援にかなり消極的でした。なのでおそらくこの人自身は本気で言っているんでしょう。今まで黙っていただけだと思います。
どちらかというと、これを大っぴらに言えるような環境になってきていることの方が重要な気がしますね。

東西ドイツに分断されていたドイツなら、ウクライナの痛みは
誰よりも理解できるだろうに。

奪った者勝ちを世界が容認するのなら、もはや世界秩序は無きに
等しい。
もしそうなれば、中国も調子に乗って、台湾どころか周辺国
全てに侵略の手を伸ばすだろう。

その場しのぎで済む話じゃないくらい分からないのか。
今まさに国際秩序が維持されるかどうかの分岐点だぞ。


私も「ズデーテン危機」を連想しました。
やはり領土を諦めて早く楽に元に戻りたいという気持ちが後々裏目に出なければいい。
相手は独裁者ですからね。

しかし、いろいろな建前は知っているけど、何でこんなにチマチマと武器供与するのか。

戦争を長引かせたい、ロシアを怒らせたくない、
武器の在庫がない、規格が違うからすぐ稼働できない等いろいろあるでしょうが、こんなんじゃロシア領土に攻め込めないのなら、NATOが出てきても勝てないんじゃない?

ウクライナには尊敬する芸術家がいるので、とにかく早く平和になってほしいです。


かつてチェコスロバキアに対してズデーテン放棄を迫った英仏そして独伊を思い出す。
所謂「ズデーテン危機」は戦争手前まで行った。
その際、ヒトラーは、「これが最後の領土要求である」と演説して英仏の譲歩を引き出した。

さて歴史は語る。ズデーテンが「ヒトラーの最後の要求」ではなかったことを。
ヒトラーは翌年、チェコスロバキアを解体し、ボヘミア・モラヴィア両地方を編入。
さらにはポーランドにおける自由都市ダンツィヒとポーランド回廊の取り扱いで紛糾し
第二次大戦開戦に至ったわけだ。
既に軍事産業が盛んであったチェコを手にしたドイツは欧州の大半を己の支配下に置いてしまった。
因みに、その際の「共犯者」は日本でもイタリアでもなく
大ロシア主義者が尊敬して止まないスターリンだった。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 
我々は歴史に学び、侵略者による戦争を抑止できるか、それとも。


自分が、賢者だと思ってるのですか?

あなたも私も、愚者ですよ

経験を嘲笑し、賢者になったつもりの国士様ってカッコ悪いですよ

ウクライナの戦況が不利なのは、ロシア本国に攻撃が出来ない事が、一番の不利です。アメリカは核の傘で日本を守ると言っていますが、このウクライナ侵略戦争のようにロシア、中国が核を使用しないで、侵略してくると、アメリカの核の傘は機能しない。よって日本人が戦わなくてはいけない、ならばウクライナに核があればこのような戦争にはならなかったはず、では日本も核を持つべきではないでしょうか、平和を維持するには侵略者と同じ、あるいはそれ以上の兵器を持ち、バランスをとる事が、平和の道ではないでしょうか。


安倍元首相がロシアのウクライナ軍事作戦について過激なNATO 拡大が今回の軍事作戦を招いた。特別軍事作戦はプーチン大統領の領土的野心ではなく、ロシアの安全の為、国を守るという意味で行われたと日曜報道で話してます。
政治、国際情勢、ロシアの事をよく知っている意見です。


クリミア併合時にプーチン大統領はウクライナの分裂は望まないと演説している。NATO加盟反対勢力としてウクライナに留まってもらう方が都合が良かったのよ。ロシアが欲しいのは緩衝地帯だからね。でもロシアが攻めてくるぞーという勧善懲悪のストーリーを好む一般大衆にはそれが理解できない。


思うツボというか、これが現実。
ただドローンの見返りにイランに核兵器はどうか?
イスラエルにはロシア系ユダヤ人も多く、プーチンはバランスを求められる。
イランが核兵器を持てば中東は、よりバランスが保たれるもいう説もあるけれど。


中国の台湾侵攻…勢いづくよなぁ…。
しかも次はロシアの兵器生産や資源生産が今度は中国や北朝鮮を支える事になりかねない。

欧州はイスラエルやウクライナ対策で動けないとかになったらまずいよね…。


>>NATO非加盟の東欧諸国なんて無いだろう
具体的に挙げてみろ

セルビア「ロシア様の敵に入るわけねぇだろ」
ボスニアヘルツェゴビナ「NATOに治安維持手伝ってもらってはいるが非加盟ですが」
モルドバ「ウクライナの次に狙われてますが非加盟です。タスケテ」


領土を譲ってどうなったかは、日本人は良く分かってると思うけどな

北方領土って、いつ日本の領土に戻ったの?


