【日曜安全保障】北朝鮮の軍事力に対抗する“切り札”に?日本が開発を進める「対空レールガン」とは
FNNプライムオンライン
2312/17(日) 19:02配信

軍事偵察衛星の打ち上げを成功させ、軍事力を誇示する北朝鮮。
そのウラで日本が開発する切り札とは?
フジテレビ能勢上席解説委員が解説する。

核戦力との連携が懸念される「万里鏡1号」
11月、軍事偵察衛星「万里鏡(マンリキョン)1号」の軌道投入に成功したと発表した北朝鮮。2度の失敗を経ての成功だった。

5月に失敗した際は、韓国軍が残骸を回収。センサーが市販のデジタルカメラだったと報じられている。

フジテレビ能勢上席解説委員:
高度約500キロの宇宙からの撮影だと「縦横3~5メートル程度の物体が識別できる程度」の解像度とされていて、12月打ち上げられた韓国初の偵察衛星どころか、欧米の商用民間衛星にも及ばないとの見方もある。

この万里鏡1号、核戦力との連携が懸念されている。

北朝鮮メディアは、2023年3月、戦術核弾頭と称する「火山31」と、それを搭載できるミサイル等を並べた画像を紹介。さらに模擬核弾頭を載せたミサイルを標的上空500メートルで爆発させたと発表。

もし核弾頭なら、爆発威力は第二次世界大戦中に広島に投下された原爆「リトルボーイ」を上回るとの見方がある。

フジテレビ能勢上席解説委員:
万が一、リトルボーイを上回る威力の核兵器が 第二次大戦と同じ高度500メートルで爆発したら、被害の範囲は同様の半径2キロ以上となり、それだけ広ければ、目標地点の確認は市販のデジカメ程度の精度で十分というのでしょうか。もしそうなら、物理的には万里鏡1衛星は、核攻撃システムの一環となるかもしれず、ミサイル防衛はますます重要になるでしょう。

迎撃手段として注目の「レールガン」
ただ北朝鮮は、その先をも見据えているようだ。

7月のパレードに登場した火星12Bミサイル。先端部は、巨大な緑の滑空体=グライダーで、マッハ5以上の極超音速で不規則な軌道を描き、日米韓のミサイル防衛をかわして標的を目指すとみられている。

こうした脅威に対抗することも視野に、実用化を目指しているのが、火薬を使わない大砲「レールガン」。 砲弾を電気エネルギーで、火薬より速い速度で打ち出すというものだ。

フジテレビ能勢上席解説委員:
防衛装備庁が構想しているのが 「対空レールガン」です。極超音速かつ不規則に飛ぶ極超音速ミサイルに向かって、砲弾を極超音速で連射、撃墜することを目指しています。すでに120発の繰り返し発射に成功。

8月には、世界で初めてレールガンの洋上射撃にも成功した。

迎撃困難な兵器として、各国が開発・配備を急ぐ極超音速ミサイルと、その迎撃手段としても注目されるレールガン。 日本の安全保障は、この新たな技術の確立で未来が開けるのだろうか。
(「イット!」12月17日放送より)

(引用終わり)
防衛装備庁の陸上装備研究所が描いているレールガンの将来構想は、対艦・対空・対地攻撃用途である。

具体的には、極超音速ミサイルや戦闘機、対艦ミサイルなどの経空脅威に対処するための多層的な防空システムの構成要素の一つとしてレールガンを活用する。

さらには、艦艇又は地上目標に対して回避が困難な極超音速での打撃を遠距離から与える手段としてもレールガンを活用する。

日本は極超音速ミサイル(HGV)の航跡予測すら可能とする高度な技術の研究開発にも既に取り組んでおり、レールガンでもこの技術が活用されると思われる。

この技術は、HGVの機動可能範囲を割り出し、HGVの軌道選択可能性を算出し、さらには予想会合点まで算出できるという優れモノ。

ちなみに、英国のジェーンズは日本が最終的に完成させようとしているレールガンの性能について「20MJ程度の運動エネルギーをもつ大口径の兵器になる」と報じている。

防衛省がまず目指しているのは40mm機関砲クラスで近接防空火器の代わりになるモノ。

火砲より大射程で高初速の弾丸で弾幕を張れば、巡航ミサイルどころか弾道弾も迎撃可能だ。

高価なミサイルとは違い、安価な弾頭を連射して弾幕を形成する。
理論的には命中するまで打てばいいのだ。
命中すれば、互いにマッハ5以上なので運動エネルギーは莫大だ。敵弾頭の破壊無力化が期待できる。
特に核爆弾は精密な工業製品だけに軽微な損傷でも不発になる。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというではないか。
予測針路に的確に打ち込めば、迎撃可能だ。