ロシアとウクライナの歴史も戦争の現状も知らずに、ただ戦争を続ければいいと思っている能天気なヤフコメ民がまだ多い。


>NATO非加盟の東欧諸国なんて無いだろう
具体的に挙げてみろ

セルビア「呼んだ?」


セルビアは親露国だし
呑まれるのはモルドバくらいでしょう


NATO非加盟の東欧諸国なんて無いだろう
具体的に挙げてみろ


思うつぼというか、この人は単なるプーチンのスピーカーでしょう。


>安倍元首相がロシアのウクライナ軍事作戦について過激なNATO 拡大が今回の軍事作戦を招いた。特別軍事作戦はプーチン大統領の領土的野心ではなく、ロシアの安全の為、国を守るという意味で行われたと日曜報道で話してます。

安倍元首相がそのような意見を持っているのではなく、あくまでプーチンの考えを示しているだけですよ笑笑
主語くらい掴めるようになりましょう笑笑



もし、現状でウクライナの戦争を終わらせても単なる一時しのぎにしかならない。味をしめたロシアはウクライナの一部を手に入れただけで終わるはずがない。武器や兵隊を補充しながら、中国やイラン、北朝鮮などの友好国と協力しながらさらなる領土拡大を目指すはず。そうなれば、きっと日本も対岸の火事では済まなくなる。とは言え、今の状態ではウクライナがロシアを追い出す事はほぼ不可能。ずっと先の事を考えると、やはりNATOが出てロシアをウクライナから追い出すしか無いが、核を恐れて絶対やらないだろうね。

領土分割となるとロシアが数世紀にわたって狙い続けた南下政策が成功することになる。さらに次は極東に目を向けてくるだろう。中国と協力して領土拡張を図るだろう。もう経済的には破綻しかけている独裁国が軍事で国内の支持を得る。アメリカもヨーロッパも小さな国土の犠牲と引き換えに前のような経済的繁栄を求めている。しかし、それは以前と少し違う。少しづつ理想を持とうとした世界が崩れていく。

ロシアはウクライナに侵攻しないとみんな考えていた。ロシアは今、常識的に考えてあり得ないことをする人物が支配している国だ。ロシアは南方への足がかりをソ連邦崩壊による連邦国の独立で失った。だからこういう行動に出たとも考えられるが。中国はまだ損得を考える所はある。但し、得と見たら何でもやるだろう。あり得ない、およそ常識で考えられないは判断を誤らせてきたのでは。

感慨に浸ってないで現実を見ましょう。日本に攻め込むには船しかない。現代戦で大量の揚陸を成功させることはほぼ無理。船はのろいから、簡単に沈められてしまいます。そしてロシアが極東の海軍力を増強するのは簡単じゃない。


>領土分割となるとロシアが数世紀にわたって狙い続けた南下政策が成功することになる。
ソ連時代に実質領土化していたのを分離独立したんだから前提が間違っている。それとも、ソ連という国を知らない?


そんなことするかな。ロシアはますます国力を消耗し、かつて清の領土であった沿海州地域を中国が奪還するきっかけにもなりかねない。
習近平が、台湾侵攻

歴史を知らずに西側メディアのナラティブ鵜呑みになってますよ。

そんな事ないから、妄想全開すぎる

日本は人口減少で無力化出来るのだから、警戒しつつ静観が戦略的な正解なはず…

 人口ピラミッドの階層構成を人為的かつ強行手段で適正化を目論んだり、法の不備を補うような動きをする政治勢力に権力が委譲されるような事態は警戒しなければならないが、今のところ自民党を中核として政権を担っているのだから支障は無い。

 仮想敵国の無能な首脳部は最大の友

キミはなぜ日露戦争が起きたのか、もう一度勉強しな。


局地戦では物量に勝るロシアが優勢と思いますが、ウクライナ全土制圧となるとそこまでの力もないそうなので、ウクライナが矛を収めるまで延々と戦闘は続くでしょう。

かつて米国はベトナムで敗北、現在はイスラエルの圧倒的な物量をもってしてもガザ地区に潜むハマスを容易に殲滅できないのと同様に、降参することを放棄したウクライナにロシアは手を焼き続けるに違いないと思います。