大口径になると莫大な電力が必要となり、それがネックになって155mmクラスを目指していたアメリカでは中止された。
ただ防衛省は「将来”何か”飛躍的な発展があるかもしれない」と研究を続けている。これはこれでやっていても損はない。

将来、凄い兵器に化ける「かも」しれないが、今のところは莫大な電力の問題などを解決できる目途が立っておらず、実現できるのは機関砲クラスで、ミサイル防衛の代わりになるようなモノではない。

莫大な電力が必要なら、原発防衛用なら問題ない。
自前の電源がある。

イメージとしては日本のロボットアニメの元祖(鉄人28号のような操縦型ではなく、搭乗型戦闘ロボット)マジンガーZの基地である光子力研究所の守りの要、光子力バリアーだ。
日本の重要な施設の割に何とも不用心だ。

防衛装備庁の陸上装備研究所が既に試作したレールガンの口径は40mmだけど、実際に配備されるレールガンの口径はまだ未公開だよ。

それに防衛装備庁の陸上装備研究所は、レールガンを対空用途のみならず対艦攻撃用途や対地攻撃用途にも活用すると述べている。

さらには、英国のジェーンズは日本が最終的に完成させようとしているレールガンの性能について「20MJ程度の運動エネルギーをもつ大口径の兵器になる」と報じている。

現在陸上装備研究所で試作されたレールガンの充電エネルギーは5MJだから、普通に考えて運動エネルギーは5MJを下回ると思われる。

従ってジェーンズの報道が真実ならば、実戦配備されるレールガンの運動エネルギーは、現時点での試作レールガンの4倍以上もあることになる。

これらのことを踏まえると、「40mm機関砲クラスで近接防空火器の代わりになるモノ」にとどまることはないだろう。


レールガンは最後の砦としての機能しか無い近接防衛システムの域を出ない。数十キロ離れた通常のミサイル防衛システムとしては最高のシステムだが、極超音速の飛翔体にはほぼ無力だろう。つまりPAC3を補完するものでしか無いだろう。

ロケットを使わず直接キネティック弾頭を発射するわけですかね?SM3などよりスペースが節約できるだろうから搭載弾数が大幅に増やせるなどのメリットがありそうですね。弾頭は安くないでしょうけど。

すでに120発~と書いているけど、今回のは試作品で、実用砲の1/10以下のエネルギーしか出してない。それでたった120発(通常の砲は2000-3000発)しか撃ててないのが現状。楽観するようなものじゃないよ。

>実用砲の1/10以下のエネルギーしか出してない。

純粋に疑問なんですが、この部分の根拠とソースは何ですか?


レールガンの弾速は速いといっても戦車砲の1.5倍程度しか出ない上に、砲弾は誘導できません。よって、対地砲撃ならまだしも、対空兵器としては全く当てにならない代物であり、アメリカが見切りを付けたのも合理的な判断と言えます。
自衛隊スゴイ系の話題は視聴率やページビューを稼げるからとはいえ、防衛省の発表を鵜呑みして報じるのは感心しませんね。

「対空兵器としては全く当てにならない代物」と断定するのは早計だと思いますよ。そもそも日本はレールガンだけで防空任務をこなそうとは考えていません。あくまで極超音速ミサイルや戦闘機、対艦ミサイルなどの経空脅威に対処するための多層的な防空システムの構成要素の中の一つとしてレールガンを活用するという構想を日本はしているのです。脅威の高まる極超音速ミサイルに対しては、対空ミサイルにより遠方から迎撃可能であるものの、交戦機会は限られています。対空レールガンと組み合わせた多層的な防空とすることで、より有効な防空が期待できるのです。脅威の高まる極超音速ミサイルによる攻撃に対し、対空レールガンによる高速度砲弾は、広いレンジでの対処手段となり得るものであり、ミサイル等と組み合わせた多層的な防空が期待できます。つまり、複数ある手数の中の一つにレールガンを加えようとしています。手数が多いことは良いことですね。


ミサイルと比べて一発当たりの単価が圧倒的に安い。高価な弾道ミサイル、変則軌道ミサイル、極超音速ミサイルなどに低コスト出来れば、ゲームチェンジャーになる可能性もある。

現行の試射のレベルでは弾体も小さくレーダーによる追跡などの射撃管制が出来ないと思う。
さすがに曳光弾は無いだろう。

他国のことはどうでもいい️日本で人を殺す銃器をを作っていて、その会社が増産させる投資をして、生産ラインを増やしたらしい。戦争特需ということは確かにあることだが、戦争を体験した国のすることではないと思う。
その反面、震災を経験していない若い子が、語り部として経験を引き継ぐと言う。
相反する行動をどう見るのか?
過去の経験を活かすも殺すも人次第。いくら儲かるとは言え、人を殺す銃器を作ることが日本の将来に与える影響はどうなるのか?
国民はもう少し将来のことを考えても、バチは当たらないと考えるのだが!

周辺国が日本への攻撃手段を一切持って無いのならコメ主に賛成ですが、現状は周辺国が数日で日本語と日本人を殲滅出来る兵器を配備しています。
コメ主の主張はヤクザだらけの街に、ピストルも警棒も持たない素手の警察しか居ないのを、奨励するのと何ら変わりません。

ナイスジョーク!誘導式でないのにどうやって不規則な軌道で動く高速飛翔体に命中させるの?
防衛装備庁の陸上装備研究所が描いているレールガンの将来構想は、対艦・対空・対地攻撃用途である。

具体的には、極超音速ミサイルや戦闘機、対艦ミサイルなどの経空脅威に対処するための多層的な防空システムの構成要素の一つとしてレールガンを活用する。

さらには、艦艇又は地上目標に対して回避が困難な極超音速での打撃を遠距離から与える手段としてもレールガンを活用する。

日本は極超音速ミサイル(HGV)の航跡予測すら可能とする高度な技術の研究開発にも既に取り組んでおり、レールガンでもこの技術が活用されると思われる。

この技術は、HGVの機動可能範囲を割り出し、HGVの軌道選択可能性を算出し、さらには予想会合点まで算出できるという優れモノ。

ちなみに、英国のジェーンズは日本が最終的に完成させようとしているレールガンの性能について「20MJ程度の運動エネルギーをもつ大口径の兵器になる」と報じている。

防衛省がまず目指しているのは40mm機関砲クラスで近接防空火器の代わりになるモノ。

大口径になると莫大な電力が必要となり、それがネックになって155mmクラスを目指していたアメリカでは中止された。
ただ防衛省は「将来”何か”飛躍的な発展があるかもしれない」と研究を続けている。これはこれでやっていても損はない。

将来、凄い兵器に化ける「かも」しれないが、今のところは莫大な電力の問題などを解決できる目途が立っておらず、実現できるのは機関砲クラスで、ミサイル防衛の代わりになるようなモノではない。

防衛装備庁の陸上装備研究所が既に試作したレールガンの口径は40mmだけど、実際に配備されるレールガンの口径はまだ未公開だよ。

それに防衛装備庁の陸上装備研究所は、レールガンを対空用途のみならず対艦攻撃用途や対地攻撃用途にも活用すると述べている。

さらには、英国のジェーンズは日本が最終的に完成させようとしているレールガンの性能について「20MJ程度の運動エネルギーをもつ大口径の兵器になる」と報じている。

現在陸上装備研究所で試作されたレールガンの充電エネルギーは5MJだから、普通に考えて運動エネルギーは5MJを下回ると思われる。

従ってジェーンズの報道が真実ならば、実戦配備されるレールガンの運動エネルギーは、現時点での試作レールガンの4倍以上もあることになる。

これらのことを踏まえると、「40mm機関砲クラスで近接防空火器の代わりになるモノ」にとどまることはないだろう。


レールガンは最後の砦としての機能しか無い近接防衛システムの域を出ない。数十キロ離れた通常のミサイル防衛システムとしては最高のシステムだが、極超音速の飛翔体にはほぼ無力だろう。つまりPAC3を補完するものでしか無いだろう。

ロケットを使わず直接キネティック弾頭を発射するわけですかね?SM3などよりスペースが節約できるだろうから搭載弾数が大幅に増やせるなどのメリットがありそうですね。弾頭は安くないでしょうけど。

すでに120発~と書いているけど、今回のは試作品で、実用砲の1/10以下のエネルギーしか出してない。それでたった120発(通常の砲は2000-3000発)しか撃ててないのが現状。楽観するようなものじゃないよ。

>実用砲の1/10以下のエネルギーしか出してない。

純粋に疑問なんですが、この部分の根拠とソースは何ですか?