>ウクライナ全土制圧

ロシアは全土制圧はしないでしょう。全土を制圧するよりクリミア半島につながる地域を確保する方が効率的。元々ロシア系住民も多い。
荒廃した残された領土をウクライナ政府に維持させた方が良い。ウクライナ政府の経済的負担が大きくなる。


第2次世界大戦時 ドイツが第1次世界大戦で失った領土を
取り戻すことを認めれば、それでドイツは満足し戦争をやめると
思ったイギリスのチェンバレン首相は、融和政策を取り譲歩を
重ねたが、ヒトラーは それではあきたらず次々と周辺国へ侵略の
手を伸ばし世界戦争に発展した 歴史に学ぶべき

若い政治家は歴史を知らないからね


国境はそのまま、ということは例えばドンバス地域では既にロシアからの年金支給などが行われているが、「ウクライナ国民に対する」こうした公的サービスはウクライナが支出するということか?
一方でウクライナは「早くアメリカ合衆国が金をくれないと年金も公務員給与も支払えない」などと言っているようだが。
そこに住む方々にとってどちらがよき国なのかが優先されるべきと拙は思う。

ロシアは年金だけでなく補償、賠償も払え。


もし領土割譲し停戦となっても数年後に再びロシアの侵攻が起こると思います。
これは歴史的にも繰り返されています。
また事実上ロシアの勝利となり次はフィンランドやバルト三国が標的になり得る。
今回のウクライナ侵攻で西側諸国は核使用を仄めかすと躊躇し大胆な攻撃ら支援を避けてきた事が証明されてしまった。
そして数年〜十数年で中国の台湾侵攻や北朝鮮の核技術も格段に上がりアメリカも全てに対応しきれない。
各国の国内情勢や世論的に厳しいと思うが後の憂いを払拭する為に完膚なきまでロシアに敗北を与えるべき。
ロシアだって核を使用すれば、その後の展開を理解しているはず。

1938年のズデーテン危機を思い出す。
所謂「ズデーテン危機」は戦争手前まで行った。
その際、ヒトラーは、「これが最後の領土要求である」と演説して英仏の譲歩を引き出した。

さて歴史は語る。ズデーテンが「ヒトラーの最後の要求」ではなかったことを。
ヒトラーは翌年、チェコスロバキアを解体し、ボヘミア・モラヴィア両地方を編入。
さらにはポーランドにおける自由都市ダンツィヒとポーランド回廊の取り扱いで紛糾し
第二次大戦開戦に至ったわけだ。
既に軍事産業が盛んであったチェコを手にしたドイツは欧州の大半を己の支配下に置いてしまった。
因みに、その際の「共犯者」は日本でもイタリアでもなく
大ロシア主義者が尊敬して止まないスターリンだった。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 
我々は歴史に学び、侵略者による戦争を抑止できるか、それとも。


高確率でそうなるだろうね
ただウクライナがどうなるにしても、元々中立的だった国までロシアの侵略警戒が強まりNATO寄りになってしまった
緩衝国欲しい、が本当だったなら(自分はそう思わないが)、ロシア周辺国の動き考えたら明らかウクライナ侵略はマイナスにしかなっていない


ロシアが何を言ってきていて、NATOがどれだけ東方拡大やアメリカやNATOの国々が他国や地域を侵略攻撃しているか何も知らないヤフコメ民。


ウクライナ応援団に聞きたいことがあるが、あなたたちは第三次世界大戦、核戦争の覚悟はあるのか?ロシアを潰す=ロシアとの全面戦争を意味する。「ロシアを潰せ」と他人事のように戦争を煽るが、それで死ぬのはウクライナ人。日本が危ないからウクライナ人には戦って死んでもらう。極めて無責任で不道徳。
ロシアが勝ったら次は日本が危ない。そう思うならなぜ核武装自主防衛が必要だと言わないのか。多くの日本人は「ウクライナが代わりにロシアを倒してくれるのが望ましい」「日倍安保を強化すればアメリカが日本を守ってくれる」と言う。
なぜ自国の防衛を常に他人に求めるのか。こういった言説を聞くたびに激しい嫌悪感を覚える。