レールガンの弾速は速いといっても戦車砲の1.5倍程度しか出ない上に、砲弾は誘導できません。よって、対地砲撃ならまだしも、対空兵器としては全く当てにならない代物であり、アメリカが見切りを付けたのも合理的な判断と言えます。
自衛隊スゴイ系の話題は視聴率やページビューを稼げるからとはいえ、防衛省の発表を鵜呑みして報じるのは感心しませんね。

「対空兵器としては全く当てにならない代物」と断定するのは早計だと思いますよ。そもそも日本はレールガンだけで防空任務をこなそうとは考えていません。あくまで極超音速ミサイルや戦闘機、対艦ミサイルなどの経空脅威に対処するための多層的な防空システムの構成要素の中の一つとしてレールガンを活用するという構想を日本はしているのです。脅威の高まる極超音速ミサイルに対しては、対空ミサイルにより遠方から迎撃可能であるものの、交戦機会は限られています。対空レールガンと組み合わせた多層的な防空とすることで、より有効な防空が期待できるのです。脅威の高まる極超音速ミサイルによる攻撃に対し、対空レールガンによる高速度砲弾は、広いレンジでの対処手段となり得るものであり、ミサイル等と組み合わせた多層的な防空が期待できます。つまり、複数ある手数の中の一つにレールガンを加えようとしています。手数が多いことは良いことですね。


ミサイルと比べて一発当たりの単価が圧倒的に安い。高価な弾道ミサイル、変則軌道ミサイル、極超音速ミサイルなどに低コスト出来れば、ゲームチェンジャーになる可能性もある。

現行の試射のレベルでは弾体も小さくレーダーによる追跡などの射撃管制が出来ないと思う。
さすがに曳光弾は無いだろう。

他国のことはどうでもいい️日本で人を殺す銃器をを作っていて、その会社が増産させる投資をして、生産ラインを増やしたらしい。戦争特需ということは確かにあることだが、戦争を体験した国のすることではないと思う。
その反面、震災を経験していない若い子が、語り部として経験を引き継ぐと言う。
相反する行動をどう見るのか?
過去の経験を活かすも殺すも人次第。いくら儲かるとは言え、人を殺す銃器を作ることが日本の将来に与える影響はどうなるのか?
国民はもう少し将来のことを考えても、バチは当たらないと考えるのだが!

周辺国が日本への攻撃手段を一切持って無いのならコメ主に賛成ですが、現状は周辺国が数日で日本語と日本人を殲滅出来る兵器を配備しています。
コメ主の主張はヤクザだらけの街に、ピストルも警棒も持たない素手の警察しか居ないのを、奨励するのと何ら変わりません。




ナイスジョーク!誘導式でないのにどうやって不規則な軌道で動く高速飛翔体に命中させるの?







何基で日本列島をカバーできるんだろう?

列島をカバーするようなものじゃなくて拠点や軍艦の防御用だね。北のミサイルへの対抗策は新型の迎撃ミサイルになるはずで、レールガンは切り札というほどでは…


大和並の無用の長物感
まさかこれのために原発必要とか言ってんの?!

日本の「電磁砲」が120発連射に成功したと報道された途端に、中国も120発連射成功と発表した。
機密保持は大丈夫なのだろうか?
経済から軍事までハッキングで情報を盗み出すのが「国技」の中国。
今まで以上の機密保持やハッキング対策が必要でしょう。

今は、中国の方が性能が良いはず。 特に電気を使用する家電ですら、日本製では明らかに成り立たない。 況してや、兵器なんか雲泥の差。

中国のは嘘でしょ
しょっちゅう停電で、華流ドラマでも、あ、停電だ!ってドラマのストーリーの1部に出てくるくらいだから

中国のは世界三大信用できない言葉の、中国の「できました」でしょ

早速なんらかの方法でウクライナに支援したら良い結果をすぐに確認できる日本もいつまでもボケていると、いつかは消滅してしまう